fc2ブログ
2011/06
≪05  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30   07≫
放射線で傷ついた遺伝子は子孫には伝えられません
「放射線によって傷ついた遺伝子は、子孫に伝えられていきます。」
と・・クロワッサン7月10日の表紙に出てました・
http://magazineworld.jp/croissant/808/read/

被曝はいつから遺伝することになったのでしょうか・・
長崎や広島でこういう風に言われて傷ついた人がたくさんいたはずなのに
どうしてそこへ思いが至らないんでしょうか・・

この表紙を見た福島の人たちのことを思うと、
こんな台詞は書けないと思うんだけれど・・


追記です
(昨日あれから別所MLに書いた投稿部分をここに掲載しておきます)


クロワッサン速攻で買いました・・

柳澤さんが言ったのは

表面にはあらわれないDNAの傷が、子孫に伝えられていきます。長い間にDNAの損傷が人類の遺伝子のプールに蓄積され、何万年か後に突然変異は頻発するかも知れません。どのような変異か予想もつきません・・(以下略)


表紙だけを見た人にはこういうニュアンスは伝わらないから・・
週刊ポストや現代が書くのはまだしも、
あのクロワッサンが
「放射線によって傷ついた遺伝子は子孫に伝えられていきます」は
書きすぎだなあとおもいました。

近藤誠さんが次のページで遺伝子変異は人間のデーターとしては検出できないくらいごくわずかだと書いているのにね・・

このあと、小出先生、今中先生、鎌田實さんといいお話しが続くだけに、この表紙とっても残念です。

放射線によって傷ついた遺伝子は子孫に伝えられていきます

という文言を見て、
「おい、それはいいすぎだろう?」と反応出来る反原発派であって欲しいなと思って、
投稿しました。

それは

放射線で傷ついた遺伝子は子孫には伝えられません

という私の書いた題名を見て反応するのと同じように・・

柳澤桂子さんがそんな言い方するわけないよなって私は思った。
だから余計にマガジンハウスの編集に(クロワッサンですけど)腹が立った。

クロワッサンという雑誌を読む読者層、読まずともクロワッサンが書くならと一定の評価をしている女性が多いことを考えれば、やはりあの題名はいただけないとおもったの。

ただそれだけ。
遺伝するかどうかは今後の研究で明らかになるでしょう。
そこを問題にしているんじゃないので・・


 
汚染の中で生きる覚悟を
今日の朝日新聞に載ってます。大事だと思ったのであえて全文起こしてみました。これ、今中さんの発言だから、きっとみんな読んでくれるかなと思った。とくに後半部分、私自身こう思っていても、バッシングが怖くて、はっきり言えなかった・・・・
リスクコミュニケーションを語るのは、やはりこういう方が適しているのだと思いました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

汚染の中で生きる覚悟を  今中哲二

旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の影響について、長年にわたって現地の調査を続けてきた。その過程で、放射性物質に汚染された地域での被曝線量をソ連がかなり綿密に調べていることを知った。村毎に外部被曝による線量や、食品や牛乳などから体内に取り込まれる放射線物質を計算し、基準値と照らし合わせ、居住可能かどうかを判断していた。
 福島第一原発事故の被災地でもこのような作業が必要だ。放射性物質の分布は濃淡が激しく、同じ集落でも、場所が違うと線量も異なる。だから、住宅一軒ずつの線量を計測しないと、被曝量も出せない。その土地で摂取されるあらゆる食品の放射能も、住民の内部被曝の度合いも測るべきだ。そして、住民に「あなたがここに住み続けると受ける線量はこのくらいですよ」と示す必要がある。

 線量をはかりにくいストロンチウムやプルトニウムがまき散らされたチェルノブイリに比べ福島の被災地に残るのはほとんどが放射性セシウムで、計測に大きな困難はない。自治体が責任を持ってその作業を進めるのが望ましい。そのうえでとどまるかどうかは、住民自身が決めることだ。
 よく基準値以上なら危険で以下なら大丈夫、と考える人がいる。年間1ミリシーベルトとか、20ミリシーベルトとか、さまざまな基準値が議論されている。しかしこうした数値は、科学的根拠に基づいて導かれたものではない。がんになるリスクのある放射線にどの数値まで我慢するかは、社会的条件との兼ね合いで決まる。
 たとえば、1ミリシーベルト以下でも我慢できず、安全な場所に引っ越そうとする人もいるだろう。しかし、引っ越しにはそれなりの経済的、精神的負担が伴う。人によっては「20ミリシーベルトを越えてもまだ故郷に残りたい」「農業を続けたい」という判断もあるに違いない。
 放射能をどこまで我慢するのか。この難しい判断を市民一人ひとりが迫られている。
それは福島県だけのことではない。東京もそれなりに放射能に汚染されている。少なくとも一時は、外出を控えた方がいいレベルだった。だとすれば、汚染の低いところへ避難すべきだったのか。そこでも、個人の判断が必要になる。
 私たちはもはや、放射能汚染ゼロの世界で暮らすことが不可能になった。これからは、放射能汚染の中で生きていかなければならない。その事実を受け入れた上で対策を考えなければならない。

