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再編急ぐ欧州海運
貨物業務 IoT化先手
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海運市況の低迷が長引くなか、約10年ぶりにコンテナ海運業界の大型再編が進んでいる。ドイツのハパックロイドやフランスのCMA CGMが同業とのM&A(合併・買収)を決めた。ただ10年前とは違い、各社はコスト削減のための規模拡大だけを目指しているわけではない。
独第2の都市ハンブルク。市民の憩いの場であるアルスター湖に面した一等地に海運世界5位のハパックの本社はある。スピード優先を信条とする同社のロ
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