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Dendrodium 2017年04月
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和久希世    

  • Author:和久希世    
  • 京都との県境近く
    滋賀県大津市南部、
    瀬田川の畔に住まいする
    古希を過ぎた 名も無き嫗でございます。
    事情があって(こちら)しばらく
    「春夏秋冬」で書いていましたが、
    又こちらで書くことになりました。
    今度はお馴染みになりました 
    和久希世(以前は わこ)に改めて再出発とさせて頂きます。
    2010・3・21

    FC2dendrodiumを終了し、
    ライブドアブログdendrodiumに移りました。
    (2016/3/1)

    2019・5・25 又、こちらで書く事にしました。

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象徴天皇とは?女系とは? by 昭和の日のNHKスペシャル 

NHKスペシャル 私たちと「象徴天皇」という昭和の日に因んだ特集番組を見た。(途中までだけれど・・・・・)

象徴天皇とはいかにあるべきかについての討論では、

天皇とは“おわします”だけで価値のある存在なのだから、
天皇は別に国民に寄り添うご公務を無理してなさらなくても良いという意見もあったが、

天皇とはお血筋も勿論大事だけれど、

常に国民に寄り添って下さっているお姿に、国民が接している事によって、
天皇への信頼はゆるぎないものとなるものなのだから、

お血筋と(国民の為になさる)ご公務とは、車の両輪のようなものという意見が多数を占めていた。

 

コメンテーターの中に、例の八木秀次という人がいたが、

八木秀次氏は「天皇は何もなさらないでも、居られるだけでありがたいご存在なのだから、

「公務が出来なくなるから、ある程度の年齢に達した時には天皇は退位するというのは不必要である。今上天皇がそうしておられたからと言って、今後の天皇陛下にまで同じやり方を求めるのは間違っている。」という風な事を言って、
暗に今上天皇を批判するような感じであった。

八木秀次氏は政府は憲法改正をしようとしているのに、
天皇陛下が殊更憲法を大事にされるのは、安倍政権にとって面白くないから、
宮内庁は天皇陛下をマネジメントせよ。」みたいな論文を書いた事のある、
安倍政権の代弁者であるが・・・・・

 数年前、週刊文春が暴いたように、
徳仁殿下、文仁殿下をご即位後間もなく、退位又は即位辞退させて

悠仁様を天皇にしてしようと目論んでいる安倍政権は、

悠仁様に今上天皇のようなご公務を期待されたくないのだろう。


安倍政権はまだお若い悠仁さまには、今上天皇のようなご公務は無理だと思っているか、

又は、天皇を昔のように神に祭り上げてしまって、

国民が天皇の命令には否応なく、服従するべきお方という事にしてしまいたいからかも知れない。

どちらであるかは兎も角として、
安倍一派は悠仁様を人目に触れないように、
宮殿の奥深くに押し込めて、天皇の名の下に国政を好きにしようと、目論んでいるのではないだろうか。

 

NHKスペシャルでは次に、
皇位継承者を男系にこだわっている人たちがあるという事で、

男系と女系の定義をしていた。

男系とは男性の天皇のご子孫、

女系とは女性の天皇のご子孫(父君が皇族ではない場合の)

 

安倍一派は敬宮様を女系天皇と言って排除しようとしているようであるが、

敬宮様は皇太子様のお子様だから、決して女系の皇族ではない。

紛れもなく男系の血を継がれたお方である。

敬宮様が将来天皇になられて、皇族以外の人と結婚された時、

お生まれになるお子様方が、女系という事になるだけである。

 

だから敬宮様のご即位を女系ゆえに排除するのはおかしいのである。

将来敬宮様の皇嗣を誰にするかという問題が起こったときに、
女系容認か男系にこだわるかを決めたら良いだけである。

歴史上に女性天皇は何人も居られたのだから、

日本が直系主義を執っている以上、
皇太子徳仁殿下がご即位される時の皇嗣には、

敬宮愛子様を皇嗣にするのが順当だろうと思が、

現在安倍政権は勝手に秋篠宮文仁親王殿下を、皇嗣殿下と規定しているようである。

 

これでは安倍政権の専横と言われても仕方ないと思うが、
結局これで決めてしまうのだろうか?

今村復興相辞任に思う 

今村雅弘復興相が辞任の意向 東日本大震災めぐる不適切発言で【UPDATE】

今村復興大臣が東電事故で自主避難した者に付いて、
「自己責任」と言ったのには呆れ返ったものだったが、
今度は震災が東京でなくて、あっち(東北)で良かったと言ってしまった。
安倍政権の閣僚に失言(暴言)が多いのは、日頃から国民軽視の考え方をしているから、
つい「地」が出てしまうのだろう。
今村復興相の暴言の中で、今日テレビで紹介していたものに、
福島産ものの風評被害について、「生産者の努力が足りない」と今村復興相が言っていた、
と聞いたときは、「許せない」と思った。

原発事故の1~2年前くらいから、私の近所のスーパーまで、
福島県の食材が運ばれて来る様になっていたが、
福島の人は丹精して立派な農産物を創っておられたし、
三陸海岸の豊かな海産物も珍しいものも多く貴重な食材に思えたものだった。
原発事故の前の年、福島県産のサクランボを初めて食べ、その美味しさに感嘆したものだった。

福島県産の農産物が、消費者から避けられるのは、農家の努力の問題ではなく、
福島県に降り注いだ東京電力の放射能汚染物質の所為なのである。
政府は残留放射能の基準をどんどん緩めて行って、
東電が農家に損害賠償をせずに済まそうと躍起になっている様であるが・・・・・

政府は本来農地として使用してはいけない様な土地に作物を作らせて、
日本全国の国民に、強制的に買わせようとしているが、
政府の決めた放射能基準が、事故前と較べて格段に上がっている事を思うと、
幾ら「食べて応援」と言われても、やっぱり避けてしまうのは当然だろう。

政府は福島の原発被災地の農家が放射能を被った農地で作物を作らないで済むように、
日本全国にある休耕田を活用して,
福島県の被災農家が耕作出来る様な仕組みを創って、
福島の篤農家に農産物を作っていただいたら、
農家の方々も風評被害等と言わないでも済む筈である。

政府は未だに放射能の降り続けている土地に、何兆円もの費用を出して除染する位なら、
福島健保希望者に全国に移住する仕組みを考えて上げるべきだったと思う。

今村復興相の問題発言は、呆れるものだらけだけれど、
安倍政権の閣僚には、
戦闘と言ったら派遣出来ないから「武力衝突」と言って、
スーダンへのPKO派遣を正当化した、
稲田防衛大臣のあの発言も辞任ものだったと思うが、
政府は知らん振りをしてスルーしている。

