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次回アップ予定:Scene-642 霞川『大橋~観音橋』 (2021/03/22)
[Vol-09] 今回はJR八高線桂川橋梁から継続遡上して、桂橋、大橋、桂源橋、金子橋、一本橋までの紹介です。では、八高線桂川橋梁から140m上流に架かるの『#46桂橋』から紹介します。親柱に桂川と彫られています、橋名にも桂の表記がある様に此の付近は桂川と呼ばれていました。霞川左岸の入間市南峯と右岸の同じく入間市南峯とを結び、一般道(桂通り)が通り、上流側に水管が併設されています。橋名は『#23桂橋』と重複しています。下流に#45落差工(河口から9.3km)が在ります。
名称:桂橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:9.4km
橋の長さ:約24m
有効幅員:約5m
完成:不明
桂橋から110m上流に架かるのが『#47大橋』で、橋名は『#36大橋』と重複しています。此の橋も左岸の入間市南峯と右岸の同じく入間市南峯とを結び、一般道が通ります。下流側に水管が併設されています。
名称:大橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:9.5km
橋の長さ:約18m
有効幅員:約4m
完成:不明
大橋を左岸側に渡り、北西290m程に在る南峯の稲荷神社へ行きます。入口が判り難い場所で、結局裏手から入りました(笑)。創建は不詳、祭神:稲荷神、所在:入間市南峯9-1付近。鳥居は1997年(H9)、狛狐は1998年(H10)の建立です。
稲荷神社から西290m程に桂川神社が在ります。武蔵七党村山党・金子氏の一族、武蔵国金子の地頭であった、金子十郎家忠が、屋敷の鬼門除けとして赤城明神社を勧請したと云われています。1872年(M5)村社に列格、1915年(T4)に雷電神社を合祀、桂川神社と改称しています。祭神:豊城入彦命、豊城入姫命、彦狭島命、別雷命、所在:入間市木蓮寺878。狛犬は1993年(H5)の建立です。
桂川神社から霞川に戻ります。大橋から460m上流に架かるのが『#48桂源(けいげん)橋』です。左岸の入間市木蓮寺と右岸の同じく入間市木蓮寺とを結び、一般道が通ります。
名称:桂源橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:10km
橋の長さ:約13m
有効幅員:約4m
竣工:1962年(S37)
桂源橋から170m上流に架かるのが『#49金子橋』です。左岸の入間市木蓮寺・青梅市今井1丁目と右岸の入間市木蓮寺・青梅市今井2丁目とを結び、都道・埼玉県道63号線(青梅入間線)が通ります。下流側に水管が併設されています。
名称:金子橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:10.2km
橋の長さ:約13m
有効幅員:約6m
完成:不明
金子橋を境にして下流側が埼玉県入間市、上流側が東京都青梅市になります。橋の左岸上流脇に、準用河川桂川起点碑が在り、埼玉県管理の上流端標識ですね。ブルーの標識は最近お馴染みの都の管理起点標識で、残り上流端迄5.5kmです。両碑の間に傾いた姉妹都市と書かれた看板が在りました。何じゃこれ?ググると、1965年(S40)に青梅市とドイツのボッパルト市とで、姉妹都市提携を結んだそうです。理由は判りませんでした、此処に在る訳も不明、多分此処から青梅市だからですかね。看板の絵が経年劣化で消えていましたので、他の青梅で見掛けた同じ看板の絵を嵌め込んで、完成時を再現しておきました(笑)。
金子橋から200m上流に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#50一本橋』です。左岸の青梅市今井1丁目と右岸の青梅市今井2丁目とを結ぶ人道専用橋で、下流方向に#46落差工(河口から10.3km)が在ります。
名称:一本橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:10.4km
橋の長さ:約12m
有効幅員:約2m
完成:不明
一本橋を左岸側に渡り、北西120m程に在る三柱神社を紹介してから終わりにします。境内の由緒案内によると、平山氏により1486年(文明17)の創建と云われ、荒神様として親しまれ、明治維新まで三宝荒神と呼ばれていました。町田嘉右衛門が1789年(寛政1)に社殿を建立、祭神:火産霊神、奥津彦神、奥津姫神、所在:青梅市今井1-608。
>>>後書き<<<
次回は一本橋から継続遡上して、大橋、別当橋、道場橋、下天神橋、天神橋、観音橋までの紹介になります。
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Author:mark60
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