今週はほとんど『赤黒七並べ(ブラッディセブン)』についてのルール説明だけだった。
球磨川が提案したギャンブルに雲仙は当然胡散臭いと文句を言うが、このゲームのルールはついさっき長者原が公平に考案したものだった。

この空気の読めなさに赤さんが余計な真似をと言っていて、もっともだと思ったw
長者原お墨付きの公平ということで、雲仙たちはルールだけは聞いてくれることになった。
球磨川も普通に説明すればいいのに、前置きに『よく聞いてね』『ちょっと複雑で 馬鹿にはわかんねーと思うから!』とうざいことを言っていて委員会連合はキレていた。

唯一人大刀洗さん球磨川のこの発言を折れないなら煽ってくると冷静に分析していた。大刀洗さん目立った功績がないけどやるようだね。
そしていよいよルール説明が始まった。
ルールは基本的に七並べだった。ただしマークは関係なく、ハートの7の横にスペードの8を置くことができ、タテ・ヨコ・ナナメでオセロのように違う色同士で挟まれたら、挟まれたら色は反転するそうだ。
これでハートとダイヤを使う赤チームとスペードとクラブを使う黒チームに分かれて最終的に陣地が多い方が勝ちというゲームだった。
ジョーカーはゲームを白けさせるからなしとなったが、そのときの赤さんのジト目がよかったw 赤さんはジョーカーに苦い思い出があるから仕方ない。
今回七対七のチーム戦だから、トランプの数があまりにも少ないためトランプは2デッキ使うことになった。
するとダブりも出てくるから場に4枚出そろった数字は死に札として手札から捨てるということになった。その代わりパスは禁止でカードを出せなくなったプレイヤーはその時点で失格となり、失格者の手札は全て死に札になってチームが全員失格した場合その時点で相手チームの勝ちとすることに決まった。そしてプレイ中は味方との相談も禁止で、見れるは自分と手札と場のみ。
廻栖野さんがパス1回で失格になると先行側が極端に不利と主張してきた。これは、8か9を持っていなければパス必至だからからだろう。
そこで球磨川と長者原は公平なルーレットを準備していて、これでカードを出す人を決めるそうだ。手順はランダムだから連続同じ人になる可能せいもある。ここで異常(アブノーマル)がサイコロを振るとおかしなことが起きるという設定が久しぶりに出て来て、その点は公平な長者原ならルーレットも大丈夫ということになったw
さらに上無津呂さんは球磨川が『大嘘憑き(オールフィクション)』を取り戻したからイカサマをするのではないかと言ってきた。そこで鍋島猫美が登場し、両チームのイカサマを見張ることになったw
猫美がイカサマを見張るのに長けているというわけではなく、『反側王』である猫美に卑怯者呼ばわりされたくないという心理効果を狙ったもののようだったw
猫美は委員会連合にも恐れられている存在なんだね。さすがだ。猫美と言えばかつて安心院が化けていたことがあったが、今回は大丈夫だろうかね…
場のカードを赤黒入れ変えるのは長者原が受け持ちそれもイカサマ防止効果になった。入れ変えるカードは長者原が用意した両面が表で同じ数字違うマークのダブルフェイスカードだった。マジックなどでよく使われるものだね。
ここまでやるからには本当に公正でイカサマはできないのだろう。
ルール説明がやっと終わり次は何を賭けるかということになった。委員会連合が負ければ裸エプロン同盟の軍門に下るが、裸エプロン同盟が負けた場合はという話に。
雲仙は裸エプロンは風紀委員会で死ぬほど見飽きてるからなしだと釘を刺してきた。背景で呼子照れてるし、風紀委員のくせに神聖な学び舎で何をやっているのだろうw
球磨川が賭けるものは裸エプロン同盟の抱える人材(人財)全てだった。マイナス十三組のリーダーにして生徒会副会長の球磨川、競泳部のエースにして会計の喜界島、そして安心院の端末で生徒会の未来を担う候補生五人が委員会連合の軍門に下るそうだ。
この人材が手に入ることに員長連合は前向きに考えていた。しかし全員球磨川がいらないと困っていたw 球磨川は多少丸くなってもそういう扱いを受けるんだね。

そんな中また唯一人大刀洗さんだけが球磨川が欲しいと言ってきた。他の委員長たちはそれを正気の沙汰ではないといった感じで、球磨川の目の前でひどいことを言っていて面白かったw
大刀洗さんは球磨川の向こう見ずで、委員会連合を乗っ取ろうとする度胸を買っていて、球磨川を評価していた。
この予想外の大刀洗の好評価に球磨川は大刀洗さんとは普通に友達になってもいいんじゃないかなと喜んでいた。こんな感じのやりとりはジャンプNEXTに掲載された球磨川と喜界島が仲良くなるエピソードでもあった気がするぞw

委員長連合は自分たちが勝った場合の欲しい人材をそれぞれ挙げていった。廻栖野さんは一度辛酸をなめさせられたワンダーツギハ、上無津呂さんは格闘技を評価して鰐塚、飯塚は料理で活躍した希望が丘、赤さんは財部を希望したが、なんか怖い。十二町さんは宝探しのMVPである喜々津。十二町は昨日のイベントと言っているけど、まだ1日しか経っていなかったんだ… 最後に雲仙は人材に不自由はしてないから喜界島を選んだ。予算を牛耳れるからだろうかね。
見学者は風紀副委員長の呼子笛と、ジャンケンで負けた食育委員長の米良となった。呼子って名字だったんだね… てっきり下の名前だと思っていた。ということは呼子も九州のどこかにあるんだろう。
こうして委員長連合のチームレッドと、裸エプロン同盟のチームブラックで勝負が始まった。なんとなく構図が乳比べっぽいね。ちなみに希望が丘はきちんと好感度センサーをオフにしてイカサマを封じていた。

見張り役を猫美、審判&ディーラーは長者原で、最初のルーレットの結果1番手は喜界島となった。解説役はどうやら猫美らしい。
その猫美の解説によると、『赤黒七並べ』のルールにはかえるような裏はないから、ルールの裏をかくことはできなくても、人間の裏をかくことはできるそうだ。ゆえにこのゲームは間違いなく、性格の悪いほうが勝つらしい。
普通の個人戦の七並べなら8や6を封じて自分に有利にゲームを進めるという戦略が立てられるが、今回はチーム戦だから場合によっては味方を苦しめることになってしまう。それにマークも関係ないし、2倍のカードを使っているから戦略も立てられないだろう。
パスさせて失格にさせるという作戦を取るなら、やっぱりどうにかして塞き止めるか、4枚出し切って相手の手札を減らすことくらいしかないだろう。
こういったことを性格の悪い奴は嫌らしくやるんだろうね。委員長連合は宝探しでの関門からして全員性格が悪そうだから裸エプロン同盟は苦戦を強いられるのではないだろうか。特に今回は妙なフラグを立てていた大刀洗さんが気になる。
でも球磨川が勝算のない戦いをするとは思えないから、どうにかして華麗に勝つのだろう。球磨川は途中失格になるとしてもだ。
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