森友問題もそうだけれど、
政府は問題発言だけでなく、問題立法・行政に対する国民の批判を、
ずっとスルーしまくっている。

今回やっと安倍総理に反省心が湧いたのかと思いかけたけれど、
一寸違うのかも知れないと思った。
今村復興相が二階幹事長の派閥の代議士だから、
この際二階派にダメージを与えることも出来るから、
「安倍政権も時には、国民の怒りに対して真摯に対応している」と見える対応を、
今回の件に関してはこれ(辞任させる)が良いと、
直感的に安倍総理は選んだのではないかとの疑いが湧いてきたのだった。

安倍政権にとって不気味な存在となりつつある小池百合子都知事は、
二階派に近い人なのだそうだし・・・・・

高浜原発来月再稼動予定 

高浜原発4号機を来月再稼働 関電工程に福井知事了承」

昨日はあれ程、北朝鮮から飛んでくるかも知れないミサイルに、警戒を呼びかけていたのに、
今朝の京都新聞にも、
高浜原発3・4号基が、来月中に再稼動される見込みという記事が載っていた。

昨日の朝日放送モーニングバードで、
「北朝鮮のミサイルが発射されたと知ったら、部屋にいる場合は部屋を出ず窓に目張りをしてください。屋外にいる場合は・・・・・」という様な、政府のアドバイスを紹介していた。
これを聞いていたコメンテーターの一人が、
「原発再稼動でも此の位、用心してくれても良いのにな~」と言っていたのが印象的だったが・・・・・

昨日の政府は、来る事はないと知っている北朝鮮からのミサイル攻撃を、
来るかも知れないと大げさに吹聴して、対応策を助言するなど、
国民の事を第一に慮っている振りをして、
「政府は日本が民主主義国であるという事を忘れていなかった」と、
国民が思い違いする事を狙っていた、とも思える様な糊塗策を弄していたが、
今日はもう原発再稼動の発表である。
政府は国民の安全等少しも心配していないという事を、早くも表明している。

政府がこんなに早くに、
北朝鮮の標的に最もされやすい舞鶴のアメリカ・レーダー基地に近い、高浜原発の再稼動を許すという事は、
北朝鮮危機は最初から、こういう結果になることを、トランプ米大統領から耳打ちされていたという事か!

そう考えないと、今回の再稼動予定発表は、
あまりに手回しが良すぎると言えるのではないだろうか?

共謀罪の対象を外れる「一般市民」の条件とは? 

共謀罪「一般市民対象とせず」=自民政調会長

 自民党の政調会長は23日のNHK番組で、「共謀罪」の構成要件を改めた「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案をめぐり、一般の市民や団体への捜査に関し「全く対象にならない。対象はテロ組織、暴力団、麻薬の密売組織に限られる」と否定した。21日の衆院法務委員会で法務副大臣は、一般市民が対象となる可能性に言及していた。(2017/04/23-12:54)
共謀罪の対象とされない「一般の市民や団体」という意味は、
政府が将来、例えば活断層の上にある原発を稼動させる様な、
放射能値が年間20ミリシーベルトあっても、多額の税金をかけて除染したのだからと、
原発事故避難民に帰還を強制するような、
国民を踏みつけにする政策を推進していても、
反対運動等起こさない国民が「一般市民」なのである。

例え政府が、外交に失敗して起こした騒擾(内閣総辞職すれば何とかなる事態)であっても、
政府の面目の方を重視し、戦争に踏み切って、
国民を戦争に巻き込み、若者を徴兵しようとしている政府に対しても、
何があっても一切不足を言わず、
お上の決め事は総て「ご無理御尤も」と畏まって受け入れるような、
従順な民が「一般市民」の要件なのである。

どんな事態にも、政府の立場を第一とし、
総てを柔和に受け入れる国民が、
共謀罪の対象とはならない「一般市民」なのである。

間違っても「民主主義に反する」とか「主権者を何と思っている」とか言って、
政府に抗議するような国民は、
「一般市民」の範疇には入らないのである。

詰まり日本は民主主義国であると、何時までもこだわり続ける国民は、
過激派として共謀罪の対象となる。
共謀罪成立後は、彼等の一挙手一投足は監視の対象となる。
彼等がデモや座り込みなど企んだら、
その時点で逮捕されないとも限らない。

そう認識して、共謀罪を受け入れるかどうかを決めねばならないのである。

「日本はもう民主主義国ではない。ご一新があったのを知らないのか!」といった所か。

ご一新の後まで、徳川家に拘っていた者が、睨まれ続けたのと似ているかも知れない。

安倍政権で日本は既にステルス革命を起こされて、
日本国憲法は無効となり、
日本はもう民主主義国ではなくなっているのだから,
「上を恐れぬ不届き者」というフレーズが、
共謀罪を創ろうとしている者の心に、浮かび始めているのかも知れない。

今の日本の「お上」とは誰?
さぁ~・・・・・

復興特別委員会公認の甲状腺癌人数1082人 

参議院議員山本太郎氏のブログの「国会質問」2017.4.14 復興特別委員会「1082人の甲状腺がんについて」
の欄に下記のような質疑が書かれていました。
福島県内の甲状腺の悪性腫瘍に分類されている傷病の手術を行った9の医療機関で、
2011年から2015年迄の5年間に行われた甲状腺癌手術の合計は1082件もあったのだそうです。
しかも、政府?福島県?原発村?のどこが決めたのかは明らかにされていませんが、規則があって、
この1082人以外に、患者数にカウントされない患者さんが大勢あるらしいのです。
その規則には、
厚労省では、平成十五年から、DPCという新しい医療費支払制度の導入に当たり、治療や手術件数の調査を実施、データを保存、甲状腺がんの手術症例が十件以上であれば報告され、記録されます。
という事で、手術症例が10件未満の医療機関の甲状腺癌はカウントされない事になっているのだそうです。
又、
経過観察が含まれる通常診療等での手術であれば、もちろんこれも別ルート、カウントしないですよね、四歳児のように。ほかにも、事故後、一度も健康調査に加わらず県外に出た福島の子供、経過観察中に県外で手術を受けた子供などももちろんこれ別ルート、カウントしない。 
経過観察が含まれる通常診療等での手術であれば患者数としてカウントしない。
と、極めてややこしい理由付けをしてカウントしない事にしているそうです。
又、
二〇一五年六月、県外に引っ越しをした福島県出身の十八歳を超えた方々にも治療、経過観察が必要とされた場合、九百人程度に、福島県、医療費負担するということを発表していましたよね。これ、データ持っているはずなんですけど、後追いに関しても報告、公表されていませんよね。どういうことかといったら、これも別ルートだ、カウントしない
という事で、2015年6月県外避難者約900人に対し医療負担すると発表しているけれど、
この中にも甲状腺癌の人が何割かおられると思われるが、
県外避難者もカウントされない事になっているそうです。

これら様々な理由をつけて、カウントしない事にしている患者さんを、
普通にカウントすると、
甲状腺癌になった人の数は、もしかすると2000人を大きく超えているのかも知れません。

甲状腺癌だけでこれだけの人数の人が手術しておられるのですから、
白血病も多数でているとの噂もありますし、
東電の事故でどれだけの人が、重い病気に見舞われておられるのか、計り知れないだけに、
不気味ですね。
これでも政府は福島県への帰還を強制するのでしょうか?
地震国日本の原発を、まだ動かさせ続けるのでしょうか?

