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パチンコ台大量回収へ、不正改造で警察庁要請 数十万台か

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不正改造されたパチンコ台が出回っているとして、警察庁が業界団体に早期回収を要請していることが24日、同庁への取材で分かった。不正改造はギャンブル性を高める目的とみられ、玉の流れを左右するくぎが曲げられているという。

メーカーの業界団体「日本遊技機工業組合」(日工組)は大規模な自主回収に乗り出す方針で、対象は数十万台に上る可能性がある。現在、全国に流通しているのは約295万台。

警察庁によると、くぎが不正に曲げられ、台の中央入賞口(始動口)の両脇にある「一般入賞口」に玉が入りにくいようにしてあった。一般入賞口に入る「小当たり」が少なくなることで、客は中央の「大当たり」を狙うしかなくなる。風俗営業法では一般入賞口に入る確率などが定めてあり、10分間で数十個の玉が入る必要がある。

不正が行われているとの指摘などが相次ぎ、警察庁が業界団体でつくる「遊技産業健全化推進機構」に調査を要請。同機構が6~8月に全国のパチンコ台258台を抜き打ち調査したところ、10分間で一般入賞口に玉が全く入らない台が6割を占め、残る4割も10個未満だった。

警察庁は日工組に調査を指示。日工組は11月、メーカーの出荷時に不正改造が行われた可能性があると報告し、自主回収する方針を示した。

警察庁は風営法に違反している恐れがあるとして、店舗側の業界団体にも日工組と協力して早期回収を求めている。

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