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JR東海、「ドクターイエロー」車内を初公開

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JR東海、新幹線の点検車両「ドクターイエロー」車内を初公開(26日、浜松市)

JR東海、新幹線の点検車両「ドクターイエロー」車内を初公開(26日、浜松市)

JR東海は26日、浜松工場(浜松市)で東海道・山陽新幹線の総合試験車、通称「ドクターイエロー」の車内を初めて一般公開した。今年10月1日、東海道新幹線が開業50周年を迎える記念イベントの一環。2日間で400組(1組最大5人まで)の募集に113倍の応募が殺到、抽選で選ばれた家族連れや鉄道ファンらが駆けつけた。

ドクターイエローは、10日に1回程度、東京―博多間を往復して、架線やレールの異常を発見する新幹線用の点検車両で、黄色い車体が特徴。

この日は、レールを測定し表示するモニターや架線の状態を見られるガラス張りの窓のある車両に乗り込んで車内を見て回った。

ドクターイエローは乗客が乗ることがない車両のため、走る区間や時間は非公表。一般の人が目にするのはまれで「東京駅に停車している時など、あっという間に人が集まって記念撮影が始まるほどの人気がある」(JR東海広報部)。

この日の公開に駆けつけた男性は「見つけたら幸せになれる電車ですね」と話していた。(映像報道部 近藤康介)

 ▼ドクターイエロー 黄色い車体が特徴で「ドクターイエロー」と呼ばれるが、正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」。7両編成で、営業車両と同じ最高時速270キロメートルで走りながら、架線の摩耗やレールのゆがみなどの異常をミリ単位で発見する。通常7人前後が乗り込んで検査にあたる。開業以来、乗客の死亡事故ゼロを続ける新幹線の安全を支え続け「新幹線の用心棒」の異名ももつ。初代が作られたのは東海道新幹線開業から10年たった1974年、新幹線専用の点検車両として誕生した。今回公開されたのは3代目にあたり、JR東海とJR西日本が1編成ずつ所有している。東北新幹線などを運行するJR東日本の場合、車体は白で「East i」という。

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