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嵐を呼ぶ北海道3Days その1

9月に2回あった3連休。

私はどちらの連休もずっと仕事だったのですが、その3連休の真ん中の平日3日間にお休みがもらえました。

いつもは日帰りとかばっかりですが、今回は連休を活かして「泊りがけ」で旅行に出かけよう!と画策。



ただ、連休中に使える格安きっぷってのは多く発売されているんですが、連休の合間の平日は使えないってのが多いんですよね。
そんな中、連休の合間の平日にも使えるこんなステキなきっぷを発見!!

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これを使って、久々に北海道プラプラすることにしました。



当初の予定】
飛行機で新千歳から北海道入り
   ↓
札幌近隣の、前から気になっていた場所へ
   ↓
スーパーおおぞらで帯広へ
   ↓
北の屋台街で晩飯
   ↓
スーパーおおぞらで釧路へ
   ↓
釧路で宿泊
   ↓
釧路の朝市で海鮮丼食べよう!
   ↓
スーパーおおぞらで帯広へ
   ↓
六花亭カフェで甘いもの三昧
   ↓
スーパーおおぞらで池田へ
   ↓
DCTガーデンを見学
   ↓
スーパーおおぞらで帯広へ
   ↓
帯広でキハ261系スーパーとかちに乗り換え
   ↓
スーパーとかちで札幌へ
   ↓
北斗星で帰る




うおおおお!!!
ほとんど根室本線沿いをウロウロしているだけの行程だけど、前から行きたかったところを網羅している、我ながらなんて素晴らしい行程計画なのだ!!


北斗星も、最初は開放B寝台しか取れなかったのですが、出発数日前にB個室ソロが取れて感激。
あとは、出発日を楽しみに待つばかりだったのですが・・・・




台風15号来襲。



まぁ、ぶっちゃけて申し上げますと。

立てた予定・行程の全てがぶち壊し。刻々と変わる状況に素早い予定変更を迫られる危機迫る緊迫感。

これほど笑っちゃう旅行も過去に無かったので、バカな私の3日間をご覧笑下さい。








とりあえず羽田空港です。

この時点ですでに台風が来そうな予報ではあったのですが、予報円が広かったので直撃はしないだろうな~とタカをくくって旅立ち決行。(これが今回の旅行、最大の判断ミス)


羽田2タミの北館は、ANAのラウンジのリニューアルが9月中旬に終了。
それに伴って、プレミアムチェックインも、今までの19番から13番へと移動しました。

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新しい南館のプレミアムチェックインと似た感じですが、自動ドアの向こうにはこれまでより多いカウンター数が用意されていて、ラクラク手続き終了。
もちろん、チェックインカウンターから専用のセキュリティレーン→ANAラウンジへと直結です。


新装オープンの北館ラウンジ。(制限エリア側から見た写真)
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リニューアルされた北館のANAラウンジは、南館とよく似た雰囲気に変わっていました。
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そういえば、ラウンジで提供されているおつまみのパッケージが変わっていました。
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滑走路側は窓に面していますが、窓に遮光フィルムが貼ってあるので、外はあまりよく見えない。
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さて、今回の北館ラウンジのリニューアルで、北ピアラウンジは閉鎖されました。
北ピアラウンジ好きだったんだよなぁ。
あのちょっと隔離されたっぽい位置と、北側の駐機エリアが見渡せるのでVIP機なんかが時々見えるのが良かった。
あと、当然ながら50番台の北ピア搭乗口から乗る時は、ギリギリまでラウンジに居られたし。

今回乗る飛行機は北ピアからの出発だったのですが、かなり早めにラウンジを出なければなりませんでした。



これから乗る飛行機。
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羽田到着が遅れたため、出発も5分の遅延。


機材はB747-400D。 黄色いピカチュウジャンボでした!!
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コックピットの窓には、こんなメッセージサンバイザー。
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予定よりさらに5分遅れてボーディング開始。けっこう混んでました。
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(続く!)

