fc2ブログ

マグネチュード積算図(大隅半島東方沖周辺)

[地震解析]大隅半島東方沖周辺での最大のピークは1996年10月の種子島近海でのM6.4時。震源深さは40km(緑)で発生。ごく浅い震源は1985~2008年での発生がなく、この空白期間の約10年後に発生している。この空白期間辺りから頻度の増加や地震規模のばらつき幅に増加傾向が見られる。最も多い震源深さは30km(黄緑)で、特に2000年以降でその比率が増加しており、種子島近海でのM6.4により、より浅い震源へと活動の中心が移行したと見られる。
[12/2更新]グラフ見直し・更新。今年8月に最大に次ぐ積算値のピークが発生。震源深さは20km(橙)を中心としており、浅い方向への震源シフトが懸念され、年間地震発生数も昨年の14回から倍増。近年の積算値のピークは急激に右上がり傾向であり、地震規模の急増が懸念される。
関連記事

プロフィール

山水景月

素人ながら気象庁データを元に地震解析を日々行っており、ご参照いただければと思います。プララでのホームページ「滝の素人写真展/地震の素人写真展」は既に解約済みで来年3月には見れなくなると思われます。