lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
東京へ出る用事があったので、そのついでにまた羽田空港に寄ってきちゃいました。
夕方の2タミデッキは、夕陽に染まって一面オレンジ色の光。
ADOのB767-300も蜜柑色。
今日もモヒカンジェットに会えました。
右からモヒカンが動いている間、左ではゴールドジェットがタキシー開始。
で、こんな2ショットが実現。
ゴールドジェットがターミナルの影になちゃってるのが、ちと残念・・・
モヒカンの後を追って動き出すゴールドジェット。影を抜けると・・・
うを~! 金色が眩しい~!
モヒカン、テイクオフ。
モヒカンに続いてゴールドジェットもテイクオフ。
夕陽を浴びて輝くゴールドスキームが眩しすぎるー!
ちょっとANAの飛行機とは思えません。
ジャンボ様。
スカイツリーとジャンボ様。
タキシーして滑走路に向かうジャンボ様。
目の前のC滑走路から離陸かと思いきや、なぜかA滑走路へズンズン進む。
テイクオフは逆光になっちまいました。
このあと、ANA機は再びC滑走路離陸に。
しかし数分の間であっという間に太陽の光が弱くなり、光源がキビチイ状態に。
トリプルセブン、キター!!
お花ジャンボ。機体までもう太陽の光が届かないので、流し撮り。
さらにジャンボ様。
B滑走路に着陸した、別のジャンボ様。1タミ前から南側を廻って2タミへ帰ってきました。
ビルや高速道路の街灯をバックに流し撮り。
まるで街中をジャンボ機が走っているかのような、不思議な画像。
もう完全に暗くなってしまったので、このショットを最後に撤収。
しかし・・・海風ぴゅーぴゅーで寒かった!!
このシリーズも10回目。今回は1997年と1998年です。
■500系 「のぞみ」
>>>拡大画像はコチラ<<<
>>>拡大画像はコチラ<<<
今では桧舞台の「のぞみ」から撤退してしまいましたが、今でもきっと一番人気の新幹線ではないでしょうか。
ここでご紹介したパンフレットは、中国の上海へ留学在学中に入手しました。
上海市内で「国際高速鉄路展覧会」みたいなイベントがあったので見に行ったのですが、日本は「JRグループ」としてブース展開していて、そこでこの500系の公式カタログを貰いました。
パンフレットの中は外観から内装・機器・スペックに至るまで細かく、そしてかっこいい写真が次々と押し寄せてくるかのような誌面構成で、ヨーロッパブースで配っていた高速列車のものと比べてもダントツの出来栄えでした。
この「国際高速鉄路展覧会」でもらったパンフレット類は、また別の機会にご紹介したいと思います。
■E3系 秋田新幹線「こまち」
>>>拡大画像はコチラ<<<
>>>登場当時の時刻表はコチラ<<<
2例目の新在直通の秋田新幹線「こまち」が3月に開業。
前回の400系とは違い、先行車と量産車では大きく顔のデザインが変わったのがよく分かるパンフレット表紙。
見開きの誌面では車内の写真がいろいろと出ていますが、2+2になったグリーン席は、その下に載っている指定席車の写真と見比べてもあんまり区別がつかないような・・・
登場当時は5両編成だったんですね。まさに「ミニ」新幹線(笑)
■E2系 長野新幹線「あさま」
>>>拡大画像はコチラ<<<
E2系新幹線は、東北新幹線用のJ編成が「こまち」デビューと同時に「こまち」併結の「やまびこ」でデビューしていましたが、本格的な活躍というのはこの「長野新幹線あさま」でのデビューからというイメージが強いですね。
特急「あさま」廃止と信越本線分断による碓氷峠フィーバーもまだ記憶に新しいところ。
でも、もう13年も前のことなんですねぇ。
中国から帰ってきて初めて新幹線「あさま」に乗った時、これまではせいぜい上野から高崎に着く位の所要時間で、東京から終点の長野まで辿り着けてしまうその速さに改めて「新幹線ってスゲエ!」と感じました。
ところでこのパンフレット、なんかヘンだと思いませんか?
