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「DX野球」の主流は一発狙い
打者3000人・30万投球を分析 投球進化で連打難しく
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野球が急速に変わっている。米大リーグの2000年以降のデータを分析したところ、直球のスピードがまして本塁打の比率は上昇し、一昔前の劇画のような豪快な野球になった。データを駆使した「DX野球」による進化の側面はあるが、一発狙いの大味な試合が増えた結果、ゲームの娯楽性が低下し、ファン離れにつながっている懸念もある。
米大リーグ機構が公表する試合のデータをもとに、00年から21年の延べ3000人超の打...