夏休みになり柑奈たちの学校も夏休みに突入。柑奈の出演したゲームが売上ランキング1位になったり、柑奈のファンも増え「アオカン」というニックネームが付いたり、充実しているようだった。柑奈のニックネームを付けたネット上のファンはきっと二つの意味でこの名前を付けたんだろうねw
柑奈と絢雨はこの夏休みを利用して文花の事務所が主催するエロゲー声優の養成学校に通うことになった。
生徒は柑奈と絢雨を含めて4人で、他二人は表紙にも描かれている新キャラのツインテールの
新庄初音(20)と三つ編みの
見尾里月夜(20)だった。
初音のツインテールは二十歳だと少し厳しい気がしないでもないが、見た目がロリっぽいからアリかな。
この二人はエロゲについて正反対の考え方を持っていた。
初音は汚らわしいと嫌悪感を抱きながら仕事だからとわりきっているのと、月夜はエロゲ大好きだが昔そのことで変人扱いされたため好きなことを隠しながら萎縮して仕事をしていた。月夜は隠しているつもりでも、態度などからエロゲファンということがにじみ出ていて可愛げがあったw
そして養成所で実際に演技をしてみると初音はエロゲが嫌いというオーラが演技に現れていたり、月夜も同じような感じだった。
どんなことでも嫌々やるのと好きでやるのとでは仕事の出来に違いが出てくるよね。
試しに講師の人気のプロ声優が演技をしてみると、一面がゲームシーンが広がりトランス柑奈の演技のときのようにみんな顔を赤らめぞくぞくっとしていた。
最近イベントでプロの声優の演技というものを初めて見たけど、あれほんとすごいよな。本当にキャラクターが喋ってるように聞こえるもん。
イベントでは普通に一般向けアニメだったけど、エロゲーの生アフレコを生で聴くとどれだけ魅了されてしまうのか気になるわ。
このときの柑奈たちも同じような感じだったんだろうなと思った。
今回はなぜエロゲーの声優をやるのかとか、なぜエロゲーのクリエイターをやっているのかとか、この仕事の魅力についても語られた。
初音のようにエロゲを嫌うのは普通なことだから、そんな初音の視点でエロゲ関係の仕事について語られるのはこういう業界のいい教材なのではと思った。作者もちゃんと取材してるようだし。
マスゴミは普段こういったゲームを犯罪の原因だと馬鹿にしているけど、作る方は楽しんでもらいたいと一生懸命なんだよね… きっと発売延期せざるをえないほどギリギリの中がんばっているんだろう。
初音は勉強として柑奈の演技を見ることになり、いつもの職場に見学にやってきた。柑奈が今回挑戦するジャンルは触手物でどんどんマニアックになっていくなと思ったw
それはいいとして柑奈はたぶん知識にないだろうし、現実に存在しない触手というものでもいつものようにトランス状態になり、いつものように周り場面を想像させる演技をしてみせた。
声優の新人賞を取ったこともある初音に、自分より上と言わしめるし、柑奈の実力がどんどん上がっていくね。だが柑奈がまだ高校生ということはバレてしまった…
なんとなくこの物語の最後の方でこのことが問題になる気がしてきた…
柑奈の演技を見た初音は自分の誤った考えを認め、エロゲの声優の仕事を心を入れ替えてがんばってみることにした。
今回養成所で色々得るものがあったろう新キャラの再登場と、自分がエロゲー声優をやる理由について考えた柑奈の今後の活躍にますます期待しよう。特に柑奈はどこまでその才能を発揮してしまうのか本当に楽しみだ。
そして今回の物語の題材となったエロゲの養成所は実際に存在しているというのには驚いた…
個人的な評価★★★★☆
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実際に元ネタがあると言う事位に驚いた。確かに初めて18禁作品の声をするのって個人差がありますからねぇ、柑奈ちゃんが使えるまでおねーちゃん達の苦労……それだけじゃないリスクもあるそうです。
でも声優養成所でてっきりこれもしているのかなぁと思っていた。
……シゲちゃん
こうしてエロゲに引き込んだCVさんは彼女達だけじゃないかも。
アニメとエロゲの違い
料金体制も異なりエロゲの方がセリフ一つで金になるから必然的に……。