 
ジャズ・ヒケシin神戸 チラシ出来ました~
チラシができあがりましたので皆さんにお披露目です。

神戸新聞の後援もとれました~~♪

なんだか、初めに企画した時よりも大きなライブになりそうで、伊勢崎実行委員長以下スタッフ一同武者震いしております^^

下の画像をクリックしていただくと大きな画像が出ます



ヒケシチラシ


ジャズヒケシIN神戸チャリティーライブ
   「福島に故郷(ふるさと)捨てさせない」
日時 9月6日 19時~22時
場所 クラブ月世界
チケット料金 2000円(当日ドリンクチケットを500円にて購入)

出演  伊勢崎賢治 関東のライブハウスを中心に活動する
プロのトランペッ
ター・・ですが、
東京学国語大学教授。
日本政府の要請で国連での武
装解除活動に従事。
日本テレビ「サンデーモーニング」ほか出演
    篠田英朗 広島大学准教授
(特定非営利活動法人ピースビルダー理事)
    権上 康志 他プロジャズミュージシャン2名
 
放射能被害と風評被害に苦しむ福島の人たちのためのチャリティーライブ。事故後ガイガーカウンターを持ち込み、現地視察をした時の様子や現在ピースビルダーズの南相馬での活動などの映像とトークとジャズヒケシによるとってもすてきな演奏。収益の全額をピースビルダーを通じて、福島への援助活動資金にします。

すでにeプラスチケットにて販売もはじまっています
ファミリーマートの券売機でも「ヒケシ」と検索して買うことが出来ます

ジ<br />ャズ・ヒケシIN神戸
PCからのチケット購入は こちらから

携帯からの購入は 
こちらから
 
ジャズ・ヒケシ チャリティーライブIN神戸
ヒケシ


自称プロトランペッターで東京外語大学の教授で、
ちょっと前は国連のPKO職員だったり、日本政府の代表だったりして
紛争地域で活躍してこられた伊勢崎賢治さんと共に、
神戸でチャリティーライブをやることになりました。

いま、実行委員会立ち上げて
その日に向けて奮闘中です♪

ジャズ・ヒケシIN神戸 「福島に故郷(ふるさと)を捨てさせない」
日時 9月6日(火) 19:00~
場所 クラブ月世界 料金 2000円(
別途入り口にてドリンクチケットを500円にて購入)

内容 ジャズライブと伊勢崎賢治トークショウ「福島での活動報告」など・・

※ 収益は全額福島への支援のためピースビルダーを通じて寄付いたします
このクラブ月世界って、昨年映画「ふたたび」 http://futatabi.gaga.ne.jp/ の舞台になったホールなのです!とっても素敵な場所なんですよ。 たくさんの人に見に来て欲しいなあ。
 
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 市民運動・社会運動へ
にほんブログ村
プロフィール
Author:お玉おばさん
お玉なブログを展開する、とんでも博愛主義者。愛は海より広くそして深くありたい!と願っていたが、叶わないときは暴れる傾向にあり。昨年某国営放送局のやくざな討論番組に出たせいで、年恰好がバレちゃって・・・・・・ま、お玉に会ってみたいと思ってくださる読者の方は、お玉がいろいろな形でかかわるイベント、コンサートの会場へGO!
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
フリーエリア
フリーエリア
RSSリンクの表示
フリーエリア
お玉にメール
フリーエリア
最新記事
お玉のtwitter
期間限定にて公開中・
お玉が思う迷惑コメント

基本的に愛が感じられないコメントはダメ、 (臨時追記)人が知恵熱だといってるのにばんばん記事違いなコメントをこれでもかと送ってくる愛のないものは、完璧にお玉基準的アウト。お玉基準がわからない人は、文句があればよそで愚痴いってOK !基準に対しての文句は受け付けません~~~ここはお玉のテリトリーだもん。なのでよろしく。/p>

  記事違いなコメント

馬鹿な文章のコメント

長文(1000字以上)コメント

連投コメント は表に出ません。

でも、お玉が愛を感じたら記事違い、長文、連投、暴言でも表に出すことはある・・ようは、愛です・・愛!また、TBも同じような基準で判断させて頂きます

マガジン9条読んでね~♪
最近のトラックバック
リンク
ブログ内検索
RSSフィード