lounge SRG 見た目は大人、中身は子供！

前回からの続きです。


九州の福岡空港から、一気に北海道の新千歳空港まで飛んできました。

新千歳空港はターミナル内がアミューズメントパーク並みの施設となっているので、あちこち寄って買い物したり、美味しいものを食べたりして、ちょっと長めの乗り継ぎ時間も楽しく過ごせました。

フードコートで食べた、雪印パーラーの「空港ソフト」。空港内で製造した、ここ限定のソフトクリーム。

新千歳からは羽田行きのフライトに搭乗するのですが、ファーストクラス装着機の便なので、3時間前に出発カウンターへ行って当日アップグレードを申し込みました。



窓側席はすでに予約で埋まっていましたが、それ以外の席はまだかなり空席に余裕があるということで、あっさりと人気のファーストクラスが確保できました。



ファーストクラスが取れたので、さっそくこちらの専用カウンターから中に入ります。



ラウンジの受付カウンターもめっちゃ豪華。

ANAのラウンジとは全然違って、和テイストで落ち着いた雰囲気になっていますね。


ファーストクラス利用者は、JALのスゴイ会員専用の「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」を利用することができます。



ラウンジ内は電球色の照明で、照度も落としている感じなので、夕方になるとやや暗めのアダルトな雰囲気。


ドリンクサーバー。　ソフトドリンクも種類が豊富なので、ノンアルコーラーでも大満足。



おにぎりやパンの提供もあります。



JAL国際線ラウンジで人気のビーフカレーを使った、焼きカレーパン。　

ネット記事やお友達さんからの話では聞いてましたが、初めて見ました。


この後に乗るファーストクラスでは、機内でディナーが提供されるので、ラウンジでの食事は軽めにしておきました。


・・・といいつつも、焼きカレーパンがめちゃめちゃ美味しくて、うっかり3個も食べてしまいました。
（オーブントースターで軽く焼いて温めたら、絶対美味しさ100倍増しになると思うので、ラウンジにトースター設置して欲しい！）




ラウンジの窓から見えた飛行機。


スカイマーク　B737-800　ピカチュウジェットBC1号機



JAL　エアバスA350-900XWB





キャセイパシフィック　エアバスA350-900XWB





ラウンジでゆっくりしすぎたので「搭乗ゲートに着くのが遅くなってしまった！」と焦ってたら、機材到着遅れで出発が20分遅延になってた。

またラウンジに戻るのも面倒なので、このまま搭乗ゲート脇のロビーで待つことに。


機材は、エアバスA350-900XWBのJA11XJ。　JALのA350の11号機です。


11号機は特別な塗装でも特別な内装でもない、ごく普通のJALのA350ファミリーのうちの1機ですが、しいて言えば、私の地元・茨城県が誇るお笑いコンビ「カミナリ」のYoutubeチャンネルに登場した飛行機です。




搭乗開始で機内に入ると、ファーストクラス側の入り口では、大きな鶴丸のエンブレムがお出迎え。



JALのA350のファーストクラスを利用するのは、実は今回が初めてです。　ドキドキワクワクです！



座席は2-2-2配置の横6席。
左右窓側区画と真ん中の区画は半席分ズレて設置されているのと、センターパーテーションやヘッド部分左右に大きな囲いが付いているので、座っていると「半個室」くらいのプライベート感があります。




（この画像は、羽田空港到着の降機時に撮影）




通路側の席なので、出発の様子はモニターのライブカメラから見てました。

（上画像をクリックすると、Youtubeで新千歳空港出発～離陸のライブカメラ映像の動画が見られます）







上空で安定飛行に入ると、すぐにディナーの配膳が始まりました。



自分がごくたまにJALのファーストクラス利用すると、毎回和食メニューにばかり当たるんですが、今回は洋食でした。

ANAのプレミアムクラスの紙箱弁当とは雲泥の差で、まさに「上級クラスの機内食」というのが見るからに伝わってきます。



アペタイザーは、左がビーツ・トマト・チコリのフランソワーズ風味　　右がタコと白インゲン豆の柔らか煮



メインは、リコッタチーズのフムス　牛肉のポルペットーニ　ポレンタとフリタータ添え


見た感じではメイン料理は量的にすごく小さいものに見えるんですが、食べてみると意外とけっこうボリュームたっぷり。
上空40分弱のディナータイムで食べるには、充分に満足いくものでした。


デザートは、きな粉のティラミス




食後に片付けが済むと、すぐにCAさんがやってきて「お食事中は冷たいお飲み物をお召し上がりでしたが、暖かいものはいかがですか？」と、リクエストを聞きに来ました。
単純に「お飲み物のおかわりはいかがですか？」と聞くよりも気が利いてますね。さすがファーストクラス。

温かいお茶は、「紅茶」「煎茶」のほかに「ほうじ茶」もあったので、ほうじ茶をリクエスト。
ほうじ茶がドリンクメニューにラインナップされているのは珍しいですね。


ほうじ茶と一緒におつまみも出てきました。


ANAのプレミアムクラスでは、ラウンジ提供品と全く同じいわゆる「ブルボン」が出てきてビックリでしたが、JALのファーストクラスではコロナ禍後もこういったところでコストと質を落とさず、ちゃんとしたものを機内提供しているのがさすがだなぁと感じました。

あと、「ドライなっとう」については、リクエストのあった乗客に赤いパッケージのあられミックスを出す際、わざわざ「ドライなっとうもご用意がありますがいかがですか？」と聞いて、あられミックスとまとめてドン！で乗客に出さない点が高評価。

納豆は、やはり好き嫌いが激しく分かれる食べ物なので、納豆感の薄い「ドライなっとう」でも嫌だという人のことを考慮して、わざわざ「いかがですか？」と聞いてから提供しているのは、ひと手間も惜しまないサービスだと感じられ、非常に感心しました。

コロナ後では初めて乗ったJALのファーストクラスですが、コロナ前に乗った時とサービスの質はほとんど変わらず、感動の空の旅が以前と同じように楽しめるということを知ることができました。



食べたり飲んだりしていると、飛行機はじきに羽田空港に到着です。

（上画像をクリックすると、Youtubeで羽田空港RWY34R着陸～到着のライブカメラ映像の動画が見られます）



羽田空港に到着。　これにて「JALスマイルキャンペーン」の日帰りトライアングルフライトの旅は終わりです。



一日で、A350のクラスJ、B737-800の普通席、A350のファーストクラスを乗り比べることができました。

また、JALのラウンジやファーストクラスのサービスが、ANAのようにコロナ後でサービスダウンすることなく、以前と変わらぬ上質なものを提供していることが判ったので、とても有意義な体験だったと思います。




今回乗ったJAL522便のフライトルート。

（画像はFlightradar24.comより）






（おしまい）

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