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音楽の「推進力」みたいなものは何によってもたらされるのでしょうか。 https://youtu.be/DDya5jhUeGo?&t=434 https://youtu.be/XTQPow1T5tI?&t=424 https://youtu.be/gyk6OS3TOLM?&t=393 テンポ自体はほぼ同じでも上にいくほど「推進力」みたいなものがあります。

補足

ジュリーニ https://youtu.be/uR-1RE35iPA?&t=328 バーンスタイン https://youtu.be/WP4xBozMHA8?&t=342 ガーディナー https://youtu.be/6JgreR9Y3vg?&t=261 サヴァリッシュ https://youtu.be/EFmRqMG1j2A?&t=273 追加です。 テンポが同じくらいの録音を探すだけでも結構大変ですね。 それぞれ上の方が推進力?みたいなものがある気がします。

1人が共感しています

回答(5件)

回答になっていませんが、とても興味深いご質問だと思います。 私自身、趣味で作曲をやっています。当初はポップス系だけでしたが、近年では吹奏楽やオケ曲も作曲し、複数の賞に応募しています。 せいぜい一次予選を通過したことがある程度の腕なのですが、主様と同じような疑問をずっと持っていました。このご質問と、それに対する回答を見るだけでも、とても参考になりました。 目下、朝日作曲賞に応募するための楽曲を作曲中です。 技術のない私は、抑揚、テンポを変える、ffを効果的に使う、くらいしか思いつきません。

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一番の違いは頭打ちの弾き方。 推進力があると感じる方は一拍目以外がかなり軽く聞こえるので、ワルツのような抜きのある音楽に感じられます。対して推進力がない方は全ての拍をしっかりと弾き込んでおり、重厚感があります。 ただ推進力がない方は音量バランス的に伴奏が大きいので、録音環境の違いも多分に影響しているように感じられます。 あとはメロディーのフレーズの取り方もかなり違います。 推進力がある方は音量変化を大きくつけているので、それによるうねりが感じられ推進力が生まれています。よく言えばドラマチック、悪く言えば作為的。 無い方は伴奏と同じく割と全ての音をしっかり弾いているので、良く言えば重厚、悪く言えば重いと感じられます。

2番目より3番目の方が推進力がある様に聴こえます。 https://xn--i6q789c.com/gakuten/keishiki.html テンポは必ず戻すのですが、 「小節・動機・小楽節・大楽節」 何れで戻しているか、細かくはどうなのか、で推進力の違いとして感じます。 楽器を習ったのなら小節の役割を習った筈ですよ。 現代の指揮者はあんまりやらないのですが、小節内の拍は等分割ではなく、四拍子なら最後の拍が長めになります。この伸縮で推進力を出します。ロシア系指揮者が得意とするところでした。

この場合はメロディの捉え方と拍の揺らぎのように思います。 下2つはメロディを2小節(8拍)単位で区切っていて拍の取り方もメトロノームのようにジャストに聞こえます。 一番上の演奏は、8小節を1つのメロディとして演奏しているように聞こえるので、他の演奏のように2小節毎に切れている印象が薄いのと、メロディの拍の取り方もジャストではなく1拍目が少し短くて2拍目に早く移行することで「推進力」を生み出しているように感じます。もちろんその後の3,4拍目で長さを調節して次の小節にはジャストのタイミングで入るので、演奏が破綻することもありません。

録音の音質の違いの様な気がします。どれが良い悪いではなく、高域の伸びやホールの残響、録音しているマイクの違いなど、それぞれに個性があります。 個人的に音質は上も下もいちばん伸びがあるかなと感じました、それが少なからず影響しているかと思えます。 仮に、 ・同じホールで ・同じ時代に ・同じ録音環境で 録音すれば、もしかしたらそんなに違いは感じないかもしれません。 あとは指揮者の解釈の違いでしょうか。