2021-06-19
紫陽花コーデ・2021。その2
―――――――ようやく、紫陽花にふさわしい梅雨空が戻ってきましたわ、奥さん。
…しかし土日に雨だと月曜に学校にもっていかなくてはならない小僧の『月曜セット』が乾かないので、できれば土日のどちらかは晴れて頂きたい、と思う身勝手さでございます。
さて、そんな梅雨時のふさわしい紫陽花のコーデ、その2です。
その2コーデはアンティーク方面です。
帯は今年は紫陽花コーデではずっと使いまわします!(笑)…本当に万能なんですもん。
しかしこの着物の雰囲気と馴染みすぎてメリハリがない感じにはなりましたが
着物はメガトンマーケット上尾にて540円だったもの。
秋海棠の柄だと思うが、花が間延びして貧相になってる紫陽花に見えないこともないので(笑)、ワタクシはこの着物は『紫陽花です』と言い張って活用しております。
だって、紫陽花柄のアンティークって、情け容赦なく高値じゃないのさ。
だからこの着物をメガトンで見つけた時は小躍りでしたわよ。…のちに冷静に観察してみたら『これ、秋海棠じゃね?』となっても。
――――――しかし秋海棠柄の方がむしろ見かけない珍品なのではないか(笑)
でもそうなると珍品秋海棠柄故にコーデがしにくくなるので、ここは誰にでも馴染みがある『紫陽花です』と言い張った方が、コーデの幅がぐんと広がるのでそれでいいのです。
半衿は楊柳のアンティークの紫陽花柄入り刺繍半衿。
…どこに紫陽花が?と思われるのも無理はない。
紫陽花柄は衿でほぼ隠れる位置に刺繍されておりますー(涙)
…ワタクシこの半衿、ヤフオクで他のアンティーク半衿とセットでかなり安価で落札したのですが、『楊柳だけどなんだかくすんだ肌着みたいな色だし、刺繍も撫子と謎の花かあ…』と使う気があまりなかったのですが。
よくよく観察してみたら謎の花は紫陽花。
そんでもってこのくすんだ肌着色は、肌着色だけあって肌馴染みが抜群だったのだった(爆)
ほぼ撫子刺繍しか見えないので、夏のコーデの半衿に迷ったら大概これで間に合うんじゃないか、という気がしている、実は優秀選手でした。
帯留めは『パルナート・ポック』の紫陽花。
帯締めはてんてんさんからの頂きものです。
んで、このパルナートポック帯留めに帯締め通そうとしたら、金具が取れました
いや、ただ帯締め通そうとしただけですよ?それでこんな風に簡単に取れるって…
取れた金具の接合部分見てみたらば『ああ、これじゃ横方向から力がちょっと加わっただけで取れるわ』ってな半田付けでしてね。
このように帯留めの土台に金具がはめ込める溝が作ってあって、そこに帯留め金具をはめ込んで半田付けしてあるんですが、普通、土台の方にしっかり付けますよね?
それが土台の溝部分にしっかり接合してるんではなくて、帯留め金具の細い部分、画像で見ればわかるんですが、白くなってる部分だけを半田で付けてる。
…これさあ、半田だから一瞬しっかり付いてる感じにはなりますが、普通の接着剤だったら絶対に不安定ですぐに取れちゃう付け方なんだよね。
一体どんな素人が作業したんだよ?って感じですわ。…いや、むしろ素人の方が『取れるのが怖いから』と頑丈に接合すると思う(笑)
『弊社の職人が手作業で一個一個作っている』ってのがパルナート・ポックの謳い文句ですけどね、その職人ってのが外注の下請けの下請けの更に内職、とかだったりする場合もあるわけですよ(笑)
少なくとも、ちゃんとした職人はこんな仕事はしないと思う。
最近アンティーク、昭和の帯留めを良く集めていて、金具交換しようかなーと思うものがあっても『ぐああああ、なんでこんなにしっかり頑丈に金具付いてるんだー!!』と閉口するくらいのもんばかりだったので、このパルナート・ポックの帯留めにはがっかりだよ。
つーか今の今までこんな風に金具が取れた帯留めなんか1個もなかったわけで。
こんな風に見た目重視ですぐにボロっと取れるような金具付けるんだったら、最初から市販の帯留め金具を接着剤で貼れ!!