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嵐を呼ぶ北海道3Days その2

(続きです)



上空はずっとこんな感じ。
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一面の雲で、外の景色は全く見えませんでした。


あ、ちなみに、今回もプレミアムクラスです。


昼便なので、上空では昼食が配膳されました。
羽田発便の昼食ってものすごく久しぶりかも。
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2段お重の「匠味」でした。宮城の松島の料亭のお弁当。
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おしながきです。
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食後にコンソメスープと、お茶受けを。
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プレミアムクラスは満席。
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当日アップでプレミアムクラスにしたのですが、すでに窓側席は満席で、通路側席でした。


ポケモンジェットでも、プレミアムクラスには一切のポケモン装飾がないのですが・・・
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唯一、ギャレイのカーテンがポケモン柄になっています。


今回も「ANA My Choice」の新商品をチェック!
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「新垣ちんすこう」と「ゆずサイダー」を買ってきました!


機長さんからのご挨拶で、「出発の遅れを取り戻すべく、エンジン全開のフルスピードで飛んでます。おそらく新千歳には定刻に到着できるでしょう」とのこと。
スゲェ・・・やればできるのか!!


窓の外の雲が切れて、海の向こうに北の大地が見えてきました。
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機長さんの予告どおり、新千歳にはほぼ定刻に到着。
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青空が広がる北海道。台風が迫りつつあるなんて、とても思えないー!
やっぱり台風なんて、逸れちゃってこっちには来ないんじゃないの?!




この時、当日の上り北斗星に乗変してさっさと帰京しておけばよかったものを・・・・・見た目の「晴れ間」に油断して、旅行続行したのがそもそもの始まりでした(爆)





(続く!)

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嵐を呼ぶ北海道3Days その3

(続きです)


新千歳空港からはJRで移動。
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直近の時間の快速「エアポート」は特急車両でした。
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札幌まで快適な300円シートで。
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札幌ではエアドゥのカウンターに寄って来ました。
機内誌「ラポラ」のバックナンバーや、ここだけで限定販売のベアドゥグッズを入手。


地図を見ると、エアドゥオフィスのすぐ裏があの観光名所のよう。
寄り道ついでに見てきました。











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噂に聞きしに勝る「ガッカリ名所」でした(笑)

北海道っぽいのびやかな風景の中にある時計台を想像していたのですが・・・・見事にビルに囲まれていて「なんじゃこりゃ」な中に建ってました。

あ、でもさすがは「観光名所」。
たくさんの人がカメラやケータイで撮影していました。

冬の雪景色の中の時計台だと、もうちょっと「北海道ムード」が感じられるのかな?!







このあとは、札幌駅へ戻ってJRの電車に乗車。


北海道に来る度に、札幌の手前に気になっていた風景があったので見てきました。







札幌駅からひとつ旭川寄りの「苗穂」駅で下車。






駅に隣接してJR北海道の苗穂工場がありまして、ここを通過する度に車窓に見える北海道の車両群が気になってました。


ホームからは、「スーパー宗谷」と通勤気動車が見えました。
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その先には、「旭山動物園号」。
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さらに苗穂駅の西側の跨線橋からは・・・・・

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引退して久しい「トマムサホロエクスプレス」と「フラノエクスプレス」の先頭車。
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解体されずに残っているということは、保存目的で取っといてあるんでしょうか。

さらに、「トマムサホロエクスプレス」の食堂車も。
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工場のハズレのほうには、ボロボロになったキハ183系の先頭車が1両。
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ヘッドマークは「ミッドナイト」でした。
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工場の建物です。
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チラチラ見えるのは・・・・「スーパー白鳥」
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大掛かりな整備は、わざわざここまで回送してきてやるんですね。
本来の守備範囲の「函館~青森」間よりも、回送距離の方が長く遠いのかぁ・・・・



国鉄形な電車が走ってきたので、流し撮り。
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そのあとにやってきた「スーパーおおぞら」は、編成中ほどに先頭車が入る増結編成でした。
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先頭側の緑帯が太い。なにげに、キハ283系の試作車ですね。





(続く!)

