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公共事業、GDPをかく乱 予算使い残しで下振れ
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公共事業が経済成長率を押し上げる効果に疑問が出てきた。相次ぐ経済対策に盛り込まれた多額の公共事業費は実際には使い残しが多く、需要増に至っていない。2012年度の国内総生産(GDP)は公共投資が見込みを下回り、経済成長率が0.5ポイントも下方修正された。見かけだけの公共事業を積み上げてGDPを過大に見積もれば、財政再建の先行きにも影響が出る。(加藤修平)
7~9月期のGDP改定値が公表された9日。...
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