――――――パルナート・ポックって、使用後の返品不可なんで、きっと泣き寝入りしている人多いんじゃないかなあ…
特にアフターケアをしているわけでもないですしね。
結局、このように取れてしまってるものは同じように接着剤付け直しても不安定ですぐに取れると思われたので、グルーガンを土台にグニューッと出し、その上から金具を押し付け、はみ出たグルーで金具を包み込むようにして接着しなおしましたわ。
金具がくるまれてればガッチリホールドされてる感じなので、取れにくくはなるだろう。
――――――と云うわけで、『パルナート・ポック』はデザイン重視!!お値段高いけど金具部分の強度に問題がある、と思って覚悟の上でお買い求めください(笑)
最初から覚悟してれば腹も立たない。
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…しかし土日に雨だと月曜に学校にもっていかなくてはならない小僧の『月曜セット』が乾かないので、できれば土日のどちらかは晴れて頂きたい、と思う身勝手さでございます。
さて、そんな梅雨時のふさわしい紫陽花のコーデ、その2です。
その2コーデはアンティーク方面です。
帯は今年は紫陽花コーデではずっと使いまわします!(笑)…本当に万能なんですもん。
しかしこの着物の雰囲気と馴染みすぎてメリハリがない感じにはなりましたが
着物はメガトンマーケット上尾にて540円だったもの。
秋海棠の柄だと思うが、花が間延びして貧相になってる紫陽花に見えないこともないので(笑)、ワタクシはこの着物は『紫陽花です』と言い張って活用しております。
だって、紫陽花柄のアンティークって、情け容赦なく高値じゃないのさ。
だからこの着物をメガトンで見つけた時は小躍りでしたわよ。…のちに冷静に観察してみたら『これ、秋海棠じゃね?』となっても。
――――――しかし秋海棠柄の方がむしろ見かけない珍品なのではないか(笑)
でもそうなると珍品秋海棠柄故にコーデがしにくくなるので、ここは誰にでも馴染みがある『紫陽花です』と言い張った方が、コーデの幅がぐんと広がるのでそれでいいのです。
半衿は楊柳のアンティークの紫陽花柄入り刺繍半衿。
…どこに紫陽花が?と思われるのも無理はない。
紫陽花柄は衿でほぼ隠れる位置に刺繍されておりますー(涙)
…ワタクシこの半衿、ヤフオクで他のアンティーク半衿とセットでかなり安価で落札したのですが、『楊柳だけどなんだかくすんだ肌着みたいな色だし、刺繍も撫子と謎の花かあ…』と使う気があまりなかったのですが。
よくよく観察してみたら謎の花は紫陽花。
そんでもってこのくすんだ肌着色は、肌着色だけあって肌馴染みが抜群だったのだった(爆)
ほぼ撫子刺繍しか見えないので、夏のコーデの半衿に迷ったら大概これで間に合うんじゃないか、という気がしている、実は優秀選手でした。
帯留めは『パルナート・ポック』の紫陽花。
帯締めはてんてんさんからの頂きものです。
んで、このパルナートポック帯留めに帯締め通そうとしたら、金具が取れました
いや、ただ帯締め通そうとしただけですよ?それでこんな風に簡単に取れるって…
取れた金具の接合部分見てみたらば『ああ、これじゃ横方向から力がちょっと加わっただけで取れるわ』ってな半田付けでしてね。
このように帯留めの土台に金具がはめ込める溝が作ってあって、そこに帯留め金具をはめ込んで半田付けしてあるんですが、普通、土台の方にしっかり付けますよね?
それが土台の溝部分にしっかり接合してるんではなくて、帯留め金具の細い部分、画像で見ればわかるんですが、白くなってる部分だけを半田で付けてる。
…これさあ、半田だから一瞬しっかり付いてる感じにはなりますが、普通の接着剤だったら絶対に不安定ですぐに取れちゃう付け方なんだよね。
一体どんな素人が作業したんだよ?って感じですわ。…いや、むしろ素人の方が『取れるのが怖いから』と頑丈に接合すると思う(笑)
『弊社の職人が手作業で一個一個作っている』ってのがパルナート・ポックの謳い文句ですけどね、その職人ってのが外注の下請けの下請けの更に内職、とかだったりする場合もあるわけですよ(笑)
少なくとも、ちゃんとした職人はこんな仕事はしないと思う。
最近アンティーク、昭和の帯留めを良く集めていて、金具交換しようかなーと思うものがあっても『ぐああああ、なんでこんなにしっかり頑丈に金具付いてるんだー!!』と閉口するくらいのもんばかりだったので、このパルナート・ポックの帯留めにはがっかりだよ。
つーか今の今までこんな風に金具が取れた帯留めなんか1個もなかったわけで。
こんな風に見た目重視ですぐにボロっと取れるような金具付けるんだったら、最初から市販の帯留め金具を接着剤で貼れ!!