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嵐を呼ぶ北海道3Days その4

(続きです)


札幌駅に戻ってきました。

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なんかねぇ、こういうディーゼル特急が必ずどこかのホームに停まっている風景がなんかイイ!!
すごく「あー札幌駅だなぁ」って。


これから乗る列車。
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「スーパーおおぞら」号です。
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中間に先頭車が連結されてた。
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よく見ると、キハ283系の試作車でした。
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きっと、さっき苗穂で通過を見送った「スーパーおおぞら」号ですね。


指定席は、マクラが付いたグレードアップシート。
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札幌から帯広・釧路へ戻るビジネスマンで混んでいるかなと思ったのですが・・・
各窓側席が埋まる程度で、思ったほど混んでなかった。


自由席は、タンチョウが細かくあしらわれた昔からの座席。
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指定席よりも空席が目立ってたのには、ちょっと驚き。
「指定席を確保して乗る特急」というのが、利用者に定着してるのかな。


普通車がさほど混んでいないのと対照的に・・・

グリーン車は8割方の座席が埋まってました。
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「グリーン席から予約が埋まる特急」でしょうか。それってなにげにスゴいことと思う。


「スーパーおおぞら」号は、グリーン車のデッキがスゴイ。
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ふと気が付いたのですが、各車両ともデッキ寄りの車端部に懐中電灯が備え付けられてる。
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例の事故を受けての対応でしょうか。
真っ暗なトンネル内を延々と歩くことになったことも批判の対象になってましたから・・・




さて、「スーパーおおぞら」といえば、モンスターエンジンをグワングワン唸らせながら、減速無しで振り子を効かせながらカーブに突っ込んでいく高速運転に、めまぐるしく変わる北海道の景色が楽しいのですが・・・

時間的に外は真っ暗で、「スーパーおおぞら」らしさがあんまり楽しめませんでした。
カーブにさしかかるところで、グワッと車体が振れるのは座っていても実感できるんですけどね。


南千歳駅の次は新得駅に停車。トマム駅にも停まらない、唯一の下り特急です。
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チラホラと、降りていくお客さんがいました。



「スーパーおおぞら」号を帯広駅で下車。
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ここで、車内のお客さんの半分くらいが入れ替わった感じです。


帯広駅前。
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ビックリするくらい人が歩いていません。
まだ20時をちょっとまわったくらいの時間なんですけど。


駅から歩いて10分ほどの、こちらにやってきました。
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エアドゥの機内誌で紹介されていたのを見て、行ってみたいなぁと思ってまして。
駅前は全然人が歩いていなかったのに、このあたりの歓楽街にはかなりの人がいました。

地元・十勝の素材を使ったお惣菜を出す居酒屋風の屋台で晩ごはん。
テント内の狭い店内は、ビジネスで帯広に来た出張族や地元の人で賑やかでした。
自然に自分にも話を振られて、いつの間にか話の輪の中に加わっている・・・そんな屋台街。

関東から旅行に来たと知ると、やっぱり3月の大震災のことをいろいろ聞かれました(^_^;



そして・・・・・


「デカい台風がこっち(北海道)に向かってきてるのに、大丈夫か?!」


と心配されちゃったのですが・・・・ああ、一気に現実世界に引き戻されたような気分だ(笑)




まぁ、ぶっちゃけ、その後全然大丈夫じゃなかったんですけど・・・



続きます!!



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嵐を呼ぶ北海道3Days その5


続きです。


屋台街でたらふく食べた後、再び帯広駅へ。


ホームで列車を待っていると・・・


こんな札を差した列車が入ってきました。
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「おー、今時「急行列車」かー。」
と思ったのですが、「快速・狩勝」でした。

古い時代の北海道の列車とかってあまり馴染みは無いのですが、子供の頃から時刻表は好きだったので、北海道のページに載っている「狩勝」っていうと「急行」ってイメージが今でも強いかも。


乗車する列車がやって来ました。
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再び、特急「スーパーおおぞら」です。釧路行きの最終の特急。



車内はさぞかし混んでいるかと覚悟していたのですが・・・

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ガラガラでしたー。(指定席)

ちなみに自由席の方も、1両の定員の半分も乗ってない感じだった。


道内の「スーパー」が付く特急の指定席は、こんな感じでグレードアップされています。
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自由席はこんな感じ。
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指定席のほうが、マクラ付きでリクライニングも深いので快適です。


さらに道内のディーゼル特急には、各特急オリジナルの商品を積んだ車内販売があります。
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こんなメニューが各座席に用意されているので、これも旅の楽しみのひとつ。


よつ葉乳業「十勝アイスクリーム」買ってみた。
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「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」限定です。




