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日本語IME再考(その5──まとめ編)

 2017-11-10
老眼進行中の筆者は、以下の選定条件(優先順)
で日本語IMEを再考してきた↓:
>1)老眼鏡なしで変換候補が視認できる。
>2)入力・変換がそこそこ実用レベル。
>3)ユーザ辞書が一括登録できる。
>4)青歯キーボードでコピペ等にも対応。
>(可能なら)
>5)片手入力用にフリック領域が左寄せできる。

この条件に適うものが幾つか見つかったので比較表にしておく↓。

Android用・日本語IME比較表
 文字サイズ辞書一括登録Bluetoothキーボード左寄せ
OpenWnn
(無料)

大きい
S-Shoin
(SH-02H同梱)

やや小さい
Google
(無料)

小さい
Wnn Keyboard Lab
(無料)

大きい
FSKAREN
(980円)

拡大可
アルテ on Mozc
(370円)

拡大可
ATOK
(1,543円)

拡大可





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日本語IME再考(その4──ATOK編)

 2017-11-09
日本語IME再考(ATOK)1

「FSKAREN」に続いて最後4つ目に考察する日本語IMEは
ATOK お試し版」(有料版は1,543円、写真↑)。

ポイント1)
文字サイズは「特大/大きい/標準/小さい」の中から選べて
問題なし↓。
日本語IME再考(ATOK)2

ポイント2)
ユーザー辞書の一括登録は基本、F-12C時代に行った方法
で実行できる↓。
日本語IME再考(ATOK)3 日本語IME再考(ATOK)3a

時間が経ってるので基本フォーマットを再掲しておく↓。
>!!DICUT12   ←ヘッダ
>よみ<tab>単語<tab>品詞
>
>例)
>!!DICUT12
>あ  ありがとうございます。  名詞

ポイント3)
フリック領域の左寄せも、[あA1]ボタンを長押しして出てくる
ATOKメニューの「高さ調節」からドラッグ操作で可能だ↓。
日本語IME再考(ATOK)4 日本語IME再考(ATOK)4a



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日本語IME再考(その3──FSKAREN編)

 2017-11-08
IME03-FSKAREN-1.png IME03-FSKAREN-2.png IME03-FSKAREN-3setting.png

「アルテ on Mozc」に続いて3つ目に考察する日本語IMEは
FSKAREN」(980円、写真↑)。
入力モードや設定等を変更するためのタブやボタンが常に
見えていて分かりやすいのが特徴だ。

ポイント1)
候補文字サイズは自由に変更可↓。
IME03-FSKAREN-4.png

ポイント2)
ユーザー辞書は、結論からいうと「一括登録はできない」。(T_T)
その顛末→
1)「保存・復元」機能があるので、ひとまず手動で数件登録して「保存」してみる
 と筆者の環境では内部ストレージ「FSKaren_UserDic」フォルダに拡張子が「SUJ」
 の辞書ファイルが作成された↓。
日本語IME再考(FSKAREN)5 日本語IME再考(FSKAREN)5a

2)本文は(カンマ区切り):
単語,見出し語,品詞 と思われる。
例)
ありがとうございます!,あ,01
3)このあたりの説明はWebマニュアルには記載がなく、
 ヘッダ部分はバイナリコードを使用しており、辞書の一括登録はあきらめた。

ポイント3)
フリック領域の左寄せはできないが、上下のサイズ変更は可能だ↓。
日本語IME再考(FSKAREN)6



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日本語IME再考(その2──アルテ on Mozc編)

 2017-11-07
日本語IME再考(アルテ on Mozc)

「Wnn Keyboard Lab」に続いて2つ目に考察する日本語IMEは
アルテ on Mozc」(フル機能は370円、写真↑)。

ポイント1)
変換候補の文字サイズはスライドバーで調整できる↓。
日本語IME再考(アルテ on Mozc)2

ポイント2)
ユーザー辞書はGoogle系辞書テキストをDropbox等
に置きタップしてアルテの辞書インポートツールを選択
すると一括登録できる↓。
日本語IME再考(アルテ on Mozc)3 日本語IME再考(アルテ on Mozc)3a

ポイント3)
ほぼ筆者の理想形に近いが、本IMEは更に
「ターンフリック」という進化系フリック機能を搭載している↓。
日本語IME再考(アルテ on Mozc)4

「ターンフリックTFEi(Turn Flick Extended input)」に設定
すると、「きょう」や濁音・半濁音等が1ストロークで入力
できる↓。
日本語IME再考(アルテ on Mozc)5 日本語IME再考(アルテ on Mozc)6

数字も入力パネルを切り替えることなく一筆書きで入力
できたりして、慣れれば高速入力の可能性を秘めている。



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日本語IME再考(その1──Wnn Keyboard Lab編)

 2017-11-06
OpenWnnではBluetoothキーボードでコピペに失敗
することを報告したが、この機会に日本語IMEを再考
してみることにした。

選定条件(優先順):
1)老眼鏡なしで変換候補が視認できる。
2)入力・変換がそこそこ実用レベル。
3)ユーザ辞書が一括登録できる。
4)青歯キーボードでコピペ等にも対応。
(可能なら)
5)片手入力用にフリック領域が左寄せできる。

Google日本語入力はフォントが小さすぎて却下

条件を満たしそうなIME1つ目は「Wnn Keyboard Lab」↓。
IME再考:Wnn Keyboard Lab

フォントが充分大きく、外部キーボードもOK。
フリック領域も上下方向に任意の大きさに調整可!
ヘルプにはユーザ辞書の仕様と一括登録方法が詳細
に記載されている↓。
IME再考:Wnn Keyboard Lab(2)

ところが、その通りに操作しようとそても辞書画面では
1件ずつしか登録できなかった(;_;)↓。
IME再考:Wnn Keyboard Lab(3)

現在のバージョンでは一括登録は未対応のようだ。



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