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次回アップ予定:Scene-636 霞川『ほのぼの橋~NTT東橋』 (2021/02/26)
[Vol-03] 今回は高倉橋から継続遡上して、とんとん橋、新霞橋、豊高橋、扇橋までの紹介です。
高倉橋から110m上流先に華奢な橋が見えます。地図に橋名が載っている『#10とんとん橋』で、霞川左岸の入間市高倉1丁目と右岸の入間市豊岡1丁目とを結ぶ、人道専用橋です。7年程前から床材の交換工事云々により通行止めになっていますが、工事している気配すら無いですね。と云う事は撤去予定の類ですかね。下流側に#09落差工(河口から1.6km)が在ります。
名称:とんとん橋
構造種別:3径間鈑桁
河口からの距離:1.7km
橋の長さ:約28m
有効幅員:約1m
完成:不明
とんとん橋から140m上流に架かるのが『#11新霞橋』で、此の橋も左岸の入間市高倉1丁目と右岸の入間市豊岡1丁目とを結び一般道が通り、上流側にガス導管が併設されています。下流側に#10落差工(河口から1.7km)が在ります。
名称:新霞橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:1.8km
橋の長さ:約28m
有効幅員:約8m
完成:1990年(H2)
新霞橋上流に#11落差工(河口から1.8km)、#12落差工(河口から2km)、#13落差工(河口から2.1km)が在ります。#13落差工から100m程上流河川敷に石柱が埋まっていました。河口からの2.2km標識ですが、霞川沿いで見た最初で最後の距離標識でした。地味なデザインなので見つけ難いね。
新霞橋から510m上流に架かるのが『#12豊高橋』です。左岸の入間市高倉1丁目・4丁目と右岸の入間市豊岡2丁目とを結び一般道が通ります。橋名は両岸地区の冠名を合わせた命名ですね。下流側に#14落差工(河口から2.2km)が在ります。
名称:豊高橋
構造種別:3径間PC桁
河口からの距離:2.3km
橋の長さ:約19m
有効幅員:約6m
完成:不明
豊高橋の上流方向に#15落差工(河口から2.4km)、#16落差工(河口から2.5km)が見えます。
豊高橋から320m上流に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#13扇橋』です。下流方向に#17落差工(河口から2.6km)、上流方向に#18落差工(河口から2.6km)と、#19落差工(河口から2.7km)が見えます。
扇橋は、左岸の入間市高倉4丁目と右岸の入間市扇町屋2丁目とを結び、一般道が通ります。下流側に水管、上流側にガス導管が併設されています。
名称:扇橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:2.6km
橋の長さ:約25m
有効幅員:約6m
完成:不明
扇橋を右岸側に渡り、東200m程に在る、曹洞宗寺院の長泉寺へ行きます。川越市大袋の東陽寺末で、慶長年間(1596~1615年)に創建され、江戸期には幕府より寺領10石の御朱印状を拝領したと云われています。山号:光福山、本尊:釋迦如来像、所在:入間市豊岡2-2-8。武蔵野七福神の大黒天です。
長泉寺前の町屋通りは、入間市駅までのバスも通っていますが、東200mに愛宕神社、1km先に彩の森-入間公園も在るので、寄り道しながら帰ります。では、愛宕神社からです。創建は不詳ながら、千年以上の歴史と由緒を誇り、武蔵野の開発と共に天照大神を祭祀、1649年(慶安2)には幕府より社領8石の御朱印状を拝領したと云われています。1872年(M5)に愛宕神社と改称し、村社に列格、祭神:天照皇大神、別雷神、火産霊神、新田義興公、所在:入間市豊岡3-7-32。一之鳥居は1923年(T12)、狛犬も1923年の建立です。
愛宕神社脇の国道463号を東へ700m進み、豊島岡女子学園を右折して南300m程に在る、富士見公園の裏口から入ります。古墳ぽっい小山が在りましたが、説明の類は無く意味不明です。公園を北へ抜けると、米軍ジョンソン基地の軍人が住んでいた米軍ハウス群を残した区画、ジョンソンタウンです。全てが私有地、私道なので、店舗以外の建物の撮影は制限されています。現在、79棟程の建物が住居用・店舗用として賃貸されています。所在:入間市東町1-6-1。
ジョンソンタウン前の国道を北西に100m程進むと、交差点向こう側に彩の森入間公園が在ります。1973年(S48)に米軍から返還された基地跡地で、都市公園として1998年(H10)に開設されました。面積:15ha、所在:入間市向陽台2。南入口から入ります。メタセコイアにヒマラヤスギ、モミジバフウなどの大木が並び、夏は木陰、秋は紅葉が見られる憩いの場ですね。11月末の撮影で、ベニカエデが良い具合に紅葉していましたよ。
池周りのベニカエデ、最高ですね。池にはオナガガモが飛来していましたが、えらく人慣れしていて近付くと向こうからも寄って来ます。誰か餌付けしてますね。上池傍のポプラ並木から帰ります。
正面口から出ると、右手に航空自衛隊の入間基地が在り、昔の練習機や戦闘機などが並んでいました。■T-34 Mentor(71-0419):ビーチエアクラフト社開発の単発レシプロ練習機、■Curtiss C-46 Commando(91-1145):カーチス・ライト社開発の双発輸送機、■F-86 Sabre(82-7807):ノースアメリカン社開発のジェット戦闘で、日本のブルーインパルス初代機体として採用されています、■Lockheed T-33A(51-5620):ロッキード社開発の複座ジェット練習機、■F-104J(56-8666):ロッキード社開発の超音速ジェット戦闘機で、日本で最初に採用されたジェット戦闘機(三菱重工でライセンス生産)です、■地対空誘導弾ナイキJ:ウエスタン・エレクトリック・カンパニーなどで開発された高高度迎撃用地対空ミサイル(三菱重工でライセンス生産)、全長:12.52m、直径:φ530、速度:マッハ3.65、射程距離:140km。所在:狭山市稲荷山2-3。
入間市駅まで約400m、けやき通り経由で帰ります。所沢駅で各駅に乗換、特急001系(ラビュー)が停車していました、カッチョ良いね。稲荷山公園駅からの初回遡上歩数、23700歩でした。
>>>後書き<<<
次回は扇橋から遡上して、ほのぼの橋、和田橋、昌蜂橋、霞川橋、東橋、NTT東橋までの紹介になります。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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