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ビール系の税見直し延期、配偶者控除も 軽減税率を優先
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政府・与党は2016年度税制改正で、ビール系飲料の税率見直しを見送る方針を固めた。ビールを減税し「発泡酒」や「第三のビール」を増税することを検討してきたが、消費増税時に導入する軽減税率の制度設計を優先する。働く女性の意欲をそいでいるとの指摘がある配偶者控除の縮小・見直しも先送りする。来夏に参院選を控え、増税色の強い税制改正は控える。
与党は昨年末にまとめた15年度税制改正大綱に「酒類は税率格差を...
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