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脱・知識偏重へ大学入試改革 「新試験」導入へ
教育再生会議提言
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政府の教育再生実行会議が達成度テスト(仮称)の創設を柱とする大胆な大学入試改革案を提言した。国際社会で活躍するグローバル人材の育成が求められる中、知識偏重の入試から脱却し、意欲や適性も含めた多面的な人物評価で大学進学者を選抜するのが目的だ。だが、同会議は実施科目や実施主体などを示しておらず、制度設計に向けた課題は多い。
大学入試センター試験が始まって今年で23年。「合否判定が1点刻み」「1回勝負...