放置ぎみで、ずびばぜん!m(_ _)m
あこがれ/Lacrimosa'09
2009年06月06日 (土) | 編集 |
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スイスのゴシック・ロック・バンド、ラクリモーサの10枚目のスタジオアルバム。
耽美で幻想的な作風は変わることなく、更にスケール・アップした
彼等独自の世界を形成している。

…ということで、かなり久々に新譜を買いました!!(笑)
だって、夢にまで観た来日公演があるからね!!
最近の彼らからは、少し離れていたので、本当に久しぶりです。10年振り?
ジャケ写は、なんとなく、つまらんね?チープってかさ!!
これ、火に色があるのと、無いのとあるんだよね。どこが違うんかね?
(別バージョン入りの、スペシャル・エディションLP?)

私は、この妖しい2人が好きでね!!(笑)

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私の中では、1997年の『Stille』を、超えるアルバムは出ないだろうと思う。
かなりプログレ色が強くて、本当に、頭から尻尾まで、インプットされてる。
これは、個人的好みによるものだから、人それぞれ感じ方は違うと思うけどね。
しかも、全作品を聴いたわけでもないという、かなりいい加減!(爆)

それに比べると、シンフォ・ファンからも、メタル・ファンからも、受け入れられやすい
作風であると思う。彼らの世界ってのも、かなり独特だよね。
時に、ノスタルジックであったり、へヴィーでメタリックであったり。

私は、3曲目『A.u.S.』が、特に大好き!!涙出てくるもんね。
何しろ、切なくて、美しい曲なんだよね…。2人の絶妙なハーモニーに、うっとり。
オーケストラの奏でる、この切ない楽曲。孤独。。。。
7曲目は、ピアノで静かに流れる曲だよ。静寂。。。。
途中で、壮大な流れになりつつも、静かに静かに流れて行くよ。
あ~良いなぁ~このナンバーも、美しいね。
8曲目も、儚く淡い感じの曲だよ。映画のワンシーンに出てきそうな。
9曲目も、ヤヴァイぞ!!ヴァイオリンが効いてて、痺れるのぉ~!!
ラストは、かなりメタリックなナンバーだよ!展開が凝ってて、プログレチック?
凄い終わり方だなぁ~まるで劇場の最後の場面みたいだ!!

英語で歌われてるナンバーも、何曲か、散りばめられているよ。

大好きな『Stille』より


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Eternity /ANATHEMA '96
2008年05月13日 (火) | 編集 |
eternity

美しいジャケットではないか!ねぇ?(笑)

以前、アマラドさんが、猛プッシュしてたバンドの、名盤と歌われた3rdですね!
今回、SANEさんが、レヴューしてくださったので、じっくりと味わうことに!(笑)
英国産ゴシックと呼ばれてるみたいだけど、なんか不思議なんだよね…。
曲によっては、完全にプログレだし、Heavy Metalのような側面もあるし…。
私の中のゴシックとは、ラクリモーサみたいのだし!(爆)

壮大なオープニングナンバーで、1回倒れる!バタ!(笑)
もうね、美しいピアノと、ギター~ウットリため息ものよ!!泣いてるの。ギターが!
このアルバムの目玉は、2曲目よ!!
1~3曲目って、なんとなく繋がってるのよね。
SANEさんが、Camel的と表現したのは、この曲だと思うの。(勝手な想像)
私は、ブラジルのTEMPUS FUGITを、まず連想したわね!!
曲もだけど、雰囲気が非常に似ている。ギターのトーンや、ナレーション起用など。
この曲で、ピンと来た人には、TEMPUS FUGITを是非聴いて欲しい。
「Tommyの言ってたのは、このことだったのか!!」
と、歓喜の雄たけびをあげるだろう!(爆)


そして、5曲目のイントロ!!このギターもヤヴァイね!!

TEMPUS FUGITにしろ、このANATHEMAにしろ、日本では、まだまだ
知名度低いバンドって気がするんだけど、本当に勿体無いよね!!
ただ、Voラインが少し弱い気がする。これが耽美的で良いのかもしれないけど…。
今作から、Voがチェンジし、作風も大きく変化したという事だから、
できれば、前作を聴いてみたかったりするな。。

Pink Floydのカヴァー"Hope"等も、このアルバムは入ってるんだね!!

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詳しいサイト

In this Room/3rd and the Mortal'97
2007年09月04日 (火) | 編集 |
inthisroom
↑こちらよりお買い上げいただけます。(1枚も売れないのよね…)

『これぞ、まさしく名盤シリーズ・第6弾』

ノルウェー出身のゴシックメタルバンドの3rdです。
輸入盤と国内盤は、ジャケが違うと言う事ですが、オイラのは、これです。
良く見るとね、右下に小さな羽根の生えた妖精みたいのがいるの!!

1stは、見つかりました。デスメタルの後のトラックに入ってました!(大汗)
彼らの1stが世間的には、評価が高いようだけど、3rd聴いて…。
「ヤヴァイ」「凄い」とか言う言葉は、もはや陳腐になってしまいました。

超危険っす!!