「新幹線「あさま」長野へ。」
普通だったら、「○○新幹線「あさま」」とか書きますよね。
現に、この上でも「秋田新幹線「こまち」3月22日登場」って書かれてます。
本来なら「北陸新幹線」になるんでしょうけど、長野までの暫定開業みたいな感じだし、でも「長野新幹線」って言い切ってしまうのは「北陸新幹線計画」に乗っているカタチの路線なのでJR東日本には躊躇われたんでしょう。
結局「長野行き新幹線」という苦肉の愛称も定着せず、すっかり「長野新幹線」になりました。
この年は、「新幹線イヤー」と呼ばれるほどたくさんの新幹線車両が登場しました。
登場告知パンフレットは持っていないのですが、年末にはE4系「Max」も登場しています。
■E653系 「フレッシュひたち」
>>>拡大画像はコチラ<<<
1989年に651系「スーパーひたち」がデビューして以来、651系と485系のコンビで活躍を続けてきた常磐特急に、ついに485系を駆逐すべく新車が投入されました。
編成ごとに色が違うという、JR特急として初めての試みがなされ、パンフレットでもそのカラフルなファミリーのカラーコンセプトを紹介するように誌面が大きく使われています。
E653系はグリーン席のないモノクラス構成なので普通車の紹介しか載っていませんが、「シートピッチも910mmとワイドになり、ゆったりとくつろげます」というとんでもないくだりで堂々と紹介されています。
「910mm」って485系と同じなのに、それを「ワイドになり」って・・・・「景品表示法」的にどうなの?(笑)
この新車の投入列車には新しく「フレッシュひたち」という愛称がつきました。
その後13年経った今でも「フレッシュひたち」で、よく鉄道ファンからは「いつまで「フレッシュ」なんだ?」と批判の的になってますけど、実は「乗る度に違う色の特急が来て、「フレッシュ」な気分で乗れる」という意味合いだということをご存知な方は少ないようで・・・・
■キハ283系 「スーパーおおぞら」
>>>拡大画像はコチラ<<<
ちょっと時系列が戻りますが、1997年3月に登場の「スーパーおおぞら」。
札幌-釧路の超長距離を3時間台で結んでしまうという、バケモノみたいなディーゼル特急。
「スーパー北斗」に続き、それまでどちらかというと空路が有利だった区間に殴り込みをかけて、利用者のシェアを空路からかっさらいました。
パンフレット誌面では、自慢の豪華グリーン席の多機能ぶりを大きく紹介。
ツインクルレディによる数々の車内サービスも紹介しています。
その後の増備車両では若干の手直しがされましたが、今に至るまで座席・サービスともにグレードダウンせずにきている点はスゴイと思います。
ここからは1998年登場の列車です。
■285系 「サンライズエクスプレス」
>>>拡大画像はコチラ<<<
583系以来の「寝台電車」が登場。
コンパクトにまとめた個室が主体の2階建て車両で、A個室やシャワー室も完備している点から「このサンライズのような車両が作れるのだから、これからの寝台特急は安泰だ」とわずかでも夢見たファンは少なかったと思います。
パンフレットは見開きいっぱいに多彩な個室や共用設備を紹介。
柔らかな照明に木目調の美しいインテリアは写真からも充分に雰囲気が伝わってきて、それまで改造車ばかりだった豪華寝台特急は、今の技術で作るとこうも素晴らしいものになるのかと思いました。
「数年後にはきっと「サンライズ富士」「サンライズ日本海」なんかが走っているんだろう」と想像したものですが・・・
--JRグループのできごと(1997)--
・JR北海道はキハ183系列の「HET」化を完了
・寝台特急「あけぼの」を廃止、寝台特急「鳥海」を新たに「あけぼの」に改称
・北越急行開業 特急「はくたか」登場
・283系が130Km/h運転を開始 愛称を「オーシャンアロー」に単純化
・日豊特急の愛称を整理 大分止まりを「ソニック」、宮崎直通を「にちりん」に変更
・「カートレイン北海道」をこの年の運行を最後に廃止
・JR東日本は新幹線愛称を整理 「とき」「あおば」の愛称を廃止
・11月のダイヤ改正で500系のぞみ東京乗り入れ開始 早朝便の「名古屋通過」を解消
・寝台特急「富士」を大分止まり、「はやぶさ」を熊本止まりに。食堂車が編成から離脱
--JRグループのできごと(1998)--
・東海道新幹線「ひかり」から0系運用が消滅 全て「こだま」運用に
