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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

19年の歴史に幕!!コミック版「新世紀エヴァンゲリオン」 最終14巻 感想 



通称、貞本エヴァ、漫画版 新世紀エヴァンゲリオン 14巻 感想です。

連載が不定期でなかなか新刊が出なくてもどかしい作品ではあったけど、こうして完結してしまえばナルトのときと同じような寂しさを感じる。

学生時代には友達とこのコミックの新刊が出たことにテンション上げてたのを思い出した。

この作品って元々アニメより先に始まったんだね。アニメは完結し、ついには新劇場版まで放映されてしまったのに。歴史を感じる。


今回購入したのはプレミアム限定版。株で50万以上の損をして経済的にピンチなのに、せっかくの最終巻だし奮発しちゃった。

まずは特典のレビューから。表紙が通常版が違うというのは割愛して、コミックス全14巻を収納できるブックエンド!

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組み立て図を見た感じエヴァっぽくてオシャレだね。だけどうちの本棚はすでに一杯一杯でで多くのスペースが必要なこういったブックエンドを使う余裕がないんだ… だから箱から出さずに最終回記念で保存…

続いて、貞本義行描き下ろしイラスト収録のブックレット。

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メインキャラが描かれており、なかなかいいものだった。

最後は貞本義行Working Music CD。

サントラとボーカル曲を計4曲収録していて、元はエヴァとは関係ないインディーズ曲らしいけど、作者が仕事をしながら聴いている曲で今回そのアレンジ版として収録されたそうだ。

これらの曲はすごくエヴァっぽい雰囲気の曲で、仕事じゃなくてもこの14巻を読みながらでもBGMにしていると雰囲気が出ると思った。


それでは漫画最終巻本編の感想。

物語はすでにクライマックスもクライマックス。ATフィールドを失った人類が皆LCLになっていくシーンから。

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マヤがリツコに抱きついてLCLになっていく所などアニメ版と同じだね。

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読んでて色々懐かしい気持ちなるシーンの数々だった。

本筋はアニメ版と同じだけど、漫画版は貞本義行先生の持つ別視点で描かれたクライマックスで、アニメ版よりも痒い所に手が届いていた。特典CDを使わなくても脳内で勝ってにBGMが流れてくるほど、心に染みる演出だった。

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産まれたばかりのシンジに親として接するゲンドウとか泣けるじゃないか。


綾波とシンジのシーンも特徴的だね。綾波の全裸もサービスシーンではない芸術のジャンルの全裸だと思う。

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漫画版のシンジの方が辛い現実に立ち向かうくらいの心に芯がある感じ。最期の別れのシーンで綾波が笑ってくれたのは憎い演出だw

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終わり方は漫画版の完全オリジナルだった。

アスカの「気持ち悪い」ではなく、しっかり再編された世界が描かれており、エヴァシリーズはいつからあるかわからない遺跡として地球に存在していた。

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あの旧劇場版のバッドエンドとまではいかないけど煮え切らない、他の皆がどうなったか不明な終わり方から、やっと答えを貰えたように思う。

アスカとは駅で偶然の出会い(再会)を果たした。もっとも互いに記憶はない。

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だけどこれからラブコメが始まっても違和感のないような、エヴァとは思えない爽やかな終わりだった。

これにて物語完!

じゃなくて、最後にEXTRA STAGEという番外編が収録されていた!

超優等生な碇ユイに嫉妬する飛び級するほど優秀な女学生が主人公の物語。

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ユイと女学生とたまにゲンドウの学生生活が描かれていたが、この女学生こそ新劇場版に登場したマリだった!

