イオン、ペットの葬祭サービスを開始 9月から首都圏と関西で
イオン(8267)は31日、ペットの葬祭を受け付けるサービスを9月1日から始めると発表した。年中無休で24時間対応のコールセンターを通じてペットの葬儀に対応する霊園を紹介する。犬や猫など動物の大きさによって、葬儀から納骨までにかかる一括プランを作成し、明確な料金体系を提示する。
まずは首都圏の1都3県と、近畿圏の2府4県でサービスを展開する。引き取った後に火葬と供養をして埋葬まで対応する「合同葬」のプランは首都圏の場合、2~15キログラムの犬で1万7000~2万円になる。イオンは契約に応じて霊園から手数料を受け取る仕組み。
イオンは2009年9月から葬祭事業を開始しており、消費者からペットの葬儀を受け付けていないのかという相談が近年目立つようになってきたという。今後は提携する霊園の数を増やしながら、来春にも中部や北海道での展開を目指す。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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