・3月31日限りで周遊券制度を廃止
・京浜東北線の209系化が完了、103系は同線から完全撤退
・「しまんと」「うずしお」でN2000形がデビュー
・「MOTOトレイン八甲田」をこの年の運行を最後に廃止
・「日本海モトとレール」をこの年の運行を最後に廃止
・NHKドラマ「すずらん」のロケ撮影で真岡鉄道C12蒸気機関車が北海道まで遠征
・勝田区485系ボンネット編成に国鉄色が復活
・485系「ひたち」廃止に伴い、上野口特急から485系が消滅
■500系 「のぞみ」
>>>拡大画像はコチラ<<<
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今では桧舞台の「のぞみ」から撤退してしまいましたが、今でもきっと一番人気の新幹線ではないでしょうか。
ここでご紹介したパンフレットは、中国の上海へ留学在学中に入手しました。
上海市内で「国際高速鉄路展覧会」みたいなイベントがあったので見に行ったのですが、日本は「JRグループ」としてブース展開していて、そこでこの500系の公式カタログを貰いました。
パンフレットの中は外観から内装・機器・スペックに至るまで細かく、そしてかっこいい写真が次々と押し寄せてくるかのような誌面構成で、ヨーロッパブースで配っていた高速列車のものと比べてもダントツの出来栄えでした。
この「国際高速鉄路展覧会」でもらったパンフレット類は、また別の機会にご紹介したいと思います。
■E3系 秋田新幹線「こまち」
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>>>登場当時の時刻表はコチラ<<<
2例目の新在直通の秋田新幹線「こまち」が3月に開業。
前回の400系とは違い、先行車と量産車では大きく顔のデザインが変わったのがよく分かるパンフレット表紙。
見開きの誌面では車内の写真がいろいろと出ていますが、2+2になったグリーン席は、その下に載っている指定席車の写真と見比べてもあんまり区別がつかないような・・・
登場当時は5両編成だったんですね。まさに「ミニ」新幹線(笑)
■E2系 長野新幹線「あさま」
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E2系新幹線は、東北新幹線用のJ編成が「こまち」デビューと同時に「こまち」併結の「やまびこ」でデビューしていましたが、本格的な活躍というのはこの「長野新幹線あさま」でのデビューからというイメージが強いですね。
特急「あさま」廃止と信越本線分断による碓氷峠フィーバーもまだ記憶に新しいところ。
でも、もう13年も前のことなんですねぇ。
中国から帰ってきて初めて新幹線「あさま」に乗った時、これまではせいぜい上野から高崎に着く位の所要時間で、東京から終点の長野まで辿り着けてしまうその速さに改めて「新幹線ってスゲエ!」と感じました。
ところでこのパンフレット、なんかヘンだと思いませんか?
「新幹線「あさま」長野へ。」
普通だったら、「○○新幹線「あさま」」とか書きますよね。
現に、この上でも「秋田新幹線「こまち」3月22日登場」って書かれてます。
本来なら「北陸新幹線」になるんでしょうけど、長野までの暫定開業みたいな感じだし、でも「長野新幹線」って言い切ってしまうのは「北陸新幹線計画」に乗っているカタチの路線なのでJR東日本には躊躇われたんでしょう。
結局「長野行き新幹線」という苦肉の愛称も定着せず、すっかり「長野新幹線」になりました。
この年は、「新幹線イヤー」と呼ばれるほどたくさんの新幹線車両が登場しました。
登場告知パンフレットは持っていないのですが、年末にはE4系「Max」も登場しています。
■E653系 「フレッシュひたち」
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1989年に651系「スーパーひたち」がデビューして以来、651系と485系のコンビで活躍を続けてきた常磐特急に、ついに485系を駆逐すべく新車が投入されました。
編成ごとに色が違うという、JR特急として初めての試みがなされ、パンフレットでもそのカラフルなファミリーのカラーコンセプトを紹介するように誌面が大きく使われています。