2017.4.14 復興特別委員会「1082人の甲状腺がんについて」
2017年04月20日

○山本太郎君 続きまして、福島県において、百八十四人の子供たち、甲状腺がんないしその疑い、これが先日の報道で全てではなかったことが分かりました。

資料の一、民間が設立した基金を通じて、事故当時四歳の子供が福島県立医大で甲状腺摘出手術を受けていたが、先ほどの百八十四人の中にはカウントされていなかった。なぜカウントされなかったのか。事故当時四歳の子供は、以前に県民健康調査で検査を受けた際、経過観察とされました。経過観察以降は個別の保険診療になってしまう。県民健康調査の、県民健康調査の枠から外れるということになるんですね。その後、子供は状況が変わり手術を受けましたが、この百八十四人、良性も含むと百八十五人ですけれども、この百八十四人の患者数にはカウントされなかった。

確かに手術は受けたのに、その数には含めない、別ルートが存在するというお話、簡単に説明します。

資料の二、福島県民健康調査で行われる甲状腺検査の評価には、A1、A2、B、Cなどの区分があるのは皆さん御存じのとおり。最初の一次検査で全員が甲状腺の超音波検査をします。そこで、しこり、嚢胞などが見付かり、その大きさや状態でB判定、C判定とされた場合、二次検査に進みます。資料の二、青の丸部分です。二次検査では再度の超音波、血液、尿検査が行われ、さらに、ガイドラインに照らし必要と医師が判断、患者も合意した場合、甲状腺の組織や細胞を注射器で吸い取って顕微鏡で分析する穿刺細胞診へ進み、結果、悪性ないし悪性疑いとなった人数が報告されます。

一方で、B、C判定になり、二次検査では細胞診はせず、細胞診はせず、しばらく様子を見る、経過観察ですよね、資料の二、赤で囲った部分、通常診療等、通常診療等、ここに経過観察も含まれると。その後、医療機関で甲状腺がんですと診断されても県民健康調査の枠外に置かれ、たとえ手術を受けたとしても甲状腺がん又は疑いにカウントされることはありません。

ただし、保険診療でも、県立医科大、福島県の県立医科大で手術された場合はその情報は県民健康調査検討会に報告されますと環境省は説明するんですけれども、先ほどの四歳児の件を考えれば、環境省の説明に矛盾が生じます。その矛盾を隠すために環境省は、報道が正しいかは分からないというふうにすり替えを始めているんですよね。何かずるくないですか。

話を戻します。がんの疑いがはっきりと出る穿刺吸引細胞診を受ける機会というのは二通りあります。一つ、県民健康調査の二次検査、二次検査、一部の対象者に。もう一つは経過観察中などの医療保険診療で。どちらもがんと診断される患者がいるのに、公表されるのは片方だけ。それが今回の事故当時四歳児のケースで広く知られることになりました。

事故後、甲状腺がん、ないしは疑いとなった実際の患者数は別ルートの存在により公表された百八十四人、良性含む百八十五人よりも多いことが今回判明したという話なんですね。これ、一体どういったつもりでこういう恣意的なカウント方法採用しているんでしょうか。数を少なく見せるための手法と疑われても、これ仕方ないですよね、これ。別ルートに含まれる可能性がある子供たち、これ以外にもどれぐらいいるんだろうと考えると、ちょっと心配になってきます。

経過観察、経過観察が含まれる通常診療等の数は、先行調査、一巡目で千三百七十六人、本格調査一回目、二巡目途中で千二百七十六人、本格調査二回目、三巡目途中で五十六人と。ただし、これは重なっている人もいるため、これらの人数を単純に加算はしていませんとのことです。経過観察の後、後の治療でも、どの病院で手術を受けるかによって県民健康調査検討会に報告される人とされない人がいる。

 厚労省にお聞きします。福島県内で甲状腺がんの手術ができる病院、幾つありますか。



○政府参考人(橋本泰宏君) お答えいたします。

厚生労働省が指定いたしますがん診療連携拠点病院のうち、福島県内の病院で甲状腺がんを専門としている旨国の方に報告のありました病院の数というのは、平成二十八年の報告で九病院あったというふうに承知いたしております。

ただし、甲状腺がんの手術と申しますのは、特別な資格や設備が必要ということではございませんので、何をもって甲状腺がんを専門としているかということについて具体的な基準があるわけではございません。したがいまして、委員御指摘の甲状腺がんの手術を行うことができる病院が幾つあるかということにつきまして、なかなか明確なお答えをすることは難しゅうございます。



○山本太郎君 明確には答えられない、これが正しいお答えです。九病院というのは、がん拠点病院などを指しているということですよね。どれを指していいか分からないから取りあえずこれを指しておきました、九ぐらいかな、でもそれ特に決まりがあるわけじゃないし、すごく広い範囲だからこれ把握し切れてませんというお答えだったと思います。

資料の三。厚労省では、平成十五年から、DPCという新しい医療費支払制度の導入に当たり、治療や手術件数の調査を実施、データを保存、甲状腺がんの手術症例が十件以上であれば報告され、記録されます。最新では二〇一五年の結果がまとまっているそうですけれども、福島県でこの調査に参加している病院のうち、甲状腺に関する手術を行った病院数は幾つですか。その中に福島県立医大は含まれていますか。これ、一つずつ病院名挙げるのやめてくださいね、全部数で教えてください。



○政府参考人(浜谷浩樹君) お答えいたします。

議員御指摘のDPCデータに基づきますと、二〇一五年に甲状腺の悪性腫瘍に分類されている傷病につきまして手術を行った医療機関は九病院でございます。また、お尋ねの福島県立医科大学附属病院は、この九病院に含まれております。



○山本太郎君 その九病院で二〇一一年から一五年までの五年間に行われた甲状腺がんの手術、合計で何件ですか。



○政府参考人(浜谷浩樹君) お答えいたします。

九病院で二〇一一年から二〇一五年までの間に甲状腺の悪性腫瘍に分類された傷病につきまして行われた手術件数は、合計千八十二件でございます。



○山本太郎君 ありがとうございます。

千八十二件、全て手術したんですって。しかも、データは症例数十以上が記録されるものであり、手術数十件未満の医療機関は対象ではないと。

皆さん、お手元に資料があると思いますけれども、横棒が引いてあるところは十未満だったから記録されてないということですよね。と考えると、それ以外の病院も、一件、二件、三件、五件とかやっているところあるかもしれないですもんね、ここにはデータはないけれども。