――――――パルナート・ポックって、使用後の返品不可なんで、きっと泣き寝入りしている人多いんじゃないかなあ…
特にアフターケアをしているわけでもないですしね。
結局、このように取れてしまってるものは同じように接着剤付け直しても不安定ですぐに取れると思われたので、グルーガンを土台にグニューッと出し、その上から金具を押し付け、はみ出たグルーで金具を包み込むようにして接着しなおしましたわ。
金具がくるまれてればガッチリホールドされてる感じなので、取れにくくはなるだろう。
――――――と云うわけで、『パルナート・ポック』はデザイン重視!!お値段高いけど金具部分の強度に問題がある、と思って覚悟の上でお買い求めください(笑)
最初から覚悟してれば腹も立たない。
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コメントの投稿
ギエエエーー!😱
こんなボッキリ折れるなんて…😱
パルナートポックって割と頑丈なイメージあったんですが、気をつけねば…😹
もしよければ同じ方式でレジンで補修できますのでおっしゃってくださいね〜♬
先日紫陽花寺(三室戸寺)に行ったらこんな感じの花も咲いてましたんで、キッパリ「紫陽花です」と言い張ってよろしいかと😆
パルナートポックって割と頑丈なイメージあったんですが、気をつけねば…😹
もしよければ同じ方式でレジンで補修できますのでおっしゃってくださいね〜♬
先日紫陽花寺(三室戸寺)に行ったらこんな感じの花も咲いてましたんで、キッパリ「紫陽花です」と言い張ってよろしいかと😆
こぇぇー!パルナート・ポック
見た目が素晴らしいだけにこんな壊れ方された日にゃワタクシなら泣き寝入りですが、グルーガンでつけ直すと!なるほど。しかし横からの力に弱い帯留めなんてパルナート・ポックリに名前変えれば?と言いたくなる。
着物と帯が一体となって麗しいロングドレスのよう。こんなに涼しげな秋海棠はあり得ません。紫陽花が咲く期間は誰がなんと言おうとこれは紫陽花です!
着物と帯が一体となって麗しいロングドレスのよう。こんなに涼しげな秋海棠はあり得ません。紫陽花が咲く期間は誰がなんと言おうとこれは紫陽花です!
すいません、またやっちまった。
パルナート・ポックリの書き込みはワタクシ亜雅紗でこざいました。
紫陽花の賑わい
本日通りかかった幸手市権現堂の紫陽花が綺麗で沢山の人が訪れていました
あそこは種類が多くて見応えがあるんですよね
あそこは種類が多くて見応えがあるんですよね
てんてんさん
デザインによっても金具の付け方大きさ、違うんですよねえ…
この紫陽花ははめ込み式で後からくっ付けてる感じですが、他の朝顔とか撫子は一体型になってるし…
ああ、レジンも使えましたね、確かに。…でもレジンも割れやすい素材。粘りのあるグルーガンの方が長持ちしそうな気がします。
紫陽花、額紫陽花に特にこんな感じの貧相風味なやつが存在してますよね(笑)
この紫陽花ははめ込み式で後からくっ付けてる感じですが、他の朝顔とか撫子は一体型になってるし…
ああ、レジンも使えましたね、確かに。…でもレジンも割れやすい素材。粘りのあるグルーガンの方が長持ちしそうな気がします。
紫陽花、額紫陽花に特にこんな感じの貧相風味なやつが存在してますよね(笑)
亜雅紗さん
ええ、コメント内容、言い回しですぐに身元がわかりますわ、名乗らなくても(笑)
しかし本当にこんなに簡単にぼっきり折れるって話にならない。折れる、というか半田付けが割といい加減。
作ってる人間は帯留めなんか使ったことがないのだろうなあ、って感じですわ。思ったよりも力がかかるってのをご存じない。
…秋海棠、むしろ植えられてるのを見る方が珍しい。ホームセンターとかでもそんなに売ってるわけではないので知らない人は知らないと思います。
私は子供の頃に住んでた団地の庭に植えられてたので知ってますが。で、「ベゴニアと何が違うんだ」と思ってましたわ。
しかし本当にこんなに簡単にぼっきり折れるって話にならない。折れる、というか半田付けが割といい加減。
作ってる人間は帯留めなんか使ったことがないのだろうなあ、って感じですわ。思ったよりも力がかかるってのをご存じない。
…秋海棠、むしろ植えられてるのを見る方が珍しい。ホームセンターとかでもそんなに売ってるわけではないので知らない人は知らないと思います。
私は子供の頃に住んでた団地の庭に植えられてたので知ってますが。で、「ベゴニアと何が違うんだ」と思ってましたわ。
ダンシングジャイアンさん
ああ、そう云えば権現堂にも紫陽花がありましたね。
撮影御用達の植物園の紫陽花、今年はかなり伐採されててあまり蕾がなかった…(涙)
撮影御用達の植物園の紫陽花、今年はかなり伐採されててあまり蕾がなかった…(涙)
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