2025-11-29

発達障害として生まれた。ずっと死にたい

タイトルの通り。

知的障害は伴わなかったが、コミュニケーション能力は極めて低く、自分では周囲と同じことをしているつもりでもなぜだかいつも浮いてしまい、集団に溶け込めたことがなかった。

小学校中学校入学当初などは一時的にどこかのグループに入れてもらえたりするのだけれど、気付かない間に何かをやらかし、徐々に距離を置かれるようになり、友人だったはずの子たちは皆そっけなくなっていった。

体育も、遠足も、修学旅行も、運動会も、いつも孤立していることが恥ずかしく、それを誤魔化すのに必死だった。

他人と違う事、一人だけプロトコルが間違っている事が孤立する原因なのだ経験から学習したことにより、大人になるにつれて今度は過剰適応と言われる状態になっていった。

過剰適応とは読んで字のごとく、環境適応しようとして過剰に言動を抑圧したりする事なのだけれど、常に人からどう見られているか不安を抱き、緊張し続けていることによって、ただ学校へ行くだけ、会社へ行くだけで、ぐったり疲弊してしまうようになった。

おはよう」と挨拶されて、「おはよう」と返す。

何も難しいことなどないやり取りのはずなのに、「姿勢や表情は不自然ではなかったか」「もっと明るくするべきだったんじゃないか」「声のトーンや大きさもあれで良かったのだろうか」「おはようと言われたのは、本当におはようという意味なのか」「何か他のサインを見落としていたんじゃないだろうか」と、不安無限に湧いてくる。

私はまた何か間違ってしまったんじゃないかと。

しかし、何か間違っていたとして、その答え合わせができることはない。

知らないうちに非常識だと評価され、知らないうちに信用を失い、知らないうちに疎まれるようになっている。

そうなってからやっと、自分がどこかで何かを間違えたことを知るのだが、それが何だったのかは永遠にからないのだ。

そういう社会生活を送っているうちに、適応障害で体調を崩すようになって転職し、数年後、重度の鬱病となり、そこで初めて発達障害可能性を指摘され、診断を受けた。

親は「納得がいかない」と言っていた。

多少育てにくいところはあったけど普通だった、障害があると感じたことはないと、そう言うのだった。

私はその言葉を聞いて、なんだかひどく落胆した。

中学の時も高校の時も会社員になってからも私はずっと「学校行きたくない」「高校辞めたい」「もう全部嫌だ」「死んだ方が楽な気がする」と思っていて、それを親に思い切って打ち明けたこともあったはずだったのだけれど、親にはありふれた愚痴しか聞こえていなかったのだと、その時やっと知ったのだった。

診断を受けてから、色々なことを思い出した。

家族の中でも浮いていて、特に父親からはうっすら嫌われていることを幼い時から察していたこと。

親族が顔を出す行事兄弟が呼ばれる時、私には連絡がないこと。

姉妹結婚式に「あなたは出席しなくて良いからね」と言われたこと。

あ〜そうか、そうだったのか。

私はあなた方にとっても、恥ずかしい存在だったんだな。

ましてや障害者なんて事になったら、ますます頭を抱える思いだろう。

だけれど、こう言うと子どもじみているけれど、私だってまれたくて生まれたわけでなし、自分存在最初からなかったことにできるならどれほどいいかからない。

住んでいる賃貸死ね大家や近隣に迷惑がかかり、公園死ねばそこで憩う住民迷惑がかかり、道路線路死ね運転手に多大な傷を負わせてしまう。

川やビルで死のうと思ったがどうしても足が竦んだ。

自分の生に始末を付けるのは私にはあまりにも難しい。

本能的な恐怖と絶望感に涙をぼろぼろとこぼしながら死ぬのを諦めた時、赤の他人が何も考えずにセックスした責任を取るために、なぜ私がこんなに苦しまなければならないんだろうなとぼんやり思ったりもした。

そんな恨み言を言ったところで、高齢となった親を無用に傷つけるだけだとも思うので、それから10年、家族親族とはただ連絡を断っている。

私は現在診断基準では知的障害を伴ってはいないが、対面の会話の際は言葉がろくにまとまらず、内面の表出はままならない。

デイケアで知り合った人は(日常生活に支障はないため、おそらく軽度の)知的障害がある人だったが、彼女と話していると、内面思考(その思考の形が定型発達の人と同じであるとも限らないが)はあるのに、それを伝えられないもどかしさを強く感じ、その苦しさに共感する。

私たちは、生きているだけでいつも苦しい。

そして私はずっと死にたい。この社会が私のような者の存在を受容する余裕がないのはよくわかった。発達障害であるとわからなくても苦しかったが、わかった後はわかった後で、それでもどうにもならないのが苦しく、更には社会にある差別意識がはっきりと感じられるようになったのが苦しい。

発達障害もだけれど、発達障害に関連するさまざまな不調、不具合毎日何かしら体調が悪いのも苦しい。歯科治療ができなかったために歯はボロボロだし転職を繰り返して経歴もボロボロだ。理解のある彼くんがいない代わりに精神疾患偏見を持つ上司くんがいるので、うかつに通院のことも言えない。

ふとした瞬間というか、毎秒死にたいのを、抗鬱剤精神安定剤ではぐらかしながら生活している。

いつまで続くんだろうね、本当に。

  • 遺書増?

    • 遺書増何?って思ったけど今遺書増読んだ もう全部めちゃくちゃわかる⋯ 先にあれ読んでたら投稿しなくてよかったかもしれない

      • あの子供がガイジで病んだエリートのnote読んで発達のみんな荒れてるのかな

  • 生まれただけで丸損よな

  • たまたま見つけたいとこの裏垢で、父方のいとこが私を除いてみんな入ってるLINEグループの存在知った方ある ちなadhd

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