このデータ、数字の内訳、大人と子供の割合は分かりません。九割が大人かもしれないし、その逆もあるかもしれない。たとえ子供の数が分かったとしても、経過観察が含まれる通常診療等での手術であれば、もちろんこれも別ルート、カウントしないですよね、四歳児のように。ほかにも、事故後、一度も健康調査に加わらず県外に出た福島の子供、経過観察中に県外で手術を受けた子供などももちろんこれ別ルート、カウントしない。

一方で、二〇一五年六月、県外に引っ越しをした福島県出身の十八歳を超えた方々にも治療、経過観察が必要とされた場合、九百人程度に、福島県、医療費負担するということを発表していましたよね。これ、データ持っているはずなんですけど、後追いに関しても報告、公表されていませんよね。どういうことかといったら、これも別ルートだ、カウントしないという話なんですね。

 事故当時福島県に住んでいた同じ病気の疑いや同じような手術を受けた十八歳以下のデータ、検討委員会甲状腺評価部会に報告するもの、報告しないものを勝手に選別している。カウントするもの、カウントしないものを選別している。結果、データの数が少ない中で、偏った中で専門家に議論をさせている。なぜわざわざ福島で県民健康調査が始まったんでしたっけ。どうしてその情報を検討委員会などに報告するんでしたっけ。

福島県立医科大の放射線医学県民健康管理センターホームページによると、その意味の一つとして、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う健康影響の有無を検討する上で有益な情報となる可能性があることなどの理由で検討会に報告をしていると書かれている。当たり前じゃないかって。原発爆発していなかったらこんなことしていないんだよって。だのに、そこから出てきたデータ、一部は使うけど一部は使わないってどういうことだよと、どんな恣意的な調査やろうとしているんだよって話なんですよ。

いろいろあるんですけれども、時間もなくなってきたので、委員長にお願いしたいことがあります。

委員長、まず、本日、私の質疑の中で、数にカウントされない、別ルートと称した県民健康調査の数に反映されない数々のデータ、個人の特定がされない形での情報提供を本委員会としてお求めください。

 加えて、本委員会において、この甲状腺問題とみなし仮設住宅の打切りについての集中審議をどうか別々に開いていただけませんか。その際、事前にそれぞれ参考人をお呼びし、その意見を聴取し、それに対する政府側に質疑する機会を本委員会としてどうか設けていただけませんでしょうか。



○委員長(櫻井充君) 後刻理事会で協議させていただきます。



○山本太郎君 数にカウントされない、別ルートのデータまで全て集約、これ、ちゃんとデータ出させて委員会で話させる必要があるということなんです。

これ、環境省、国の窓口ですよね。大臣としてちゃんと旗振っていただきたいんです。大臣、山本大臣、よろしくお願いします。



○委員長(櫻井充君) 山本環境大臣、時間が来ておりますので、簡潔にお願いします。



○国務大臣(山本公一君) 甲状腺検査の在り方については、福島県の「県民健康調査」検討委員会で議論をされるものと承知をいたしております。議員御指摘の経過観察後の症例の取扱いについても、同委員会で検討が行われるものと考えております。



○山本太郎君 ゼロ回答じゃないですか。国の窓口なんですよ、環境省が、健康問題の、今この原発の問題の。何で丸投げなんですか。余りにもおかしいと申し上げて、是非よろしくお願いします。

ありがとうございます。 

アメリカ抜きTPPは 吉か凶か? 

米抜きTPP「歓迎」=日商会頭

 日本商工会議所の三村明夫会頭は20日の記者会見で、麻生太郎副総理兼財務相が米国の離脱した環太平洋連携協定(TPP)をめぐり、米国を除いた11カ国での発効に言及したことに対し「歓迎する」と語った。三村会頭はTPPについて「多国間でレベルが高く中小企業も使いやすい。代わり得る協定が近々成立するのは難しい」と指摘した上で、「何とか生き残らせることが大切だ」と強調した。 
 一方、日米経済対話で来日したペンス米副大統領は、日米2国間による自由貿易協定(FTA)交渉に前向きな考えを表明した。三村会頭は「これから並行して議論が進んで行くと思うが、それぞれの主張の中身次第だろう」との認識を示した。(2017/04/20-18:00)

麻生財務相がアメリカで演説した事で俄然話題となったが、アメリカ抜きTPPに付いては、
既に3月中に検討に入っていたのだそうである。(こちら

私は1月23日に「 」という記事を書いたが、
これは天木直人さんの記事「米国抜きのTPPに動きだした豪州に日本はすかさず呼応せよの、
下記のフレーズに賛同したからだった。
   (一部引用)
米国との二国間交渉に持ち込まれたら、日本は徹底的にむしりとられていく。

 いまこそ豪州の提案に乗るべきだ。

 豪州は米国の同盟国のひとつだ。

 その豪州が米国抜きのTPPを言い出したのだ。

 日本がそれに応じられない理由はない。

 重要なことは、米国抜きのTPPは一転して日本にとって有利になる可能性がでてくるということだ。

 その決め手は中国だ。

 米国の代わりに中国を入れて、もう一度原点に立ち返って自由貿易交渉を行うのだ。

 中国はとっくの昔に、米国にとって代わった日本の最大の輸出市場だ。

 中国は米国とは正反対に日本の農水産品の開放など迫らない。逆に日本の農水産品の最大の輸出市場になりうる。

 中国は米国と違ってすぐに訴訟に訴えるような真似はしない。

 中国は米国と違ってアジア経済圏の共存共栄を目指すはずだ。

 すべてが日本にとって都合がいい。

日本が日米2国間交渉で、TPPより更に不利な条件を強要されるのを防ぐ為には、
アメリカ抜きのTPPは有効かも知れないと思ったが、
政府は後でアメリカのTPP参加を促す積りらしいから、
あの恐ろしいISD条項もそのままにする積りなのだろう。
だとすると、あのTPPを締結するのは、日本や他の国々にとって良いことなのか如何か?
私には分からない。

今の日本経済、進むも地獄引くも地獄の状況にあるのかも知れない。

ペンス米副大統領来日 

対北朝鮮で米副大統領「平和は力で達成」

04/18 17:05

挑発を続ける北朝鮮をめぐる情勢をふまえ、安倍首相は18日、アメリカのペンス副大統領と会談し、緊密に連携していくとともに、日米同盟の強化が不可欠だとの認識で一致した。
ペンス副大統領は「平和は力によってのみ、初めて達成される」と述べた。
また、両氏は中国に対し、さらに大きな役割を果たすよう、働きかけを強めることでも一致した。
「平和は力によってのみ、初めて達成される」とは!
ペンス氏は本当にこんな事を考えておられるのだろうか?