さて、この釧路行き最終「スーパーおおぞら」13号ですが、

先の石勝線のトンネル内での炎上事故の影響で、グリーン車が連結されていません。

そのため、モノクラスで組成されたこの編成。いろいろとヘンなところが。


車内販売準備室が編成内にないため、客室の一部をカーテンで仕切って車販準備室に。
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車内放送も普段の内容とは違う音質の、ラジカセでカセットテープを再生して流しているような、おかしな放送が流されていました。


浦幌駅に停車。下り特急で浦幌に停車するのは、この最終の13号だけ
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個人的に、「○幌」とか「○別」って駅名がすんごい「あー北海道!」って感じで好き。


白糠を出ると、約20分で釧路。終点はもう目の前です。
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帯広から約1時間30分で、釧路駅に到着。
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時間的には、もう日付が変わろうかという頃。
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ホームの「くしろ」の文字に、「遠くまで来たー」としみじみ実感。


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画像ではけっこう明るく見えますが、実際にはもっと暗くて、閑散としていました。

この日の旅は、ここまで。釧路駅近くのホテルに入りました。





この頃、すでに大型台風は本州に迫り、進路予想では東京直撃をターゲットに刻々と移動中。


さて、どうなる、明日の俺!?



(続く)

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嵐を呼ぶ北海道3Days その6

(続きです。)


さて、朝です。
釧路で迎える新しい一日。


予定では、「朝の市場で海鮮丼食べるぞ!」だったのですが・・・





まんまと寝過ごしました。



現在時刻、8時ちょっと過ぎ。やらかしました。


・・・・・・・・



しかし、問題は寝過ごしたとかそんなレベルじゃない現実を知る。


テレビを付けると、どこもかしこも

「やべぇよ、台風マジやべぇ。歴代最恐940ヘクトパスカルで東京直撃決定的」

とかやってます。



「あれ?もしかしてのん気に北海道プラプラしてる場合じゃない?」
と今頃気付く大バカ者がここにいますよ。



今晩の「北斗星」で札幌から帰るのですが。
携帯でJRの運行状況を見てみると・・・・

「寝台特急北斗星(下り)は、東北地方豪雨の影響で遅れております」


台風上陸前で「豪雨で遅れ」とか、もしかして今晩の札幌発は8割方ウヤ決定?みたいな。


ちょっと焦ってきました。
すぐに今から釧路を出発して新千歳から乗れる当日の航空便の予約を入れようとしましたが・・・

午前中~昼ごろの便はANA・ADO・JAL・SKYとも満席!!
かろうじてADOの13:20に僅かに空席があったので、そこに予約を入れました。



さて、こうなったらのんびりしている場合じゃありません。
すぐに釧路を出発です。


この先に予定していた、帯広の六花亭も、池田のDCT-Gardenも取り止め。
とりあえず、今晩の札幌発の「北斗星」が運行するならそちらを優先で、なんとか予約できた新千歳13:20発のエアドゥ便に乗ることを目標に移動を開始。


朝の釧路駅です。
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駅の窓口で今晩の「北斗星」の扱いがどうなっているのか聞こうと思いましたが、切符を買い求める人で大行列だったので、窓口に並ぶのをやめて改札口へ。


「スーパーおおぞら」6号に乗ります。釧路発8時39分の特急。
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指定席が取れなかったので自由席にしましたが、先頭の自由席はグレードアップシートでした。
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白糠あたりまで、荒涼とした風景が続きます。
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見渡す限りの自然で、集落や人家が全く見えないのは、日本離れした車窓風景。

朝はバタバタしていたので、朝食もロクに食べずに来てしまいました。
車内販売でお弁当を買おうと思っていたのですが・・・
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ワゴンサービスが回って来ましたが、弁当は指定席・グリーン席のほうで売り切れ。
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悲しいかな・・・東急ホテルのサンドイッチ。

途中、こんなに海に近いところも走ります。
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太平洋岸になるんですが、台風の風に乗って白波が険しく立っていました。
あー、なんかいよいよ危険な状態なのかもーと実感が沸いてきたのが、このあたりから。