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いや~、連載の休載が多すぎた怪我の功名でまさか新劇版に関する番外編が収録されるとは、最後の最後に貞本先生ファンの心を掴みに来るw

新劇場版でマリとユイに関して微妙に伏線が張られていたけど、こうやってはっきり描かれるなんてこの番外編だけでもコミックス代に釣り合う十分な面白さだ。マリのユイに嫉妬して意地悪をする嫌な女学生の一面も面白かった。

エヴァの呪縛で見た目が変わらなくなったマリは実はユイやゲンドウと同い年のおばさんだったんだねw

最後の最後の最後まで楽しめるすばらしいコミカライズだった。

コミック版とは言え、オタクも一般人もあたかもLCLの海のように一緒に楽しめた作品だからこうやって終わってしまうのは、とても感慨深い。これでこの銀色のカバーともお別れか…

個人的な評価
★★★★★★★★★★



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待望すぎる新刊!「新世紀エヴァンゲリオン」13巻 感想 

新世紀エヴァンゲリオン (13) 【プレミアム限定版】 (カドカワコミックス・エース)
貞本 義行
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-11-02)


もうすぐ映画も公開だ。見に行くかBDを待つかはわからないけど見れるその日が楽しみだ。




角川コミックスの限定版は通常版より早く発売されるから限定版を買ってきた。冨樫とこの人は人を待たすのがうまいねw

限定版には3つの特典があった。

まずはイラスト集。

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白黒というのは少し残念。

次に3Dミニポスター。

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画像じゃわからないけど、胸や脚が飛び出して見える。

最後にポストカードセット。

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こちらはカラーで、イラスト集感覚で楽しめる。

これだけついてこの値段ならそう悪くないと思う。


本編は引き続きクライマックスシーン。完結に向けて常に盛り上がっていて、主要キャラもリタイアしていき、エヴァという物語もどんどん壮大になっていって常に目が離せない展開ばかりだった。

アスカのピンチを助けに来たシンジは初号機で量産型をバッサバッサと斬り倒し無双状態だった。助けに入るタイミングなどさすが主人公と言わんばかりの活躍だった。

ところが敵さんは復活して救援に来たシンジくんはピンチに陥ってしまった。量産型は見た目も怖いし、それがこんなにいたら恐怖だね。

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碇指令はレイと共に地下に向かったが、そこには裏切りのリツコがいた。最初のころは日常パートで楽しく過ごしていたのに、こんな鬱展開になってしまうとは恐ろしい物語だ。だからこそ面白いんだけど。

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リツコはゲンドウを殺そうとするも、母のマギに裏切れ失敗し返り討ちにあった。こんな救われない最期なんて哀れだ…


ピンチの初号機はここぞとばかりに覚醒して翼が生えてきた。さらにロンギヌスの槍も戻ってきて、量産型たちは本来の役目を果たすべく初号機を祭り上げて行った。

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地下のリリスだとか、こういうところから物語がよくわからなくなってくよね。しかしホライゾンもそうだけどなぜか面白く感じてしまうw

エヴァがあったからこそ、その後の作品で意味がわからない最終回が良いみたいな風習が生まれたのだろう。

地下のゲンドウはレイの服を丁寧に脱がしていって全裸にさせた挙句、胸を触っていてそこだけ見ると変態的だったw

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こういうちょっとしたエロスもエヴァのおかげでその後の作品で増えた気がするw

だが、その後レイに拒まれたゲンドウは惨めだった。これまでずっと大物ぶったキャラだったゲンドウの人間臭さが垣間見えてなんだか切なくなってしまった… 見た目小娘に捨てられるなんて…

綾波は地下の巨人と合体というか確か一つに戻り巨大化した。量産型エヴァも綾波の顔になり気持ち悪かった。初号機もロンギヌスの槍と合体して樹になっていた。

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この辺りから設定が完全にどうなっているのかがわからなかった。シンジくんの好きな世界にできるということなのか?エヴァの設定難しすぎ。

そしてシンジが過去の思い出を回想して終わった。

この調子ならもしかしたら次巻最終回かと思ったけど、作者コメントではまだまだ続くとあるしどうなんだろう。

よくTVでCMのあともまだまだ続くよと言いながら予告とエンドロールで終わりということが多々あるがそのパターンだろうか。

でも個人的には漫画版ならではの驚きの展開を期待していたりするw

はたして期待の14巻はペース的には何年後になることか、また長い時を待とう。

個人的な評価
★★★★★



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約2年10ヵ月ぶりの新刊!!「新世紀エヴァンゲリオン」12巻 感想 