北風と太陽の話は、もうアメリカでは通用しなくなっているのだろうか?
北朝鮮が何故核兵器やICBMに拘るかを考えたら、
北風を吹かし続けている限り、平和は来はしないのではないだろうか?
北朝鮮の金正恩はアメリカが怖いから、核兵器に拘っているのだろう。
彼は「リビアのカダフィーも核兵器を捨てなかったら殺されなかっただろう。」と言っていたそうではないか!
そんな金正恩に核兵器を捨てたら許してやるといくら言っても、おいそれと捨てるとは思えない。
金正恩がアメリカから潰される恐れがない、と信じられる事態になって初めて、
金正恩は核兵器を捨てる気になれるのではないだろうか?

「平和は力によってのみ、初めて達成される」と言われるという事は、ペンス氏には、
北朝鮮問題を平和的に解決する気持ちは、全然ないという事なのだろうか?
こういうアメリカの要請に中国が何所まで応えられるか?

朝鮮戦争は朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮) と大韓民国 (韓国) の間で 1950年6月に始った紛争で,およそ 300万人が命を落した。米軍を主体とする国連軍が韓国側に立って戦争に参加し,また中国が最終的に北朝鮮支援に動いた。戦況は目まぐるしく変化した末,戦争は 1953年7月,決定打のないまま終結した。(こちら

朝鮮戦争は1953年7月に終結したと言っても、
両国は休戦協定のままだから、
韓国は未だに北朝鮮を仮想敵国として、毎年米軍と軍事演習をしているのである。
こういう状況をそのままにして、
「北朝鮮が核兵器を捨てたら・・・・・」とアメリカが幾ら言っても、
気の強い金正恩が、「騙されないぞ」と余計むきになって、
挑発的になってしまうのも無理からぬ事かも知れないと思える。

素人考えでは、アメリカが本当に東アジアの平和を願っているのなら、
韓国と北朝鮮との和平を認めて、南北朝鮮をドイツのように一つの国にして上げたら、
それで戦争の危険はなくなるのではないかと思うのだけれど・・・・・

南北を一つにと言っても、北朝鮮は韓国が、韓国は北朝鮮が優位となる合併では・・・・・と、
色々もめるのかも知れないが、
そこを中国に折り合いをつけさせる事にしたら、
武力でなくても平和は来るのではないだろうか?

トランプ大統領になってもアメリカは、
まだまだ北朝鮮問題で、日韓をアメリカの紐付きのままにしておきたいのだろうか?
そうしたら、経済問題でも日本も韓国も、アメリカの要求を断れなくて、
アメリカの思いのままの経済協定を結ばすことが出来るものな。

北朝鮮問題が俄かに起こされたのは、
日本との二国間交渉をアメリカの思い通りに進めて、
とことん日本に譲歩させるのが目的だったのかも知れない。

トランプ大統領はTPPを廃棄したけれど、
日米FTA締結を望んでいるそうで、
日本はTPPの時の譲歩に、更に輪をかけた譲歩を迫られそうだとの観測が見られる。

昨日来日したペンス副大統領の主な目的は、
日米経済協定で「日本はとことん譲歩せよ」と圧力を掛ける為だったりして・・・・・

素晴らしいお方ゆえに誹謗中傷する輩達 

敬宮様の素晴らしい作文をご紹介しましたら、
敬宮様の責任でもない事を論って、敬宮様を誹謗するコメントが書かれていました。
そのコメントにも返事を書かねばならないかと書きかけたのですが、
思い直し止めにしました。

皇族に対するこんな失礼なコメントを、
私のブログに載せる必要等、全然ないのだと気付いたのです。
という訳で昨夜から半日ほど、人目に曝してしまっていたのですが、
そのコメントを非表示としました。
こんなコメントを無条件で載せていたら、
このブログが皇族への罵詈雑言を仲介する事になりますし・・・・・

今後はコメントを承認制にしようかと思っています。
滅多に来ないコメントが益々減って、寂しい事になるのでしょうが、仕方ありません。

それにしても、敬宮様の作文は素晴らしいものですね。

原爆ドームを目の前にした私は、突然足が動かなくなった。まるで、七十一年前の八月六日、その日その場に自分がいるように思えた。ドーム型の鉄骨と外壁の一部だけが今も残っている原爆ドーム。写真で見たことはあったが、ここまで悲惨な状態であることに衝撃を受けた。平和記念資料館には、焼け焦げた姿で亡くなっている子供が抱えていたお弁当箱、熱線や放射能による人体への被害、後遺症など様々な展示があった。これが実際に起きたことなのか、と私は目を疑った。平常心で見ることはできなかった。そして、何よりも、原爆が何十万人という人の命を奪ったことに、怒りと悲しみを覚えた。命が助かっても、家族を失い、支えてくれる人も失い、生きていく希望も失い、人々はどのような気持ちで毎日を過ごしていたのだろうか。私には想像もつかなかった。

最初に七十一年前の八月六日に自分がいるように思えたのは、被害にあった人々の苦しみ、無念さが伝わってきたからに違いない。これは、本当に原爆が落ちた場所を実際に見なければ感じることのできない貴重な体験であった。

心優しく多感な少女には、原爆ドームや平和資料館の展示物は、どんなにか衝撃的だった事でしょう。
平和を願わない人はいない。だから、私たちは度々「平和」「平和」と口に出して言う。しかし、世界の平和の実現は容易ではない。今でも世界の各地で紛争に苦しむ人々が大勢いる。では、どうやって平和を実現したらよいのだろうか。

と続けられる敬宮様は、お優しいだけでなく、まだ15歳のお若さで、理性的な面も併せ持っておられます。
この様な素晴らしいお方が、女性とは言え直系におられるのに、
男系に拘り続ける安倍晋三一派は、
戦争屋の手先として日本を戦争する国にして、
利権を得続けたいのだろうと思われます。

安倍晋三一派がこれ迄、雅子妃殿下をターゲットに、
東宮家に卑劣な攻撃を続けて来たことを思うと、
敬宮様に皇太子になって頂きたいなど、申し訳なくてお願いする気になれません。
昨日敬宮様を誹謗するコメントを書いたような輩を大勢、安倍一派は子分として飼っているようです。
こんな政情にある日本では、立派な皇族程、誹謗中傷されるのですから、
多感な敬宮様を、彼等の毒牙に掛けてはならないと思います。

祇園精舎の鐘の声を聞くまでもなく、
奢れる者は久しからずですから・・・・・

その時日本にまだ再起の時が残っているなら、
きっと、敬宮様の出番があるのではないでしょうか?