途中、携帯でJRの運行状況をこまめにチェックしていましたが。

ついにきました。

「本日の札幌発「北斗星」号は、台風の影響で運休となります」

念の為、車掌さんにも聞いてみましたが、運行指令からの情報で運休が確定したとのこと。

これで道はひとつ。新千歳から飛行機で一気に帰京。



さて、「スーパーおおぞら」号は帯広に到着。
本来ならここで一旦降りる行程だったんですが・・・・

運転士さんの交代で1分停車。
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隣りのホームに国鉄チックな朱色一色のディーゼルカーがいました。
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「帯広」の次の「新得」発車すると、どんどん山間部に近くなります。
携帯電話の電波も届かないようになり、やがて「圏外」が続くように。

普段の旅行中なら全然気にしないのですが、飛行機の運行状況をリアルタイムに知りたいこの状況で「圏外」続きはかなりストレスに感じます。

トマム駅を通過。上り特急でトマムを通過するのは、このスーパーおおぞら6号だけ。
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山間部を列車は、けたたましく警笛を鳴らし続けながら走ります。
これって、野生動物の衝突事故防止らしいですね。
「エゾシカと衝突で特急が立ち往生」とか、北海道ではよくあるそうです。


山間部を抜けて、「追分」駅が近くなってくると車窓は牧草地帯に。
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放牧中の牛さん。


スーパーおおぞら号は「南千歳」駅に到着。
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ここで、新千歳空港行きの電車に乗り換えるために、特急を下車します。


・・・・いったいなんのために釧路まで行ったのやら(涙)


ここ南千歳駅の窓口で「北斗星」の寝台券の払い戻しをしておきました。
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カード払いでしたが、現金での返金となりました。
実はディナーの予約もしていたのですが、これは購入窓口じゃないと返金できないそうで、帰ってから地元の購入駅で払い戻しを受けて欲しいと言われました。
(詳しいことは分からないですが、北斗星号のディナー券はイベントチケットの扱いになっているためだとからしいです)


空港行きの電車を待っている間に、遅れている下り「北斗星」が到着。
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1時間ちょっとの遅れで走っているみたいでした。






さて、空港から無事に東京へと飛ぶことができたのでしょうか?!

(続く!)

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嵐を呼ぶ北海道3Days (横道ちょっと逸れて)


札幌駅でこんな記念入場券のセットが売っていたので買いました。

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今年の7月から9月まで行われていた「プレ北海道デスティネーションキャンペーン」を記念した、道内の代表各駅の入場券セット。

マスコットはエゾナキウサギのキュンちゃん
小心者のキュンちゃんは、変装して北海道内を旅するんだそうです。

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で、キュンちゃんの変装をまんま応用してみました。


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★エゾシカとかち
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★イカ白鳥
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★キタキツネ宗谷
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★クマ北斗
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★タンチョウおおぞら
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★時計台カムイ
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ゆるキャラとかいう以前に、本体とかぶり物がマッチングしてないというか・・・
クマがコアラにしか見えない上に、指が4本しかないとかだめじゃん。








なんか変なの思いついたら、またその時会う日までー。

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嵐を呼ぶ北海道3Days その7

(続きです)


台風が迫り来る中、予定をすべて投げて帰京すべくやってきた新千歳空港。


空港の出発カウンターはどこも、人、人、人、人・・・・

いわゆる「台風の影響で航空便は全て欠航となり、空港は足止めをされた利用者でごったがえしています」的な、台風中のニュースでよく見る光景が、今まさに目の前に!!!



「すげぇ!俺って今、テレビで見てたあの緊迫した状況に中にいるんだぁ!」

とか、なんか変にアドレナリンが上がっちゃって興奮。


さて、ANAとエアドゥですが。

「只今、東京行きは全便が天候調査のため搭乗手続きを一時中断しております」
で、乗れるか乗れないか・・・・あ、いや、飛ぶか飛べないのかの瀬戸際。

これから乗るエアドゥの自動チェックイン機は「只今受付を停止しております」でクローズ。
わずか2つしかないカウンターには、長さにして、そうねぇ~50メートルくらいの行列ってところかな。
確実に100人以上は並んでました。


とりあえず、12時20分発の東京行きエアドゥ20便は、羽田空港の状況によっては新千歳に戻るという条件付きで出発。
次の12時30分発の東京行きANA62便も、羽田の状況によって新千歳に戻るか、羽田直前で着陸できない場合は大阪・伊丹に向かうという条件付きで出発。


