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大手銀、リスク融資拡大
劣後ローン8倍強 マイナス金利政策でも利ざや確保
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日銀のマイナス金利政策を踏まえ、大手銀行がリスク性の高い融資を拡大している。融資先が破綻した際に、返済の優先順位が低い劣後ローンの昨年の総額は前年比8倍強に急増。企業の引き合いが増えているのを受け、りそな銀行は中堅・中小企業を対象に始める。通常の融資の採算が悪化する中、数少ない利ざやが稼げる分野として競争が激しくなっている。
メガバンクは大企業への劣後ローンの貸付に力を入れる。利ざやがとりやすい...