とても久しぶりに貞本エヴァの新刊が発売された。今年は冨樫先生も働き始めたし貞本先生にもがんばってもらいたい。新雑誌では休まず連載しているのかな。

12巻を読むに当たり、11巻をパラパラと読み返した。戦略自衛隊がネルフ本部に攻めてきたところからだね。

冒頭は戦略自衛隊が怖かった。手を挙げて降伏しているネルフ職員を容赦なく撃ち殺したり、火炎放射機で焼き殺したり、アニメと一緒だったがエグすぎる。

寝たきりのアスカは原作通り2号機に乗せられ湖に隠され、階段下に引きこもっていたシンジの元には戦略自衛隊が現れた。銃をシンジに向け「悪く思うな坊主」のセリフも怖い。

さて原作の映画ではシンジを助けに来たのはミサトさんだが、この貞本エヴァで助けに来たのはなんと父ゲンドウであった!!

しかも戦略自衛隊の攻撃を左手の使徒の眼からATフィールドを出現させ防いだ!この辺りは完全オリジナルで驚いた。

TV版映画版新劇場版でそれぞれ微妙に異なるところもあるし、コミック版も違っていても違和感はない。むしろ違っていた方がいいと思うくらいだ。

ゲンドウは表紙にもあるようにニヤッっと笑いながら戦略自衛隊を倒した。そして神に復讐するためにエヴァに乗れとシンジを説得した。

ゲンドウは母の愛を一身に受けるシンジを妬ましく思っていたらしい。ユイに自分だけを見ていて欲しかったんだな。ゲンドウ可愛いところがあるじゃないか。

ゲンドウとシンジのもとに遅れてやってきたのはミサトさん。碇指令は自分のためにエヴァを使おうとしているからそいつに加担するなとシンジを説得し、ゲンドウが戦自と交戦している隙に連れ出した。

あとは原作とだいたい同じ。アスカが復活して2号機で敵を撃退するところはかっこよかった。ずっと暗いシーンが続いていたところにやっと見えた希望の光と言った感じだ。

ミサトさんはシンジを初号機へ送り、自分は戦自を止めるために自爆。ミサトさんかっこいいな。エヴァの女性キャラではアスカやレイよりもミサトさん方が好きかも。

外で量産型エヴァと戦っているアスカの元へ早く駆け付けたいシンジだが、初号機はベークライトで固められていた。

シンジの叫びに応えて初号機が勝手に動き出した。このシーンはシンジが初めてエヴァに乗るときの話を思い出す。

そんなところで12巻は終わった。

漫画版ももうすぐ完結だ。はたして13巻が出るのは何年後だろう。早く発売して欲しい。

作者コメントで「いつもシンジの気持ちになって漫画を描いている」とあったが、これは漫画描きたくないということだろうか。それとも漫画の登場人物になりきって感情移入して描いているということだろうか。

13巻も期待しています。

個人的な評価
★★★★★



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エヴァンゲリオン(マンガ) 感想 



ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破の上映時期も2009年初夏に決まり再びブームが来ていると思う。

このマンガ版の悪いところは、刊行ペースがとても遅いこと。11巻が出て以来何の情報も入ってこない。

ちなみに11巻は映画の内容のところでネルフ本部に人間が攻めてきたところで終わった。

刊行ペースが遅いことが悪いと言ったが、他には目だった悪いところが見つからないと思う。

あとは個人差の問題。原作のアニメと違うところがしばしばあるが、映画だって違うところがあるじゃないか。

アスカとの出会い方が違うとか、キャラの性格が少し違うとか些末な問題にすぎない。

原作アニメをマンガにした作品ではなく、アニメとは別のエヴァンゲリオンのマンガなんだ。

とは言ってもアニメとほぼ同じなんだけどね…


作者の貞本先生は原作アニメのキャラクターデザインもしているため、絵もアニメと一緒で他のアニメのマンガ化作品に見られる違和感はない。


エヴァの世界に入るのに原作のアニメは見るのが大変だと思う。そういうときにこのマンガを読むべきだと思う。

アニメを見た人も保存用に持ってこいだ。俺もアニメを見たが、ちょっとエヴァを見たいときにこれを読んでいる。TVシリーズのDVDは高いしね…




↓昨年公開された ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版のDVDが2008年10月6日現在23%オフだ
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版
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個人的な評価
★★★★★

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じゃいろぺりん

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