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サウジ、「石油立国」に危機感
アジア歴訪、好条件狙う
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【リヤド=岐部秀光】サウジアラビアは経済や安全保障、社会の激変に直面し「石油立国」への危機感を強めている。サルマン国王は今回、日本だけでなく中国などアジアを歴訪。アジア重視の姿勢を鮮明にし、「脱石油依存」の改革に向けて各国を競わせ、最大限の協力を引き出す構えだ。
世界最大の原油輸出国のサウジが直面するのはまず、「石油立国」の限界だ。シェールガスなど新たな掘削技術が台頭する一方、自動車メーカーは車...
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