とうとう終わってしまった。
読んでいて作中の時間が進みどんどん卒業に近づいて行くのが辛かった。そして読み終わった卒業式のような悲しさを感じしている。
卒業式なら別れの後に進学先で新たな出会いがあるが、けいおん!はこれで完結。新たな出会いなどない。
だから卒業式以上に悲しいのかもしれない。誰かが言っていた「けいおん!は生きがい」と言う言葉はまさにその通りで、俺はフィギュアというものをけいおん!で初めて買おうと決意し現在figamを集めている。
アニメのBlu-rayもコードギアス以来久しぶりに買おうとも思ったし、それほどけいおん!が俺に与えた影響は大きい。
けいおん!が終わり傷心しながら4巻を振り返ってみる。
アニメを見ていたせいで見たことのあるエピソードも多かったが、それはそれでよかった。同じ話を違う見方で見れるというかなんというか。ライブでのさわちゃんのサプライズTシャツのデザインも違ったし。
そしてまんがタイムきらら掲載時に話題となった律の彼氏疑惑。疑惑は嘘だったんだけど、本当だったらコミックスを破り捨て、Blu-rayを割る人が現れただろう。嘘で本当に良かった。
彼氏ではなく唯たちの志望するN女子大に進学していた曽我部先輩だったわけだけど、唯たち4人が合格したためまた曽我部先輩と同じ学校に入るわけだ。曽我部先輩はまた澪ちゃんファンクラブの活動が出来るねw
受験勉強では憂が唯からギー太を預かり、憂いがギー太口調で唯にメールを送っていて微笑ましかった。
憂は唯が好きすぎるけど、憂もN女子大を目指すんだろうか。憂なら和のようにもっと上を目指せそうだけど。
いつも完璧な憂だけど、和と唯と3人だけのときは「和ちゃん」と呼んだり和に抱きついたりそして寝たり、いつもと違い子供っぽいギャップが良かった。
また3年目にして唯の両親が登場した。唯と憂は母親似みたいだね。母親も父親に抱きついていたからたぶんそうだろう。ただ、唯が将来知らない男に抱きつくかと思うと腹が立つね…
N女子大には4人とも合格した。それを聞いてあずにゃんが唯に抱きついていた。最高に可愛い。あずにゃんから抱きつくのもめずらしい。
卒業式の放課後あずにゃんは泣きながら「もう歌詞を忘れても抱きついて来ても怒らないから… 卒業しないでよぅ…」と言った。あまりにも可愛過ぎるぞ!あずにゃん。
それを先輩らしく慰める唯。さらに残されるあずにゃんのために最後の演奏。最高だった!
あずにゃんは「今の軽音部より全然すごい部にしてやるです!」と言っていたからがんばって欲しい。
その後の軽音部はというと、唯が一人暮らしを始めるため暇になった憂と、前々から約束をしていた純が軽音部!に入部してくれた!いい友達だ。
しかし部活として成立するのはたしか4人。となるとあと1人必要。また唯みたいな娘が入ってくるフラグかな?
まぁ、もうそんなほのぼのとした日常は見れないんだけど…
唯は一人暮らしらしいけどとても心配だね。でも周りから愛されている唯は他の人が助けてくれそうだ。女子大だから男の影もないだろう(たぶん)。だから安心。
そして4人仲良く桜の下を歩いているところで終わった。終わってしまった…
悲しい…
かきふらい先生の後書きもなんか心に響いた。ここまでの作品になってしまってプレッシャーも感じていただろう。本当にお疲れ様でした。
プレッシャーに負けずに次回作を描いて欲しい。できたらけいおん!以上に面白くて癒されてオーラのある作品を。
個人的な評価★★★★★★★
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