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英国で高まる「水素熱」
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英イングランド北西部カンブリア州の空軍基地には、レンガづくりの住宅が3軒並ぶ。誰も住んでいないが、水素燃料だけで稼働するボイラーが据え付けられている。英国の家屋では、天然ガスを使った暖房が主流で、二酸化炭素(CO2)排出量は国内全体の5分の1近くを占める。3軒は、CO2排出を徹底的に減らす実験の中心部だ。
英政府は2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにするため、「グリーン産業革命」と題し、...
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