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日本の原発ゼロ方針、米「大統領が再考要請」
核不拡散や平和利用協力、枠組み崩壊を懸念
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野田政権がエネルギー・環境戦略で掲げた「2030年代に原発ゼロ」の政府方針を巡り、米政府が「オバマ大統領の意向」として強力に見直しを求めていたことがわかった。核不拡散・平和利用に向けた日米協力の枠組みが崩壊しかねないとの懸念が背景。結局閣議決定を見送ったが、あいまいな決着の火だねは今後もくすぶりそうだ。
複数の当局関係者によると野田政権が8月以降、原発ゼロの明文化に動く過程で米側は日本政府に対し...
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