E653系はグリーン席のないモノクラス構成なので普通車の紹介しか載っていませんが、「シートピッチも910mmとワイドになり、ゆったりとくつろげます」というとんでもないくだりで堂々と紹介されています。
「910mm」って485系と同じなのに、それを「ワイドになり」って・・・・「景品表示法」的にどうなの?(笑)
この新車の投入列車には新しく「フレッシュひたち」という愛称がつきました。
その後13年経った今でも「フレッシュひたち」で、よく鉄道ファンからは「いつまで「フレッシュ」なんだ?」と批判の的になってますけど、実は「乗る度に違う色の特急が来て、「フレッシュ」な気分で乗れる」という意味合いだということをご存知な方は少ないようで・・・・
■キハ283系 「スーパーおおぞら」
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ちょっと時系列が戻りますが、1997年3月に登場の「スーパーおおぞら」。
札幌-釧路の超長距離を3時間台で結んでしまうという、バケモノみたいなディーゼル特急。
「スーパー北斗」に続き、それまでどちらかというと空路が有利だった区間に殴り込みをかけて、利用者のシェアを空路からかっさらいました。
パンフレット誌面では、自慢の豪華グリーン席の多機能ぶりを大きく紹介。
ツインクルレディによる数々の車内サービスも紹介しています。
その後の増備車両では若干の手直しがされましたが、今に至るまで座席・サービスともにグレードダウンせずにきている点はスゴイと思います。
ここからは1998年登場の列車です。
■285系 「サンライズエクスプレス」
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583系以来の「寝台電車」が登場。
コンパクトにまとめた個室が主体の2階建て車両で、A個室やシャワー室も完備している点から「このサンライズのような車両が作れるのだから、これからの寝台特急は安泰だ」とわずかでも夢見たファンは少なかったと思います。
パンフレットは見開きいっぱいに多彩な個室や共用設備を紹介。
柔らかな照明に木目調の美しいインテリアは写真からも充分に雰囲気が伝わってきて、それまで改造車ばかりだった豪華寝台特急は、今の技術で作るとこうも素晴らしいものになるのかと思いました。
「数年後にはきっと「サンライズ富士」「サンライズ日本海」なんかが走っているんだろう」と想像したものですが・・・
--JRグループのできごと(1997)--
・JR北海道はキハ183系列の「HET」化を完了
・寝台特急「あけぼの」を廃止、寝台特急「鳥海」を新たに「あけぼの」に改称
・北越急行開業 特急「はくたか」登場
・283系が130Km/h運転を開始 愛称を「オーシャンアロー」に単純化
・日豊特急の愛称を整理 大分止まりを「ソニック」、宮崎直通を「にちりん」に変更
・「カートレイン北海道」をこの年の運行を最後に廃止
・JR東日本は新幹線愛称を整理 「とき」「あおば」の愛称を廃止
・11月のダイヤ改正で500系のぞみ東京乗り入れ開始 早朝便の「名古屋通過」を解消
・寝台特急「富士」を大分止まり、「はやぶさ」を熊本止まりに。食堂車が編成から離脱
--JRグループのできごと(1998)--
・東海道新幹線「ひかり」から0系運用が消滅 全て「こだま」運用に
・3月31日限りで周遊券制度を廃止
・京浜東北線の209系化が完了、103系は同線から完全撤退
・「しまんと」「うずしお」でN2000形がデビュー
・「MOTOトレイン八甲田」をこの年の運行を最後に廃止
・「日本海モトとレール」をこの年の運行を最後に廃止
・NHKドラマ「すずらん」のロケ撮影で真岡鉄道C12蒸気機関車が北海道まで遠征
・勝田区485系ボンネット編成に国鉄色が復活
・485系「ひたち」廃止に伴い、上野口特急から485系が消滅
先日出かけた際に、ちょっと羽田空港に寄ってきました。
たぶん、これが今年最後の「羽田詣で」になるかも。
40分ほどの時間しかいられませんでしたが、いろいろ撮れました。
まず一発目に、いきなりポケモンジェット。
ポケモンジェットの着陸に続いて、エアドゥのB737-500が離陸。
・・・ADOとANAのハイブリッド塗装?(笑)
垂直尾翼のラダー部分がANA塗装。
ANAカラーからADOカラーへの変身途中? それとも急遽ANA機のラダーを取り付けたのか?!
