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川口参院環境委員長を解任 衆参通じて初

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現行憲法下で初の委員長解任。参院は川口順子環境委員長の解任決議を賛成多数で可決(9日)=テレビ東京

現行憲法下で初の委員長解任。参院は川口順子環境委員長の解任決議を賛成多数で可決(9日)=テレビ東京

参院は9日午前の本会議で、自民党の川口順子環境委員長の解任決議を民主党など野党の賛成多数で可決した。参院の同意なく中国での滞在期間を延長したのが理由。川口氏は国会法の規定に基づき、直ちに解任された。委員長解任決議の可決は現行憲法下で衆参両院を通じて初めて。

自民、公明両党は解任決議に反発し参院予算委員会を欠席していたが、採決で決着がついたとして審議に復帰し、国会は正常化する見通しだ。

川口氏は本会議後に記者会見し「委員長に代理を立てることができたのに野党は拒否した。国会の判断は誠に理不尽だ」と抗議。菅義偉官房長官は記者会見で「職務を怠ったり議会を軽視したりしたわけではなく、大変残念だ」と述べた。

川口氏は4月23、24両日に滞在する許可を参院から得て訪中。滞在中に25日に中国の楊潔●(ち)国務委員との会談が入ったため延長を申請したが野党多数の参院は許可しなかった。川口氏は滞在を延長して25日の会談に臨み、同日に予定されていた環境委は流会した。

本会議では、民主党の松井孝治氏が「委員会を流会させたのは委員長として不適格のそしりを免れない」と決議の趣旨を説明。反対討論に立った自民党の中原八一氏は「滞在延長は国益に貢献する意義があった」と強調した。

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