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次回アップ予定:Scene-638 霞川『清水橋水管橋~第六天橋』 (2021/03/06)
[Vol-05] 今回はNTT東橋から継続遡上して、一二三橋、一二三橋水管橋、圏央道霞川橋、桂橋、千代田橋、小谷田橋、境橋までの紹介です。では、前回最後に寄った、中野原稲荷神社から霞川に戻ります。NTT東橋から上流310mに架かるのが『#20一二三橋』です。霞川左岸の入間市小谷田4丁目と右岸の同じく入間市小谷田4丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:一二三橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:4.5km
橋の長さ:約34m
有効幅員:約5m
完成:不明
一二三橋の上流隣に架設中の水管橋が在ります。略完成していますが、銘板が未だ付いていないので『#21一二三橋水管橋』としておきます。
名称:一二三橋水管橋
構造種別:1径間四弦トラス
河口からの距離:4.5km
橋の長さ:約34m
水管径:約φ300
完成:2021年(R3)予定
一二三橋水管橋の上流隣に高架で架かるのが『#22圏央道霞川橋』で、左岸方向の狭山PAと右岸方向の入間ICとの間に位置しており、国道468号線(C4首都圏中央連絡自動車道)が通ります。上流橋下に#30落差工が在ります。青梅IC~鶴ヶ島JCT間が1996年(H8)に開通しており、同時期の架橋と推定します。
名称:圏央道霞川橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:4.6km
橋の長さ:約33m
有効幅員:約18m
完成:1996年(H8)推定
圏央道霞川橋の上流180mに架かるのが『#23桂橋』で、左岸の入間市小谷田4丁目・小谷田と右岸の入間市小谷田とを結び一般道が通り、下流側に水管が併設されています。上流に#31落差工(河口から4.7km)が在ります。
名称:桂橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:4.7km
橋の長さ:約17m
有効幅員:約3m
完成:不明
桂橋を左岸側に渡り、100m程北へ進み県道63号線に出ます。西へ140m程進むと右手に天台宗本山派寺院の明王寺山門が見えます。創建は不詳ながら、鎌倉時代初期の武蔵国入間郡の武将、金子十郎家忠の守護仏を祀った不動堂として崇敬を受けた古刹です。
山号:威徳山、本尊:不動明王像、所在:入間市小谷田220。狛狐は1977年(S52)の建立、鰐ロは1618年(元和4)の銘があり、入間市文化財(工芸品)に指定されています。
明王寺から県道に戻り120m進むと、左手に『#24千代田橋』が架かっています。左岸の入間市小谷田と右岸の同じく入間市小谷田とを結び一般道が通ります。上流橋下に#32落差工が在ります。
名称:千代田橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:4.8km
橋の長さ:約22m
有効幅員:約4m
完成:不明
千代田橋から250m上流に架かるのが『#25小谷田(こやた)橋』で、此の橋も左岸の入間市小谷田と右岸の同じく入間市小谷田とを結び一般道が通ります。下流側にガス導管、上流側に水管が併設されています。上流方向に#33落差工(河口から5.1km)魚道付きが見えます。
名称:小谷田橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:5.1km
橋の長さ:約20m
有効幅員:約6m
完成:1965年(S40)
小谷田橋を右岸側に渡ると、南西110m程に霞川稲荷神社が在ります。鳥居と小さな祠に狛狐が居ました。創建は不詳、祭神:宇迦之御魂神(推定)、所在:入間市小谷田343-1。
霞川稲荷神社から西130m程に架かるのが『#26境橋』です。左岸の入間市小谷田・新久と右岸の入間市小谷田・新久とを結び一般道が通り、上流側に水管が併設されています。町名が橋を境に上流と下流とで変わっていますので、此れが橋名由来ですね。下流方向に#34落差工(河口から5.2km)、上流側に#35落差工(河口から5.3km)が在ります。
名称:境橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:5.2km
橋の長さ:約20m
有効幅員:約4m
完成:不明
境橋が今回終着地点の橋ですが、左岸側に寺社が在りますので、其方を紹介してから終わりにします。途中に茶畑が在り、お茶の花が綺麗です。道路にハラビロカマキリが徘徊、此処に居ると轢かれますよ。足で歩道脇へ移動させると、怒ってファイティングポーズです。
境橋から北400m程に真言宗智山派寺院の東光寺が在ります。西多摩郡日の出町の西福寺末で、創建は不詳ながら、1702年(元禄15)現在地に移転再建、印融による中興開山と云われています。移転再建の時に植えられたのが、多羅葉と云うモチノ木科の常緑高木です。樹高:12m、市内最古の樹齢約300年で入間市の天然記念物に指定されています。別名葉書の木ですね。
山号:法栄山、本尊:不動明王像、所在:入間市小谷田1437。武蔵野三十三観音霊場の19番、奥多摩新四国霊場八十八ケ所の46番札所です。
>>>後書き<<<
次回は境橋から、最後に寄った東光寺から継続して、清水橋水管橋、清水橋、第二霞橋、向橋、大橋、第六天橋までの紹介になります。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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