橋下氏「維新八策は公約ではない」 党綱領と位置付け
地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹・大阪市長は9日、これまで事実上の次期衆院選公約としてきた政策集「維新八策」について「公約ではない。価値観が一つになれるか試す軸、分岐点だ」と述べた。八策は新党「日本維新の会」の党綱領との位置付けになるという。
八策は道州制など実現に時間がかかり衆院任期の4年間では実現が難しい項目が多いことから、「党綱領」として長期的な目標に位置づけを変更する狙いがあるとみられる。八策とは別に「個別政策集」をまとめる予定で、これを正式な公約とする方針だ。
維新は8月末、八策最終案を公表。衆院定数の半減や消費税の地方税化、道州制などを掲げている。