条件付きながらも、搭乗予定の前の2便が続けて飛んでいったので「なんとか飛行機に乗れるな」という安心感と、「新千歳に戻ることになった場合はどうしようか」と不安感。



しばらく行列に並んでいましたが、予約便の13時20分発エアドゥ22便については「天候調査中ですので、しばらくお待ち下さい」から一向に情報がありません。
行列はどんどん長くなって、ふと後ろを見ると全体でさらに倍くらいの人数に膨らんでいました。


カウンターに詰め寄る人、情報をよこせとスタッフに怒鳴るオヤジ、飛ばないと困るんですと泣き顔の女性、錯綜するフライト案内の放送、スピーカーで大声を張り上げて案内をするグランドスタッフ・・・・

「あぁ、俺って今、すごい緊迫した状況に身を置いているんだなぁ~」

自分でもビックリするくらい冷静っていうか、客観的っていうか、なんでしょうね。
意外と緊張感の無い自分に、ちょっとビックリした。


出発時間の10分前の、13時10分。ついにきました。


「エアドゥ22便ならびにコードシェア便ANA4722便は、羽田空港悪天候のため欠航となりました」







欠航、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!








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手元の道内時刻表を見てみると・・・・

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新千歳空港13:28 → 南千歳13:31 快速エアポート

南千歳13:45 → 函館16:49 特急北斗14号

函館17:07 → 新青森19:11 特急スーパー白鳥42号

新青森19:33 → 東京23:08 新幹線はやて42号

-----------------------------------------

で、陸路でもなんとかその日のうちに東京に着けることが分かりました。

というか、この乗り継ぎが当日中に東京へ戻れる最後のタイムスケジュール。あぶねぇギリギリ。




走って地下の空港駅へ戻り、快速電車に乗車。

南千歳から特急「北斗」14号をキャッチできました。
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できれば「スーパー北斗」に乗りたかったなぁ。せっかく北海道に来たんだし・・・。


苫小牧の手前で、着陸体制のジャンボ機が見えました。
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羽田がまだ飛べる状態だった時間帯に飛び立った便でしょうか。

まだ3連休おでかけきっぷの指定席4回枠がまだ2回残っていたので、この「北斗」号で指定席を1回利用。
指定されたのは、1号車17番D席。

先頭車の運転室直後の席だったんですが・・・
前展望が開けているのは17番AB席のほうで、CD席は運転士側で目の前は壁。
しかもシートピッチが狭く、テーブルもちゃっちぃ横長のしかなく、横窓も幅狭。
編成中で最もハズレなのではないかと思われる席でした。
とにかく足を伸ばして座れないので、ぶっちゃけ函館までの移動はキツかった。

自由席の方に移動してやろうかと思ったのですが・・・・函館まで自由席もほぼ満席。

いっそ車掌さんに申し出て、グリーン車に・・・と思ったのですが。
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グリーン車も窓側席はおろか、通路側もほとんど埋まっているという素晴らしい高乗車率。



そういえば、まだ昼ごはんを食べていませんでした。

車内販売でお弁当を購入。「えぞすし」初めて食べます。
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噴火湾を望みながら行く頃、本州側から不穏な黒い雲が広がってくるのが手に取るように見えました。
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まさに「台風襲来目前」といった感じ。

最初はポツポツ降りだった雨も、わずかな時間のうちに雨足が強くなり始めました。
車内ではまだ何の案内もありませんが、本州へと渡る「スーパー白鳥」がちゃんと走るのかどうか・・

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無理せずに「函館」で1泊して台風をやり過ごし、明日に移動することも考えましたが、「スーパー白鳥」については、途中で運転打ち切りになる可能性があるという案内も無いので、このまま乗り継いで行くことにしました。


特急「北斗」号は函館に到着。
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しかし・・・1日で釧路から函館まで列車で移動することになるとは、思ってもいなかったなぁ。



(続く!)

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嵐を呼ぶ北海道3Days その8

(続きです)


函館では、特急北斗号からスーパー白鳥号への乗り継ぎ時間に余裕があったので、スーパー白鳥号の指定席券を確保しようと改札口を出て窓口へ。



窓口大行列。


並んでいたら発車時間に間に合わないのは確実なので、指定席は諦めました。
3連休おでかけきっぷの指定券有効枠があと1回残っていたのですが、結局残したままとなってしまった。
こんなことなら新千歳空港→札幌間の快速エアポートのUシートで使っちまえばよかったぜー!


