まだ記事にするのは少し早いかと思ったんだけれど・
先日かもがわ出版からこんな本が出ました。
拉致問題を解決するには、ご家族の悲しい思いだけが前面に出るのではなく、そして、右翼的な人たちばかりが頑張るのではなく、何よりも日本政府が外交という形できちんと北朝鮮に対峙できない限りは無理だとお玉は思ってる。そして、拉致解決の運動をあれは右翼的だから・・と敬遠するのではなく左翼もリベラルも、そして、そういうイデオロギーを嫌う人もみんなが冷静に考えられるようにならないと・・いつまでたっても前に進まない。そんな気がします。
この本の帯に書いてあった言葉・・
「政府が家族の意向に逆らって対策を取ることが必要な場合もある。感情的になりがちな家族と政府が同じ水準であってはいけない。」
「率直に言って、拉致問題をめぐる日朝交渉は行き詰っており、打開するのは簡単ではありません。その行き詰まりの背景に、北朝鮮の体制打倒を諸目的とるづ人たちの影響があるとしたら、それを一刻も早く克服しない限り、拉致問題を解決する展望も生まれません。
今私は、かつてとは異なり、右翼的な人たちから、「あいつは変節した」「裏切り者」とバッシングを受けています。でも、繰り返しますが、私は右でも左でもないのです。
私が願うことは、この運動が、被害者救出を第一とするようなものであってほしいということだけです。右も左も、垣根を越えて、被害者のために連帯し合えるような運動です。そういう運動がつくれたとき、拉致問題も大きく動くのではないかと、期待しているのです。」
憲法九条を改正すれば拉致問題は解決して、被害者たちは帰ってこれるのか?九条を守ってさえいれば、北朝鮮は被害者を返してくれるのか・・そういう論点ではだめなんだなあ・・・・護憲派であれ、改憲派であれ、北朝鮮の拉致に対してキチンと批判すべきであり、そのうえで、どうすべきかを論じないと前へは進めないんだなあ・・
家族会と救う会の違いもお玉は初めて知りました・・・・
とっても薄い本でねえ・・千円なの。ぜひ発売日(来週10日でしたっけ??)には買って読んであげて・・・
なぜこの本をかもがわさんからはやく送っていただいたか・・
それはお玉のいる九条の会でこの本を使って学習会をするから・・
まず、知らなきゃ。大事なことは被害者の方々が日本に帰ってくること。
伯爵さん(私信でごめん)・・・お玉はこんなことしか書けないけど、お玉だって、横田めぐみさんのお母さんのお話を聞けば胸が痛むのです・・家族会は「人の情」「家族の愛」を大切にする会ですよね・・ほんとは救う会とは求めるものが違うはず・・・・右翼系の方々が北朝鮮打倒のシュプレヒコールを上げつつ、左翼が北朝鮮との対話を考えつつ・・そこからアメとムチな政策が生まれたらいいなあ・・なんて思います。
キンピーさん(同じく私信でごめん)・・お玉は少しは見ている人に伝わる言葉をかけているのだろうか?
この頃おさぼり気味のお玉なのに、読んでくれてありがと。↓お読み頂けましたら、どうかポチッとお願いします。
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