名古屋港にPCR検査所 愛知知事「検査数増やす」
愛知県の大村秀章知事は20日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染の疑いのある人からドライブスルー方式で検体を採取するPCR検査所を、今秋にも名古屋市港区にある名古屋港の「ガーデンふ頭」に開設する考えを明らかにした。
県内感染者のうち名古屋市民が占める割合が多いとして、大村知事は「名古屋の検査件数を増やしたい」と述べた。1日当たりの検体採取数は500件で、20日に開設した東浦町の「あいち健康の森健康科学総合センター」駐車場の検査所と合わせて、千件を目指す。
両検査所と医療機関での検査拡充などにより、11月下旬には1日当たり約3千件に能力を引き上げる予定だ。