函館駅の2階にダッシュで上がり、あそこへ!!



「いるか文庫」すでに今日の営業は終了・・・・



駅弁売り場ものぞいてみたけど、これといって食べたい!と思うものが残ってなかった(時間的には車内で晩飯って人も多いと思うんだけど・・・函館の駅弁屋さんって夕刻のために駅弁は作らないのかな)。


結局、何をするでもなく、そのままスーパー白鳥号の車内へ。


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自由席は予想に反してガラガラ。1車両に半分も乗ってなかった。
余裕で席にありつけました。


一方で、指定席。
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かなり盛況。満席に近いくらい乗ってます。(ちなみにグリーン席もけっこう乗ってた)



座席のテーブル裏面には、全てのスーパー白鳥号の青函トンネル通過時刻のご案内。
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JR北海道さんってば、親切ですなぁ。


木古内を出ると情報表示装置で「あと何個目のトンネルが青函トンネル」てな感じでカウントダウン。


いよいよ次が青函トンネル!!
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トンネル通過中。
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トンネル出ました。
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本州に戻ってきたぞー!!
ちなみに、スーパー白鳥の俊足でもってもトンネル通過には約30分かかる。

函館でまだ小降りだった雨は、トンネルを抜けた本州側ではすでにザンザン降り。



津軽海峡線内の「中小国」駅がJR北海道とJR東日本の境界駅。
JR北海道内が乗り放題の「3連休おでかけきっぷ」は、乗車券がここ中小国駅まで有効。(特急券は、JR北海道管内最後の停車駅「木古内」まで有効)
中小国から東京都区内までの乗車券は、あらかじめ新千歳空港駅で購入しておきました。
木古内から新青森までの自由席特急券は車内で精算。
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本州側最初に停車駅「蟹田」。
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(写真では分かり難いけど、けっこう雨降ってる。ドア口からデッキにまで降りこんでくるくらい)


ここでJR北海道の車掌さんからJR東日本の車掌さんに交代。



で、蟹田を出てJR東日本の車掌さんから衝撃の告白!!


「現在、東北新幹線は一部で運転を取り止めておりますが、新青森駅で接続の「はやて」44号は今のところ新青森を出発の予定。ただ、終点の東京駅まで走れるかは分かりません。」とか、まさに“逝っとけ”的な。


途中どこで運転取り止めになるかは、台・風・次・第・!!


駅間で、強風のため架線切断で立ち往生→強制列車ホテルで夜明かし・・・とかヤだなぁ。
(そんなことになる可能性は天下の新幹線でまずありえないだろうが)


運転取り止めになった先でホテルがすぐ見つかるという補償もないしなー。




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とりあえず、携帯で青森駅周辺のホテルの空室状況を確認。


お!駅からそう遠くないところに空室発見! しかも予想以上に格安料金なりー!


台風の進路予想も確認してみると、青森を夜中に通過して遠ざかっていくようなので、無理して進まずに青森で1泊することに決定!
乗車券も「中小国→東京都区内」という長距離片道切符なので途中下車できるし!


スーパー白鳥号、青森駅に到着。
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駅から歩いて5分ほどのホテルに入りました。
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本来なら今頃は、北斗星号のディナーを食べ終えて個室でまったりしているか、ロビーなんかで流れ行く風景を眺めている頃だろうに・・・まさか青森のビジホに泊まることになるとは予想だにしていなかったな。



晩飯は、スーパー白鳥号の車内で買ったお弁当。
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晩飯食べながら、部屋のテレビを見る。


ひさびさに見るテレビ。




やべぇ。東京がすごいことになってるーー!!!