機首先端のレドームも下半分がグレーに塗られたANAカラー。
トリトンスキームのANAジャンボの離陸も見られました。
やっぱジャンボは迫力あるわー。
貫禄あるの姿にはやっぱり安心感を覚えますね。
数年後には全機引退となってしまうのが、本当に惜しいです・・・
羽田に来る度に、いつも縁がないモヒカンジェット。
展望デッキに来てもいなかったり、デッキに着いた目の前で飛び去って行ったり・・・
運良くやって来ても、デッキから遠く離れたスポットに入ってしまったり・・・
今日は目の前で見られました!
なんかこの画像だけ見ると、モヒカン時代からトリトン時代への移行期みたい。
この日のモヒカン君はしばらくスポット内に居留まってくれていたので、いっぱい撮れました。
顔のアップだけ見ると、B727にもトライスターにも見える・・?
正面から見ると、まさに「モヒカン」。ちょっと面白い顔つきです。
今回は1995年と1996年をまとめて。
■883系「ソニックにちりん」
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3月から暫定的に一部の「にちりん」に投入されて運転を開始した883系「sonic883」。
4月20日のダイヤ改正で、883系が充当される列車は「ソニックにちりん」という愛称が附され、正式な定期運行が開始されました。
787系「つばめ」をベースに、さらに派手に賑やかにしたような煌びやかな車内が話題となりましたが、パンフレットでも車内インテリアを余すところなく、写真をいっぱい使って紹介しています。
パンフレットも、車両のデザインと統一されたイメージで作成されていて、表紙に「ソニック」となくてもきっと普通の利用者にも「ソニック号を紹介したものだ」と分かりそうですね。
現在は833系はリニューアルされて、特に客室はだいぶ落ち着いた雰囲気に変わりました。
■681系 「スーパー雷鳥(サンダーバード)」
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今や北陸線特急のほとんどをカバーしている「サンダーバード」。
登場当時はわずか「8往復」で、愛称も“スーパー雷鳥系統の新型車”ということで「スーパー雷鳥(サンダーバード)」という、えらく長ったらしいものでした。
パンフレットの中身は、せっかくの待望の新型特急なのに車内の紹介は小さめ。
見開きに「雷鳥」系統の時刻表を大きく載せています。
表紙を見ると、デビュー記念に「サンダーバード」の愛称に引っかけて、人形劇「サンダーバード」のグッズが貰えるキャンペーンとかやっていたみたいです。
ここから1996年に登場した列車です。
■283系 「スーパーくろしお(オーシャンアロー)」
すいません。新車登場告知のパンフレットは持ってませんでしたが、デビュー10周年記念のカードを持っていたのでお茶を濁してます。
1996年7月31日の夏休みシーズンにデビュー。
見るからに「イルカ」がイメージできる前頭部、これは驚きでした。
そして、「スーパー雷鳥(サンダーバード)」に続いて、「スーパーくろしお(オーシャンアロー)」というこれまた長~い愛称にもビックリ(笑)
数年後にはあっけなく、ただの「オーシャンアロー」に改称されてますけどね。
■383系 「(ワイドビュー)しなの」
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あら、また( )付きの愛称ですね。
383系は1995年春から臨時「しなの」で営業運転を開始。
1996年末のダイヤ改正で、一気に定期「しなの」を381系から383系に置き換えてしまいました。
パンフレットでは新車への期待感を煽る写真がいっぱいに使われています。
自慢の振り子機能についても、絵入りで解説が載っていますね。
ちなみに1995年・1996年はこんなことがありました。
--JRグループのできごと(1995)--
・185系200番台に「フルフル」編成が登場。シュプール号でデビュー
・東京駅中央線ホームの重層化が完成
・キハ281系「スーパー北斗」がローレル賞を受賞
・「C62ニセコ」が運転を終了
・キハ283系試作車が試験走行を開始
・身延線に373系特急「ふじかわ」が登場
・「にちりん」にリニューアル783系投入開始
・「にちりん」系統を宮崎分離 宮崎-西鹿児島間に「きりしま」を新設
・JR九州の485系ボンネット車が全車定期運用を離脱