こちらのサイトでは、このように形容してらっしゃいます。
普通の美しさではなく、「病的な美しさ」とでも言う類いのものです。
例えるなら、頚動脈を絞められて酸欠で意識がなくなる寸前の気持ち良さというか...。


私の大好きなkariは、1stリリース後に脱退してたのね…。
新しい女性VoのAnn-Marie Edvardsen(アン=マリー・エドワードセン)
この人の表現力、歌唱力、そらぁ~~凄まじいです!!
この人の表現力と匹敵すると言ったら、「アフロディティスの666」で
『∞』を熱唱する女優並ですよ…。。驚異の世界…。

そして、全体を包み込む雰囲気は、暗い。陰鬱。
1stのMetal色は完全に影を潜め、非常にアヴァンギャルドであり、
プログラミングを多用した浮遊感的不思議世界。
唯一、温かいのが、ギターの音色。非常に優しくてホロリと来ちゃう。

特に、オイラが固唾を飲んだのは、5曲目『Sophisticated Vampires』
不協和音の洪水の中を、怪しく語り歌うAnn-Marie Edvardsen。
完全に発狂したかのような歌は、危険度100%!!
表現力以上に、かなりの音域を持つVoだと思う。

幽玄美とか耽美とか言う世界観は、完全に突破しちゃってます…。
あっちの世界へ誘いたいと言う変わってる方は、是非チャレンジしてみてください。
戻れなくても責任は、一切負いません!(爆)

1stはね~このアルバムよりMetal色もあり、淡々としていますね。
だから、オイラには、少し物足りないの。好き好きですけどね。

オフィシャル
余談
お食事の支度をしながら、8曲目を聴いていた時、Rieが朱雀のリハから帰って来た。

「お母さん、ビョーク聴いてるの?」

確かに、この救いようのない雰囲気は、似てるかも!(爆)
(曲によってだけどさ)

中身が違う…。。。
2007年09月03日 (月) | 編集 |
tears laid
Tears laid in Earth - 1994(1st)

私の大好きなkariが、かつて在籍していたBAND。
久しぶりに聴いてみようと、ステレオにセットした瞬間…。

デスメタルの中でも、かなりへヴィな音が!!♪およよ…。。

「これ違う…」「…って事は、中身は?」

探したけど、山程のCDから見つけられず…メゲルぞ!俺!

ショック~~!

仕方ないから、3rd『In this Room』でも聴くか…。。。
今、流行の女性Voをフューチャーしたゴシックとは、一味も二味も違う…。。。。

De lumiere et d'obscurite/Dark Sanctuary'2000
2007年03月09日 (金) | 編集 |
darksanctuary

フランス産、ダークなゴシック。2000年1stアルバム(Metal色は無い)
美しい女性ソプラノ、バイオリン、バグパイプ、キーボード等の男女6人組。

随分前に、西新宿の地獄で購入!!2面見開きのデジパック。
今、アマゾンで調べたら、8800円なんて値段がっ!!!
てか、アマゾンにあることが驚き!!
昔は、西新宿行かないと手に入らなかったよな…。
まず、このジャケの素敵なこと!そージャケ買いです!(笑)

こんな、知られてないBANDのレヴューなんてないだろうと思ったら、
緑川とうせいさんと、のじーしゃんは、やってますな!流石ー!

俺ね、今人間不信に陥ってます。
人を信じたい。でも、信じられない時もあるんですよ。
ずっと、胃が痛いです。。。


そんな時は、こんな荘厳で優しく人の心を包む静かな音楽に
身を任せたくなります。
これは、簡単に表現すると「母性刺激型天国音楽」かな?

温かく包み込まれる…母の手の中で、うつらうつら眠る。
遠い記憶の中で、忘れかけていた懐かしい思い出…。
お父さん、いまどこにいるの?
私の事覚えていてくれてる?おとうさん…触れたいよ…。

この音楽聴いてると、自然と涙が出てくるの。
それは寂しい涙なのか、嬉しい涙なのか自分でもわからない…。

オフィシャル視聴できます!
dsfoto


Spindelsinn/Kari Rueslåtten
2005年08月24日 (水) | 編集 |
kari

随分昔に、ネットのお友達からいただいた代物です。(左)
も~凄く不思議な世界観があって、PC立ち上げると、こればーっか、毎日、毎日聴いてましたね。今、聴いても、やはり素晴らしいです。彼女の声、そして、この作品全体から漂う森林浴にも似た爽快な空気と、静寂。言葉で説明するの難しいや!!

買って聴いてみてくれぃ!(爆)

絶対に損は、させねぇよ!保障する♪

元THE 3RD AND THE MORTALの女性Vo. Kariのメジャー・デビュー作となった2ndソロ。トラッドの要素を内包した暗黒美作品。

プログレおやじの所にもレヴューが載ってるな…プログレなのか?
97年に満を持してリリースされたメジャー・デビュー作。通算2作目にして、彼女の最高傑作。04年のライヴ2曲をボーナス・トラックとして追加収録した、リマスター05年版。ヴァイオリン、チェロ、フィドル(ANNBJORG LIEN)といった生のストリングス・アンサンブルと、シンセ類を効果的にミックスし、トラッド風味を詩情でファンタジックにコーティグ。ノルウエーの森に潜む妖精のような瑞々しく透明感のある彼女の美声全身に浴びてリフレッシュ。女性ヴォーカル・ファン必聴。ノルウエー語。紙スリップケース付き。
こんなの出てたのね…買わないと…。。写真右は、最近出た4枚目『other people's stories』これは、持ってないけど、どうなんだろう?

オフィシャル