食用コオロギのグリラス破綻 SNS炎上で取引先撤退
食用コオロギを養殖・加工する徳島大学発のグリラス(徳島市)が、創業から5年で経営破綻した。コオロギ粉末はタンパク質やビタミンを補う健康食として注目されたが、昆虫食を嫌う人らの標的となりSNSで炎上した。取引先企業の撤退が相次ぎ、コオロギを食の選択肢に育てる挑戦は挫折を余儀なくされた。
グリラスは7日付で徳島地裁に破産手続きの開始を申し立てた。負債額は約1億5000万円。同社は徳島大でコオロギの発...
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