JR・私鉄全滅かー!!
帰宅の足を失った人で、駅前がスゴイことになってるなー。
なんか、3.11のあの日の夜の再現を見ているようだ・・

強風でも雪でもガンガン走ってる「つくばエクスプレス」までが全線運休とは、今回来てるのは相当スゴイ台風なんだなと。(なにかとTXの運行状況が判断材料)


あー、倒れた街路樹がタクシー直撃か、あべし。





「関東にいる友達はみんな大丈夫かなー。」




とか考えながら、青森の夜は更けていくのであった。



(ちなみに青森は夜中にすごい風でした。風の音で何度か目が覚めたし)







(続く)

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嵐を呼ぶ北海道3Days その9

(続きです)


予報どおり、夜半のうちに台風は青森を通り過ぎて北海道へと抜けたよう。

欠航を食らった空港で、「札幌滞在」の道を選んでいたら今頃強風に影響を受けてたかも。
あの時、陸路で行けるところまで台風に向かって南下の選択肢を選んだのは正解だったかな。


まだ太陽も昇りきらない早朝ですが、ホテルを出て青森駅へ。

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さっそく東京に向けての移動を開始。

ホームには「青い森鉄道」の電車が停まっていました。
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電車のサイドには、マスコットの「モーリー」のラッピング。
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乗るのは、こちら。
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秋田行きの特急つがる号。

「秋田」行きのはずが・・・・行先表示は「大館」
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途中の川が警戒水位を超えているため、鉄橋を通過できないため「大館」止まりだそうです。
大館から秋田までは代替バスを運行中で、そちらに乗り換えて下さいと放送が流れていました。
台風は去りましたが、まだ台風の影響は続いているようです。

これから乗る東北新幹線は、何の影響も出ていなければいいのですが・・・


特急つがる号を新青森駅で下車。東北新幹線に乗り換えます。

これから乗るのは・・・
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「はやぶさ」です!

てっきりホームに据え付けられているのかと思ったら、6時05分に入線だそうで。
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ホームの先端から入線シーンが撮れました。

前回乗った時は、記念撮影の乗客でごったがえしていたホームですが、早朝の新青森発では静かそのもの。
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前回の「501号/506号」、そして今回の「404号」と、震災暫定ダイヤの「はやぶさ」には3回乗ることになりました。
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そして、今回もこちらから車内に入ります。
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グランクラス!!
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前の晩に携帯から「えきねっと」を見ていたら、この404号のグランクラスに1席空きが出ていたので速攻予約しちゃいました。


列車は何事も無くスーッと新青森駅を発車。
特に台風の影響は無さそうで、定時どおりの東京駅までの停車駅と到着時刻の車内放送が流れました。

連日満席御礼の「グランクラス」ですが、新青森発車時点では2/3が空席のままでした。

さっそく軽食のサービス。
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前回の乗車時は「洋食」を食べたので、今回は「和食」を注文。

新青森発の列車の和食は、「東京篇」と称した東京風味のご飯とおかずの取り合わせ。
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おしながき。
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パッケージを見るとかなり底が厚いので、ボリュームたっぷりなお弁当に見えるのですが・・・食べ進んでいくとビックリするくらいの上げ底仕上げの弁当箱。「洋食」同様に、お腹いっぱい食べたという感じはしません。



弁当を食べていると、はやぶさ号は八戸駅に停車。
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ここに停車する「はやぶさ」号は、今のところ上りの朝便1本だけ。
ガラガラだった車内は、八戸からの乗客でほとんどの席が埋まりました。

窓の外は、時折雨がぱらついたり、まだ不安定な天気。
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次の停車駅、盛岡駅でグランクラスはほぼ満席に。
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ほぼ・・というのは、

私は二人掛け席の窓側に座っていましたが、なぜか隣りの通路側席に乗ってくる人は無く・・・
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結局ここだけ空席のままで、1人で2人分の席が占有できたようで快適でした。


お菓子は、前回は「おかき」を貰ったので、今回はアップルパイを貰いました。
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ラグノオの「りんごスティック」。
ちなみに青森駅などで市販されてるので、グランクラスに乗れなくても誰でも賞味することができます。


暖かいお茶をもらって、リクライニングを最大まで倒して・・・まったり。
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眠くなってきちゃいますね。



このまま、東京まで快適シートに身を委ねたまま行きたいところですが・・・


この日のグランクラスは仙台までしか取ることができませんでした。




そんなわけで、「はやぶさ」号を仙台駅で下車。
201109hokkaido-125.jpg
ちょうど隣りのホームの「はやて」との並びを見ることができました。

「はやて」のE2系も登場当時には、かなりロングノーズの流線型に見えたものですが、「はやぶさ」のE5系のこの超ロングノーズもそんなに違和感なく見慣れる日がそのうち来るんでしょうね。




(続く)

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ちょいちょいアップします。

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