少なくとも安倍晋三一派が日本を蹂躙し続けている間は、
敬宮様を矢面にお立たせするのは危険すぎると思います。

世界の平和を願ってby敬宮愛子内親王 

敬宮愛子さまが卒業記念文集に寄せられた作文(全文)を「日本がアブナイ」で紹介しておられたので、ここにコピーさせて頂きます。

敬宮様が中学校の卒業文集で、平和を願う作文を書かれたという事は、
ニュースでは聞いていたのですが、こんなに素晴らしい作文を書いておられたのですね。

 世界の平和を願って

 卒業をひかえた冬の朝、急ぎ足で学校の門をくぐり、ふと空を見上げた。雲一つない澄み渡った空がそこにあった。家族に見守られ、毎日学校で学べること、友達が待っていてくれること…なんて幸せなのだろう。なんて平和なのだろう。青い空を見て、そんなことを心の中でつぶやいた。このように私の意識が大きく変わったのは、中三の五月に修学旅行で広島を訪れてからである。

 原爆ドームを目の前にした私は、突然足が動かなくなった。まるで、七十一年前の八月六日、その日その場に自分がいるように思えた。ドーム型の鉄骨と外壁の一部だけが今も残っている原爆ドーム。写真で見たことはあったが、ここまで悲惨な状態であることに衝撃を受けた。平和記念資料館には、焼け焦げた姿で亡くなっている子供が抱えていたお弁当箱、熱線や放射能による人体への被害、後遺症など様々な展示があった。これが実際に起きたことなのか、と私は目を疑った。平常心で見ることはできなかった。そして、何よりも、原爆が何十万人という人の命を奪ったことに、怒りと悲しみを覚えた。命が助かっても、家族を失い、支えてくれる人も失い、生きていく希望も失い、人々はどのような気持ちで毎日を過ごしていたのだろうか。私には想像もつかなかった。

 最初に七十一年前の八月六日に自分がいるように思えたのは、被害にあった人々の苦しみ、無念さが伝わってきたからに違いない。これは、本当に原爆が落ちた場所を実際に見なければ感じることのできない貴重な体験であった。

 その二週間後、アメリカのオバマ大統領も広島を訪問され、「共に、平和を広め、核兵器のない世界を追求する勇気を持とう」と説いた。オバマ大統領は、自らの手で折った二羽の折り鶴に、その思いを込めて、平和記念資料館にそっと置いていかれたそうだ。私たちも皆で折ってつなげた千羽鶴を手向けた。私たちの千羽鶴の他、この地を訪れた多くの人々が捧げた千羽鶴、世界中から届けられた千羽鶴、沢山の折り鶴を見たときに、皆の思いは一つであることに改めて気づかされた。

 平和記念公園の中で、ずっと燃え続けている「平和の灯」。これには、核兵器が地球上から姿を消す日まで燃やし続けようという願いが込められている。この灯は、平和のシンボルとして様々な行事で採火されている。原爆死没者慰霊碑の前に立ったとき、平和の灯の向こうに原爆ドームが見えた。間近で見た悲惨な原爆ドームとは違って、皆の深い願いや思いがアーチの中に包まれ、原爆ドームが守られているように思われた。「平和とは何か」ということを考える原点がここにあった。

 平和を願わない人はいない。だから、私たちは度々「平和」「平和」と口に出して言う。しかし、世界の平和の実現は容易ではない。今でも世界の各地で紛争に苦しむ人々が大勢いる。では、どうやって平和を実現したらよいのだろうか。

 何気なく見た青い空。しかし、空が青いのは当たり前ではない。毎日不自由なく生活ができること、争いごとなく安心して暮らせることも、当たり前だと思ってはいけない。なぜなら、戦時中の人々は、それが当たり前にできなかったのだから。日常の生活の一つひとつ、他の人からの親切一つひとつに感謝し、他の人を思いやるところから「平和」は始まるのではないだろうか。

 そして、唯一の被爆国に生まれた私たち日本人は、自分の目で見て、感じたことを世界に広く発信していく必要があると思う。「平和」は、人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築きあげていくものだから。

 「平和」についてさらに考えを深めたいときには、また広島を訪れたい。きっと答えの手がかりが何か見つかるだろう。そして、いつか、そう遠くない将来に、核兵器のない世の中が実現し、広島の「平和の灯」の灯が消されることを心から願っている。(西日本新聞17年3月22日)』

東京オリンピック開催の辞退を 

京の風」で原子力政策に憤る声「日本には、倫理観、責任感、正義感の三カンが大きく欠如しております」として紹介しておられた、元駐スイス大使村田光平氏が、田中俊一原子力委員会委員長へ出された手紙を複写させて頂きます。

5年前安倍総理は福島の原発事故はアンダーコントロールであると、嘘を言ってオリンピックを招致しました。
しかし東電福島原発の事故は、6年経っても尚収束の目途も立っておらず、
今でも時折放射能を吐き続けているそうです。
そんな日本の東京でオリンピックを開催し、
世界のアスリートと観客達を放射能汚染の危険に曝して良いものでしょうか?

それに総てを隠してオリンピックを開催しようとしても、
そんな危険な所に自国の優秀な選手たちを行かせる訳には行かないと言って、参加を辞退する国が続出するかも知れません。
聞くところによるとトランプ大統領も、日本は本当に東京オリンピックをする積りなのだろうか?と驚いた風に言っておられたそうですし・・・・・

この問題は日本人の倫理観が問われる問題であるとも思います。
世界から拒絶される前に、日本はオリンピック開催の辞退を、IOCに申し入れるべきだと思います。


原子力規制委員会 

 田中俊一委員長殿

 

平成29年4月15日

村田光平 

(元駐スイス大使)

 

拝啓

 

 いよいよ東京五輪は危機管理の段階を迎えたものと考えられます。

東京五輪に対する国際社会の動きの格段の活発化が注目されます。

 国際的反核組織Beyond Nuclear の支援を受けるFukushima Fallout Awareness Networkは“No Olympics or Paralympics in Radioactive Fukushima!”と題する記事を発信し、日本における放射能汚染の深刻性を強調し、野球及びサッカーの開催地を福島とすることを厳しく批判しつつ、東京五輪開催反対を訴えております。

http://www.fukushima-is-still-news.com/2017/04/no-olympics-in fukushima.html

4月10日、Bach IOC委員長に対しメッセージを発出し、同記事への注意喚起と東京五輪の安全性の再確認の必要性を改めて同委員長に対して示唆いたしました。同メッセージをBCC英文で拡散しましたが、既に多くの支援のコメントが寄せられております。

 4月14日、米国の有力サイトCounterPunchRobert Hunziker記者から寄せられた記事及びこれに関するBCC英文発信文をお届け致します。 

http://www.counterpunch.org/2017/04/12/fukushimas-upcoming-olympics/

史上最悪のメルトダウンを起こし、100% out of control の危険きわまりない福島での五輪競技の開催を決めた責任が厳しく問われております。福島での継続するメルトダウンから関心をそらすのがその狙いであると断じております。

 内外の東京五輪責任者による福島の深刻な現状及び内外の世論軽視は最近の国際社会の動きからして最早限界に達したと思われます。

 貴委員長のご理解とご支援をお願い申し上げます。        敬具   

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皆様
田中原子力規制委員長宛メッセージをお届け致します。(上記)
 
自主避難者に対する援助打ち切りに象徴される原子力政策の無責任(反人権、反人道)に強く憤る方々の声に接しております。
ご報告したある女性指導者の次の至言が想起されます。
「本当におっしゃるとおりでございます。日本には、倫理観、責任感、正義感の三カンが大きく欠如しております。それが、原発、オリンピック、森友、豊洲移転、すべてに出ております。accountability という言葉が日本にはないのは、三カンの欠如が原因でございますね。」
東京五輪はその根深いところの倫理の欠如に対する批判がネットで表面化しつつ有ります。
老子の「天網」が実感されます。
 
国際的には放射能を生み出すことを犯罪視する動き、国内的には放射能汚染を公害とする立法化の動きなど「世界の命運を左右する電力会社」対策が台頭し出しております。
東京五輪返上の決定がもたらす衝撃は計り難いものが有ります。日本の名誉のため、廃炉、2号機問題、汚染水問題等々福島の危機的状況を世界に知らせることが切望されます。いわずもがなですが、現実は如何に目をそらさせても、いかに強く否定してもこれを隠ししおおせることは不可能です
政府関係者に対し危機管理の段階を迎えていることを言い続けている所以です。
 
ご理解とご支援をお願い申し上げます。
 
 村田光平
(元駐スイス大使)
 
 

お花見 

東京では3月中に満開を迎えているとの報道がありましたが、

滋賀県では4月8日花祭りにやっと開花した桜は、

急に暖かくなった所為か、9日には早くも7~8部咲きになっていました。

しかし、その後お天気に恵まれず曇りや雨の日が続き、
今年のお花見は無理かもしれないと思っていましたら、

満開になってから後、低温の日が続いたお陰か、

あまり散る事もなく今日まで満開状態が続いていました。


今朝はちょっと肌寒いけれど雲ひとつない晴天で、

絶好のお花見日和となりました。(お昼前には雲が広がりましたが)

今年も、毎年行っている市立のスポーツ公園の桜の下で、

夫と二人でお弁当を食べるだけのお花見をする事が出来ました。

桜は満開で風にはらはらと散る将にお花見日よりでした。

 

しかし、今年の落花にはちょっとした異変がありました。

ちょっとした風に散る花が

山茶花のように、花びらになって散るのもあるのですが、

椿の落花のように、花びらを散らすのではなく花の形のままで散っているのが多数あるのです。

周りに散った花を拾っていましたら、

桜の花は軽いから椿のようにぼとっと、落ちたりはしませんが、

桜の花が形のまま、風に乗って飛んでくるのです。

これは桜の散り方とは違うと思える散り方でした。

 

「日本の国花桜花に異変が起きている」なんて言ったら大げさに過ぎますが、

散り際のきれいなのが売りの桜が、

花ごとむしりとられるまで、花芯から離れようとしない花になろうとしていると言った感じです。

 

これは只単に、開花後低温が続いた為に起きた異変に過ぎないのに、、

国の行く末に危惧を感じていると、何でも異変に見えるだけなのでしょうね。

連続して恣意的に皇室典範を変えてしまおうとする安倍政権 

今朝の京都新聞一面に、
政府が秋篠宮様を皇嗣殿下とする事を検討中という記事が出ていました。
皇室典範で皇太子は、直系の男子という事になっているのに、
安倍政権は勝手に、傍系の方を皇嗣と決めてしまおうとしている様です。

現在の皇太子様に男子がない以上、
天皇に男子がない場合、女子を皇嗣とするとか、
天皇に男子がない場合には皇太弟を皇嗣とするとか
男女に限らず直系の第一子を、皇嗣とするとかという風に、
皇室典範で決められた通りの人々に、正式に協議していただいて、
ちゃんと皇室典範の改正をしてから、決めねばならないことだと思います。

皇室の事は皇室典範によると憲法で決めてあるのに、
安倍政権は恣意的に次々と、特例を設けて、
天皇の退位や即位を決めていこうとしています。
こんな事を許していたら、
安倍政権のような暴虐な内閣によって、
天皇が勝手に挿げ替えられる事態になりかねません。

天皇陛下の生前退位に付いても、憲法の規定を捻じ曲げて、
特例法で決めると、安倍内閣は言っていますが、
皇嗣も特例法で秋篠宮に決めると言い出しています。
こういう事を許していたら、
安倍内閣は次に、どんな無茶な特例法を言い出さないとも限りません。

森友学園問題でも、明確に白と証明する事が出来ない、
国権乱用の疑いの強い安倍内閣に、
共謀罪を創らせたり、
天皇の即位に関する重要事項を、恣意的に決める事を許していたら、
日本は滅茶苦茶に破壊されかねません。

安倍内閣の横暴は絶対に阻止せねばならないと思います。


米軍は北朝鮮にもミサイル攻撃を始める? 

新ベンチャー革命「米国防総省ペンタゴン制服組はシリア同様、北朝鮮を北爆する臨戦体制に入るが、北朝鮮をミサイル・核実験場に利用しているCIAネオコンは北爆を許さないはず」に、
米軍が北朝鮮攻撃は見送られるかと思うが、一寸先は闇だと言っておられます。

その理由は
ペンタゴン制服組はCIAネオコンのでっち上げた北朝鮮脅威を除去して、極東米軍のリストラをやりたいのです。一方、北朝鮮を敵役傀儡化して、ミサイル・核実験場に利用すると同時に、日本の核武装阻止を狙っているCIAネオコンにとって、米国による北朝鮮攻撃は絶対に認められないことなのです
という訳で、北朝鮮の料理法を巡っては、CIAネオコンとペンタゴン制服組の間で、意見が分かれているからです。


しかし、
今年5月上旬、韓国で大統領選が行われますが、親中派の文在寅氏が大統領にならないよう、米韓合同軍事演習の終わる4月末頃、韓国民を対米依存させるような、なんらかのショックドクトリンが米軍によって実行される可能性は高いでしょう。

 という事で、下手をしたら下手をする事になるのかも知れません。


もしそういう事になったら、
福井県の原発銀座等は、標的にされやい所かもしれません。

田中宇さんの仰るように、シリアは無事に治まるとしても、
今度は日本と韓国に、危機が迫ろうとしているのかも知れないようです。

遠い西の国の話だったものが、
すぐ近くの危機になろうとしている?

でも、余り心配にならないのは、無事に済む事が分かっているから?
それとも、この世の事は成る様に成るのだから、心配しても仕方ないと諦めているから?
どちらかは分かりませんが、
心配しても仕方ありませんものね。

今回アメリカが寄越す
第三艦隊の米空母・カールビンソンは
世界10~11位の軍事費を使っている国の、全軍備と同じ位の軍備なのだそうですから、
これを追い返そうとしても無理で、
日本には手も足も出せはしませんよね。

それに安倍総理は、アメリカ様の仰る事は総て「ご無理御尤も」なのですから、
日本人は諦めるより他ないでしょうしね。

トランプ大統領の暴挙は自他を殺す核戦争も辞さずという事? 

桜井ジャーナル「米軍が巡航ミサイルでシリア軍を攻撃、そうした状況を利用してダーイッシュが反撃に出ている」に、

アメリカはドルという基軸通貨を発行する特権で生きながらえる国になっている。
その地位を維持するためにドルを回収する仕組みとして産油国にドル決済を要請、そうした国々を軍事的に守り、その支配層の地位を保証するという取り引きをしている。

という記述がある。
アメリカの権益の為、長年掛けて取り組んできたシリア攻撃で、
アメリカはロシアの活躍を許し、覇権国としての存在感を失いそうになっている。

トランプ氏が大統領選に出馬したのは、
アメリカの不正義と第3次世界大戦(核戦争)を阻止する為であり、
そのためにはロシアと手を組んで、ISIS撲滅に力を注ぐ積りだったのだろうけれど、
大統領になってトランプ氏は、
アメリカにはそういう理想を追求する余裕はもうないと、
気付かされたという事なのかも知れない。

世界を何度も破壊する様な破壊力の軍備以外には、
基軸通貨のドルを発効する特権しか残されていないアメリカが、覇権国という地位を失ったら、
アメリカの支配層には、もう生き延びる道はないという事実に直面したのかも知れない。
(アメリカには広大な土地があるのだから国民は、アメリカ合衆国が覇権を失っても、再び一からやり直せば済むのだろうけれど・・・・・)

大統領としてアメリカの支配層を守る為にとトランプ氏は、
ロシアとの戦闘も辞さずとの選択を、決心したという事なのではないだろうか?

しかし、ロシアもシリアも「アメリカ人のために犠牲になる訳には行かぬ」と思うのは当然である。
トランプ大統領は世界中の人々に核戦争の脅威を与える事になったが、
世界中の人々の中には当然アメリカ人も含まれる事をご存知なのだろうか?

もしかしたらトランプ大統領は、
「自分達だけでは死なない」と、
一蓮托生の自(国)殺を決心したという事なのだろうか?

原発事故に会うのは、被災者が悪いから?自己責任と言い放った復興大臣 

今村雅弘復興相「出て行きなさい」と記者にキレる 自主避難は「本人の責任とも

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IMAMURA
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今村雅弘復興相が4月4日午前の閣議後会見で、東京電力福島第1原発事故による自主避難者への対応をめぐるフリーランスの男性記者の質問に激高し、「出て行きなさい」「うるさい」と声を荒らげる場面があった。産経ニュースなどが報じた。

男性記者は、東京電力福島第1原発事故による自主避難者への住宅の無償提供が3月末で打ち切られたことに関して質問。福島県に帰るに帰れない人がいるとして「大臣は福島県の実情をご存じない」「国が責任を取るべきではないか」と追及した。

これに対し、初めは落ち着いて対応していた今村氏だったが、「責任を持って回答してください」と重ねて質問されるとスイッチが入り、「責任を持ってやっている。君はなんて無礼なことを言うんだ。撤回しなさい!」と怒りを爆発させた。
 
「出て行きなさい!」今村雅弘復興相が記者にキレる 夕方には「ちょっと感情的になってしまった」と陳謝 - 産経ニュースより 2017/04/04 19:49)

今村復興相は、自主避難者の支援に国の責任がないか問われ「福島県が対応し、国は県のサポートをする。この図式でこれからもやっていく」と説明。自主避難者が帰れないのは自己責任と思うかとの質問には「基本的にはそうだ。国はできるだけのことはやった」とも答えた

自主避難者は、国の避難指示を受けなかった地域から、被曝を心配し遠方に避難した母子ら。福島県に取材した朝日新聞デジタルによると、2016年10月時点で全国に約3万人いるといい、同紙は「強制避難者に比べて東電の賠償や国の支援が薄く、福島県民の『分断』につながると指摘されてきた」と伝えている。

今村復興相は4日夕、報道陣に「感情的になった。今後こうしたことがないよう対応したい」と自身の発言を謝罪。会見で自主避難から帰還できない人への対応を問われた際に「本人の責任、判断だ」と述べたことについては「避難命令を受けた人との違いということで言った。自主避難の方にもいろいろやってはきている」と語った


驚くほどの劣化ですね、安倍政権は!

原発事故を起こされてしまったから仕方なく避難している人を捕まえて、
自主避難者が帰らないのは自己責任だなんて・・・・・

年間20ミリシーベルトの所に帰れないと言うのなら
自分のお金で避難せよ。
国は出来るだけの事をやったのだから、それ以上望むな!
これで我慢して帰っている人もいるのだから、
これでも帰らないと言うのなら、自己責任で勝手に避難しておれ、
国はそれ以上の責任は持てん。

と復興大臣は思っておられるようですね。

もし原発事故が再び起きたときには、ちゃんと保障しますとさえ言わないで、
地震国日本の原発の再稼動を強行する政府は、
国民を何と思っているのでしょう?


国民を無理やり徴兵して、死地に追いやったときの政府と、殆ど同じ感覚になっているのですね。
これが安倍総理の愛国心という事なのですね。

郷土を愛するのも、国のために尽くすのもみんな国民だけの義務。
政府は国民の犠牲の下、好き勝手なことが出来るシステム、
それが安倍総理の望んでやまない「美しい国」と言うわけですね。

今村復興相の態度を見て、安倍政権の考え方がはっきりとした感じです。
けっして今村復興相が特に馬鹿だからと言うわけのものでもないのでしょう。
だって、今村大臣は東大出だそうですもの。
頭脳自身は優秀なのでしょうが、安倍内閣にいるとこうなってしまうという事なのでしょう。

恐ろしい内閣ですね安倍内閣。
そこに留まる者を皆理不尽な人間にしてしまう所のようです。