震度6弱以上の確率、四国・九州で上昇 南海トラフ想定変更
政府の地震調査委員会は20日、全国各地で今後30年以内に震度6弱以上の大きな揺れに見舞われる確率を示した2013年版の予測地図を発表した。東海沖から九州沖の南海トラフ巨大地震の想定マグニチュード(M)を大きく見積もるなどした結果、四国から九州にかけて確率が上がった。
高松市が44%から58%に、宮崎市も46%から54%に上昇した。東海地震が単独で起きる想定をやめ、南海トラフ全体の地震を考慮したことで、静岡市の確率は90%から65%に下がった。