G20閉幕、米関税で「不確実性」 反保護主義の機運は停滞
G20閉幕、米関税で「不確実性」 反保護主義の機運は停滞
【ワシントン=竹内宏介】20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議が24日(日本時間25日)閉幕した。米トランプ政権の関税措置を念頭に「不確実性が経済にもたらす影響や懸念がいっそう高まった」との意見が相次いだが、共同声明などはまとまらず、反保護主義に向けた機運は高まらなかった。
春の会議では近年、共同声明をまとめていない。議長国の南アフリカは今回、共同声明に加えて議長総括の発表も見送った…
