相続手続き、手間少なく 預金・不動産で一括照会可能へ
相続で遺族などが直面する煩雑な手続きの効率化が進みそうだ。2024年3月から被相続人(亡くなった人)などの戸籍情報について本籍地が遠かったり、生前の転居などで請求先が複数あったりする場合に最寄りの役場でまとめて取得できるようになったのに続き、故人の財産を一括で照会できる制度が預貯金では25年3月末をメドに、不動産では26年2月に始まる予定だ。それぞれの制度を活用し、相続に役立てたい。
戸籍集め、最寄りの役場で
誰かが亡くなると、親族は故人の財産などを引き継ぐ相続に直面します。相続で「誰が・何を・どう分けるか」については法律で決まりがあります。対象となる財産にはどんなものがあるのか、相続人はどう決まるのかなどをわかりやすく解説します。
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