・東北新幹線に近距離列車「なすの」を新設
・山形新幹線400系「つばさ」を全編成、6両から7両に増強
・常磐線でE501系が運用開始
・京浜東北線209系に6ドア車両を組み込み開始
--JRグループのできごと(1996)--
・特急「はつかり」にリニューアル485系3000番台が登場
・165系急行「東海」が廃止、373系化の特急「東海」に
・同じく165系の大垣夜行が廃止、373系化の快速「ムーンライトながら」に
・豊橋-飯田間に特急「伊那路」を新設
・秋田新幹線工事のため田沢湖線を閉鎖 北上線に「秋田リレー号」を設定
・公募により、秋田新幹線の愛称を「こまち」に決定
・「つばめ」「ドリームつばめ」が全列車787系化
・五能線「ノスタルジックビュートレイン」が引退
・「300X」が当時の国内最高速443Km/hを記録
・「WIN500」が全ての試験走行プログラムを終了、引退
・883系がブルーリボン賞、383系がローレル賞を受賞
1994年です。
前回1993年はちょっとジミでしたが、今回1994年はけっこうパンチの効いたのが登場してきます。
■E1系新幹線 「Max」
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>>>登場当時の時刻表はコチラ<<<
日本初(世界初?)のオール二階建て新幹線「Max」が堂々のデビュー。
各車両とも1階席と2階席の2つの空間を持つことから、多彩な空間演出がなされました。
眺望の悪い1階席の指定席車の座席にはオーディオ装置が装備されたり、デッキにはお弁当やサンドイッチの自動販売機を設置したり。
しかーし! 鉄道趣味者に最も衝撃を与えたのは、2階自由席車の座席が非リクライニングシートの3+3配置となったことではなかったでしょうか。
パンフレットには、JR東日本の新型車両登場告知パンフにしては珍しく芸能人が大きく使われています。
キョンキョンは1990年からJR東日本のイメージキャラクターとしてたくさんのCMに出演していました。
宣伝媒体への出演は1994年までのだったようで、この「Max」への登場はCM登板として最後のほうだったみたいです。
E1系は、登場当時は編成数に予備がなかったため、東北新幹線に投入される列車は水曜日と木曜日が200系で運転される変則的な運用になっていました。
■キハ281系 「スーパー北斗」
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>>>登場当時の時刻表はコチラ<<<
1992年から試作車によって高速度運転の試験走行が続けられ、2年間という長い試験期間を経て成熟した技術を投入してついに晴れの日を迎えたキハ281系。
愛称は、この頃まだ流行であった「スーパー」を冠した「スーパー北斗」に。
自慢の振り子機能と強靭な走行機能を運行ダイヤに惜しみなく反映させ、函館-札幌間を最速2時間59分で駆け抜ける韋駄天走りを見せつけました。
当時は函館-札幌間の流動客シェアを空路と分かち合っていましたが、徐々にJR優位へと利用者を呼び込んだ立役者でもあり、鉄路が空路を凌駕した数少ないケースを作り上げました。
キハ281系の外観デザインは、現在のJR北海道の特急車両のベースとなり、「JR北海道の特急といえばこのスタイル」を確立させた形式でもありました。
しかし、新型車の製造はキハ283系へと移ったため、キハ281系はわずか27両という小所帯で製造を終了しています。
■281系 関空特急「はるか」
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偶然にもこの年、もう1つの「281」が登場しています。
関西空港の開港に伴い、JR西日本が登場させた新型特急が281系。
愛称は、空港アクセスやスピード感を強調したものではなく、旅への期待感を柔らかく表現した「はるか」。
「スーパー○○」「○○エクスプレス」などの英語愛称が乱発していた中で、日本語の美しさに改めて気がつかさせてくれた列車でもありました。
パンフレットには石坂浩二さんを起用。
知的でシンプルな中に静かな豪華さを持った特急であるイメージが伝わってきます。
もちろん、全ての説明・案内を英語でも記しています。
■485系ジョイフルトレイン 「宴」
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「シルフィード」「リゾートゆう」に続く、485系ジョイフルトレインの第3弾が「宴(うたげ)」。
