2007年06月13日 (水) | 編集 |

~空白の惑星への恐怖~
前作は、俺的にイマイチだったので(統一性がないという理由)で、
新譜は、どうするか実は悩んだ。
結論から言えば、悩むこたぁ~無かった!!スゲ!良い!(笑)
トータル・コンセプトと言う事も食指を動かされた理由。そして、このジャケね!(爆)
なんでも、コンセプトのテーマは「引きこもり」らしい。
Tommyのi-podで、今へヴィ・ローテーションしておりまする。
大当たりぃ~♪
彼らの音楽には「対比」って言葉が良く似合うと思う。
静と動。温と冷。躁と欝。
心に刺さるような酷使的表現があると思えば、次の瞬間は、癒される空間。
その手さばきこそが、彼らの武器とも言えるだろう。
この現実と非現実を行き来する役割。それは失われた「行き場のない心」
この子供達の写真を観てるいると、どうしても、ストリート・チルドレンを連想させる。
未来に夢を見られない子供達。輝きを失った瞳。
それでも、何かを求める心。愛に飢えている。彼らは愛に飢えている。
自分はここにいるんだ。でも、誰も気づいてくれないなら消えてなくなろう…。
「お母さん、聞こえる僕の声?お母さん、どうして僕を産んだの?」
そんな声が聞こえて来るようなアルバムだ。
不透明な輝きの中で、暗く美しく広がる世界は、きっと、あなたの心を
動かすだけの力があるだろう…。泣けます…。
50分足らずの、この危険物の中で、あなたは、何を思うのだろう?
で、今日は、久々に前作を聴いてたんだけど、凄く良いじゃないの…(大汗)
前作ダメだと思った人は、このアルバムから先祖がえりすると良いかも?
※1番最後のページに顔だけくり抜かれた子供の写真があるんだけど
顔の部分が、どうしても「海」に見える…。
※はぁ?音について触れていない?
確かに!!しかし、彼らの音について、あーだ・こーだ言うのは
もやは必要ないかと…。聴いてもらわないと!(爆)
TSUTAYAにね「普通の音楽が聴き飽きた人のために」って、コーナーがあってね、
そこに、シガー・ロス、レディオヘッド、モグワイ、CAN等が置かれてた。
PORCUPINE TREEも、そこに仲間入りするのかなぁ~とか、くだらない事考えていた。
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