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次回アップ予定:Scene-639 霞川『三輪橋~中橋』 (2021/03/10)
[Vol-06] 今回は前回、境橋から最後に寄った東光寺からの継続で、清水橋水管橋、清水橋、第二霞橋、向橋、大橋、第六天橋までの紹介です。では、東光寺から南西270m程に在る、真言宗智山派寺院の龍圓寺へ行きます。日高市新堀の聖天院勝楽寺末です。創建は不詳ながら、建仁年間(1201~1204年)に寂蓮法師(藤原定長)が、武蔵国を巡礼した際、此処に千手観世音像を安置したのが始まりです。俊誉和上により中興、1649年(慶安2)には徳川家光より寺領15石の御朱印状を拝領したと云われています。
山号:龍岳山、院号:歓喜院、本尊:虚空蔵菩薩像、所在:入間市新久717。武蔵野三十三観音霊場の20番、奥多摩新四国霊場八十八ケ所の41番札所です。
龍円寺から霞川へ戻ります。途中南190m程に、塞の神(秋葉神社、御嶽神社)が在りました。創建などは不詳です。所在:入間市新久646。
塞の神から270m程南下すると清水橋です。下流側に無銘板の水管橋が架かっていますので、『#27清水橋水管橋』としておきます。橋の下流に魚道付きの#36落差工が在ります。
名称:清水橋水管橋
構造種別:1径間三弦トラス
河口からの距離:5.6km
橋の長さ:約22m
水管径:約φ300
完成:不明
水管橋の上流隣に架かるのが『#28清水橋』です。霞川左岸の入間市新久と右岸の同じく入間市新久とを結び、一般道(いちょう通り)が通ります。上流方向に#37落差工(河口から5.7km)が在ります。
名称:清水橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:5.6km
橋の長さ:約25m
有効幅員:約16m
完成:1985年(S60)
清水橋から右岸側の遊歩道を遡上します。150m程進むと、あらく親水公園が在りますが、親水の類の施設は水枯れですね。所在:入間市新久509-4。右手の霞川には、魚道付きの#38落差工(河口から5.8km)が在ります。
川沿いの遊歩道が途切れているので、あらく親水公園から一般道へ離脱します。ナビを見ながら進んでいますが、ん~、此れ私道ぼっいけどナビのせいにして進みます(笑)。車道に出ると、一面の茶畑です。凄い景色ですね。お茶の花も咲いていますよ。
清水橋から340m上流隣に架かるのが『#29第二霞橋』です。左岸の入間市新久と右岸の入間市新久・根岸とを結び、一般道が通ります。下流側に1径間鈑桁の歩道橋が併設されています。
名称:第二霞橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:5.9km
橋の長さ:約22m
有効幅員:約6m
完成:不明、歩道橋完成:1985年(S60)
第二霞橋が帰宅設定ポイントで、橋脇を通る県道63号線を80m程戻ると、新久西バス停が在りますので入間市駅経由で帰宅します。扇町屋2丁目バス停からの遡上歩数、14200歩でした。
日が替わりまして、再び入間市駅からの西武バスに乗り、新久西バス停で下車してリスタートします。
バス停から県道を西へ200m、左折して60m先に見えるのが、第二霞橋から120m上流に架かる『#30向橋』で、橋名は『#03向橋』と重複しています。左岸の入間市根岸と右岸の同じく入間市根岸とを結び、一般道が通り、下流側に水管が併設されています。
名称:向橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:6.1km
橋の長さ:約21m
有効幅員:約4m
完成:不明
向橋から200m上流に架かるのが『#31大橋』です。此の橋も左岸の入間市根岸と右岸の同じく入間市根岸とを結び、一般道が通ります。
名称:大橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:6.3km
橋の長さ:約22m
有効幅員:約4m
完成:不明
大橋から120m上流隣に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#32第六天橋』です。此の橋も左岸の入間市根岸と右岸の同じく入間市根岸とを結び一般道が通り、下流側に水管が併設されています。
名称:第六天橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:6.4km
橋の長さ:約25m
有効幅員:約3m
完成:不明
第六天橋を左岸側に渡り、北西340m程に在る曹洞宗寺院の豊泉寺を紹介してから終わりにします。入間市木蓮寺の瑞泉院末で、小田原北条氏の家臣豊泉左近将監が父母や将兵の菩提を弔う為に開基となり、1532年(天文1)に創建、木蓮寺4世本室徳源禅師による開山と云われています。
山号:松龍山、本尊:虚空蔵菩薩像、所在:入間市中神681。狛犬は1990年(H2)の建立、梵鐘は1964年(39)の再建、本堂裏側に造られた禅宗式庭園は、明治年間に地元根岸の庭師水村藤四郎により造られた、禅宗式庭園で入間市の文化財に指定されています。
>>>後書き<<<
次回は豊泉寺から霞川に戻り、第六天橋から継続遡上して、三輪橋、中橋、上橋、大橋、欄干橋、矢口橋、中橋までの紹介になります。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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