居酒屋「鳥どり」など17店、メニューと異なる食材
サントリー系居酒屋チェーンのダイナックは13日、運営する居酒屋「鳥どり」など17店舗の11商品で、メニューと違う食材を使用していたと発表した。「黒豚」と表示しながら黒豚ではない国産豚を使用していたり、「養老豚ベーコン」との表示で養老豚ではないベーコンを使ったりしていたという。
東京都千代田区にある居酒屋「鳥どりトラストタワー店」では9~10月下旬まで、コース料理の「秋野菜と黒豚のセイロ蒸し」で、黒豚ではない別の国産の豚を使用していた。大阪市中央区のバーレストラン「燦 OBPツインタワー店」では、「秋茄子と養老豚ベーコンの秋茸グラタン」で、養老豚を原料としていないベーコンを使っていたという。
ダイナックは「意図的ではないが、消費者に偽装表示と疑われても仕方がない。再発防止に取り組む」としている。