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中国の商慣習、懸念相次ぐ
日米財界人会議 経団連会長「異なる価値観で秩序形成」
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【ワシントン=中村亮】経団連の榊原定征会長らが参加する日米財界人会議が2日、米ワシントンで始まった。初日は中国に対する懸念が相次ぎ、海外企業への技術移転の要求や中国版の経済圏構想「一帯一路」に伴う中国主導のルールづくりを警戒する声が出た。共産党大会後の中国に注目が集まっている。
会議は3日まで。共同声明で中国の商慣習への懸念を盛り込む方向だ。2日は榊原会長が講演し「中国が我々と異なる価値観に基づ...