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物材機構、セシウム漏れにくい材料開発
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物質・材料研究機構(茨城県つくば市)は18日、セシウムを安定して閉じ込めることができる新材料を開発したと発表した。福島第1原子力発電所の事故で拡散した放射性セシウムを吸着剤などで集めた後、長期間、厳重に貯蔵するのに役立つと期待している。実用化に向け他の研究機関などと連携していく考え。
この材料はチタン酸固化体と呼ばれ、直径約0.02ミリメートル、長さ数ミリメートルの針状。セシウムと酸化チタンを酸...
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