この記事は会員限定記事です
日本郵政、買収戦略に甘さ 豪子会社の改善見通せず
[会員限定記事]
日本郵政が過去に買収したオーストラリアの物流子会社トールを巡り、2017年3月期決算で巨額の「のれん代」を一括で減損処理する。国内郵便市場の縮小が続く中、成長の切り札にした国際物流路線があだとなった。帳簿から負の遺産を消すことで日本郵政株の追加売り出しへの影響を避ける狙いだが、株価低迷や戦略の行き詰まりで先行きは不透明になっている。
日本郵政は5月中旬に17年3月期の決算発表を控えている。これま...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1373文字
関連企業・業界
企業: