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和久希世    

  • Author:和久希世    
  • 京都との県境近く
    滋賀県大津市南部、
    瀬田川の畔に住まいする
    古希を過ぎた 名も無き嫗でございます。
    事情があって(こちら)しばらく
    「春夏秋冬」で書いていましたが、
    又こちらで書くことになりました。
    今度はお馴染みになりました 
    和久希世(以前は わこ)に改めて再出発とさせて頂きます。
    2010・3・21

    FC2dendrodiumを終了し、
    ライブドアブログdendrodiumに移りました。
    (2016/3/1)

    2019・5・25 又、こちらで書く事にしました。

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政治家が狂った時の恐ろしい事態を思い出して 

昨日れいわ新選組の件について記事(スエーデン方式は命の選別ではない 政治家は絶対に命の選別をしてはいけない。) を書いたのですが、
問題の発言をした人(大西氏)の想定していたのは、
1000万人を超えるかも知れない介護の必要な老人を
如何するかという問題だったのだそうです。
この問題を解決する為には政治に命の選別が必要だと考えて意見を述べたのだそうです。

しかし、1000万人を超える介護の必要な老人を如何するかという問題があるとしても、
政治が命の選別をするべきという論には、私は反対ですと昨日れいわ新選組の件について記事(スエーデン方式は命の選別ではない 政治家は絶対に命の選別をしてはいけない。
ちょっとお門違いの記事をトラックバック迄していましたので、
1000万人を超える介護の必要な老人を如何するかという問題があるとしても、
政治が命の選別をするべきという論には、私は反対ですとこちらのコメント欄に書かせて頂きました。

ヒットラーの安楽死(T4作戦)だって、「国の為」という大義名分を掲げていた事でしょう。
政治家というのはどんな酷い事をする時でも「国の為」とか「国民の為」という大義名分を掲げるものですから。

安倍政権がモンサントのラウンドアップを農家に強制した時は、どんな大義名分を掲げたのかは知りませんが、
今、ラウンドアップの恐ろしい影響が奈良の鹿に表れているそうです。
人にも、もう表れているのかも知れませんが、その件に関するフェイスブックの記事を以下にご紹介します。

こちらの写真をご覧ください。
何と痛々しい姿でしょう。
これはフェイスブックに載っていた写真で投稿者が下記のように説明しておられます。
          (一部引用)
モンサント社(バイエルン)のラウンドアップが散布された草木を食べた鹿の身体全体に腫瘍が出来てしまった‼️
日本全国の田畑に散布されている除草剤…💀☠️グリホサート
日本人の国民性なのでしょうか⁉️
畑や田んぼに草1本たりとも生やしたくない…と言う健康面には疎い潔癖症の国民性


ラウンドアップは日本国内で、もう相当撒かれてしまっているのかも知れません。
私達の知らない所で、怖ろしい状況が起きつつあるのかも知れません。
政府はラウンドアップの使用を進める為に、補助金まで利用していたそうです。

下記は「米裁判で3件連続で癌との因果関係が認められたラウンドアップを庭の雑草に使えと薦めるコマーシャルに思う 」に北海道の獣医さんからいただいたコメントです。
     (引用)
「ラウンドアップ賞」設けて奨励に励んでいます。
北海道の草地改良は、5割7割補助ですが、ラウンドアップ使用は必須です。友人が農協に文句言いに行ったら、門前払いでした。
こちら

補助金を受けるのに「ラウンドアップ」使用が必須だなんて、
政府はモンサント(現バイエルン)の出先機関かと言いたくなるような話だと、呆れていたのですが、
日本モンサントの社長は農水省の事務次官と兄弟なのだそうですね。
此処迄癒着しているとは!

白石誠
2日前
事務次官 末松弘行   

バイエルン モンサント社。
世界中に除草剤ラウンドアップ、グリホサート(ベトナム戦争時にベトナムでばら撒かれた猛毒発癌除草剤)をJA推奨品とし、ホームセンターで大量販売をし、遺伝子組み換え作物の普及、種苗の独占を仕掛け、食の汚染と農作物独占を仕掛ける悪魔の会社(こちら


安倍政権の悪政は戦争こそしてはいませんが、
先の戦争の時の大本営の無責任さと同レベルかも知れませんね。
安倍政権終息迄まだ時間がかかるのでしょうか?

スエーデン方式は命の選別ではない 政治家は絶対に命の選別をしてはいけない。 

れいわ新選組「命の選別許さない」大西氏を除籍処分
[2020年7月16日22時34分]

れいわ新撰組の山本太郎代表が、大西恒樹氏の除籍について会見を行った
れいわ新撰組の山本太郎代表が、大西恒樹氏の除籍について会見を行った

れいわ新選組は16日、臨時総会を開催し、昨年7月の参院選(比例区)で同党公認で立候補(落選)した大西恒樹氏(56)を除籍処分とすることを発表した。

大西氏は3日、自身の動画チャンネルで「命、選別しないとだめ。それが政治」「高齢の方から逝ってもらうしかない」などの発言して、党内外から批判が高まっていた。

約4時間におよんだ臨時総会後、記者会見した山本太郎代表は「すべての命の選別を許さない。立党の精神は変わらない。自分の使命としてやっていく。除籍を提案した」と神妙な口調で語った。

臨時総会には、れいわ新撰組所属の舩後靖彦、木村英子の両参院議員、外資系銀行で為替ディーラーなどを務めた大西氏本人を含む党の構成員が出席し、大西氏除籍の採決は賛成14、反対2だった。山本氏は「動画の発言について謝罪、撤回するとしていた大西氏だったが、臨時総会の場で謝罪、撤回を取り消す、と発言した」ことなども明らかにした。


「命、選別しないとだめ。それが政治」みたいな事を公言して恥じない人が、
基本的人権を謳う憲法を守ろうという勢力の中から出てくるとは驚きでしたが、
この発言が問題になって、最初は謝っていた大西氏は、謝罪と撤回を取り消すとまでいう様になられたそうで、更に驚かされました。
れいわ新選組が大西氏の除名を決めたのは当然の決定だと私も思います。

所で、大西氏が「命、選別しないとだめ。それが政治」「高齢の方から逝ってもらうしかない」などの発言をしておられたそうですが、
これはコロナウイルスにどう対応すべきかという事での発言だろうと思います。

私は新型コロナウイルス対策でスエーデン方式(こちら)をとるべきだと信じていますが、
それは高齢者を見捨てても良いという考え方から来ているとは思いません。

コロナウイルスは昨年末突然、感染力が非常に高いウイルスとして出現し、
最初の頃は致死率も非常に高いと言われていました。
しかし、コロナウイルスが喉に付着していても(PCR検査が陽性でも)、
約8割の人は発病しないか、発病してもごく軽い症状であるという事が分かってきています。

世界的に感染者を増やさないために、
経済活動の自粛を求めてロックダウン政策が採用されたようですが、
ロックダウン政策で一時、感染者数を抑えることが出来たとしても、
感染者数が抑えられたと喜んで経済活動を再開したら、
元の木阿弥になって、再び感染者が増える事は当然の帰結で、
自明のことでした。

感染拡大を防ぐためのロックダウンさせられた業者は、
自粛期間中の収入がゼロとなります。
閉店していても店の維持費はかかるので、
政府が自粛に協力した業者に殆ど保証金を払わない日本では、
自粛で破綻してしまう業者が多く、
将来への不安と生活苦の為に自殺された方も大勢あったと聞きます。

レストランやホテルなどの従業員は勤務先が倒産したら失業する事になり、
コロナ倒産で困窮するのは経営者だけではありません。
又、コロナウイルス騒動での倒産企業は、
レストランや宿泊業などのサービス業だけではなく、
色んな業界がロックダウンの被害を受けているそうです。

事業を奪われて自殺した人迄出しながら暫く営業を自粛しても、
永久にロックダウンを続けることは不可能なのですから、
何時かは営業再開せざるを得ない事が分かっていて、
大勢のまじめに働いていた人々から仕事を奪い塗炭の苦しみを味合わせて迄、
何のために経済活動の自粛を求めたりするのでしょう?

コロナウイルス肺炎に罹って死亡する人が、圧倒的に高齢者に多いからと言って、
感染予防の為の経済活動自粛(ロックダウン)を選ばない政策が、
高齢者切り捨て政策だと大西さんは思っておられたのかも知れませんが、
それは短絡的すぎると思います。

昨年末降って湧いたように現れて、世界に広がり始めた新型コロナウイルスですが、
これを有効に抑える方法があるのだったら、
断然その方法を採ったら良いとは思いますが、
この新型コロナウイルスを永遠に抑え込むのは不可能なようです。
抑え込むのが不可能なものであるのが分かっているのに、
大勢の人々から仕事と収入の道を奪って迄、無理を強要する政策は、
賢い政策だとは思えません。

コロナウイルス対策として自粛を求める政策を排除したとしても、
それが高齢者が犠牲になるのを容認する・切り捨ての政治判断をしたことにはならないと思います。

誰かの為に誰かの切り捨てを、政治が判断するとしたら、
それは断じて許されない政治だと思います。

難しい判断を迫られる時があるとしても、
政治が誰かを守るために誰かを犠牲にする政策を採るとしたら、
それは絶対に許されない政策であると私は思います。

飽くまでも全体的な立場で、最も妥当な線を見つけ出し、
それを遂行するのが政治家の仕事なのではないでしょうか?