景気が悪化の一途を辿っていながらも、この頃はまだジョイフルトレインの需要が旺盛であり、特に貸切発注元からはお座敷車両の要請が高かったことから、485系改造JTとしては初めてのお座敷電車となりました。
この「宴」はJR東日本でもかなり力を入れて製作したのか、一般の利用者には触れる機会が少ない車両なのに首都圏の多くの駅で登場告知パンフレットが大量に配布され、品川駅では誰でも見学可能なお披露目展示会まで催されました。(展示会では、同時にEF58-61牽引のサロンエクスプレス東京まで車内開放するという力の入れよう)
その後、JR東日本のお座敷車両はこの「宴」がベースとなり、老朽化したお座敷客車に替わって「華」「やまなみ」「せせらぎ」「ニューなのはな」が次々と登場しています。
ちなみに1994年はこんなことがありました。
--JRグループのできごと--
・E351系使用の「スーパーあずさ」を4往復設定
・横須賀・総武快速線にE217系投入開始
・常磐線「平」駅が「いわき」駅に改称
・寝台特急「みずほ」廃止 「あさかぜ」1・4号を臨時格下げ
・寝台特急「はくつる」は1往復に減 使用車両を583系から24系25形に変更
・0系「ひかり」の食堂車設定運用が1往復のみとなる
・寝台特急「つるぎ」を臨時格下げ
・「スーパーはくと」運転開始 「はまかぜ」は2往復に減便
・リニューアル381系使用の「スーパーやくも」を4往復設定
・787系・255系・209系・281系・新千歳空港駅がブルネル賞を受賞
・在来線高速試験車「TRY-Z」が登場
・「アルファ・コンチネンタルエクスプレス」が引退
・新津車両製作所が操業開始
・955形高速試験新幹線車両「300X」が登場
・「かもめ」に787系投入開始
・「ハウステンボス」に新塗装の485系を投入
・「有明」でリニューアル783系が運転開始→年内中に全列車783系化完了
・JR九州は自社内のジョイフルトレインを全廃
・大宮工場にて「新旧つばめの出会うとき」を開催。C62・EF58・EF55・787系が一堂に会す
・883系「sonic883」を報道公開、試運転を開始
・カートレイン九州・名古屋を廃止
--世の中のできごと--
・H-IIロケット1号機が種子島宇宙センターからの打ち上げに成功
・中華航空のエアバス機が名古屋空港で着陸に失敗。乗員乗客264人が死亡
・イギリス・フランス間の英仏海底トンネルが開通
・松本サリン事件が発生
・ジュリアナ東京が閉店
・大江健三郎氏がノーベル文学賞受賞
・恵比寿ガーデンプレイスがオープン
・「セガサターン」「プレイステーション」が発売
・映画「シンドラーのリスト」「平成狸合戦ぽんぽこ」がヒット
・ドラマ「家なき子」がヒット セリフ「同情するならカネをくれ」が流行語大賞に
・小室哲哉プロデュース楽曲がヒット。小室サウンドブームが始まる
・ホンダが「オデッセイ」を発売。ミニバンブームが到来。
次回は1995年。いまや中堅ベテラン勢となった新型特急が初々しく立て続けにデビュー!
今回は1993年です。
■255系「房総ビューエクスプレス」
>>>拡大画像はコチラ<<<
>>>登場当時の時刻表<<<
1993年7月、まだ「夏ダイヤ」のあった房総のサマーシーズン直前にデビュー。
青と黄色と白という鮮烈なカラーパターンを纏った新型特急は、キョンキョン(小泉今日子)に「本当は房総に行きたかった」とまで言わせました(TVCMでのオハナシ)。
この夏、多くの海水浴・レジャー客を房総へとカッさらったこの電車ですが、グリーン席がこれまでの651系・251系・400系などの3列から旧来の183系と同じ4列へとグレードダウンしたこと、また「ビュー」を名乗るわりに窓がそんなに大きくなかったことなどが災いして、鉄道ファンにはあまりいい印象を残せなかったようです。
■E351系 新型「あずさ」
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1993年の年末に登場。
JR東日本で初めての振り子機能を搭載した新型特急。
その振り子機能を試験的に使いながら営業運転に投入したので、この時点では「あずさ」号としてのデビューでした。
「スーパーあずさ」で振り子機能を存分に発揮しての高速運転が始まるのは、この1年後のことです。
このE351系は、JR東日本の新型車で初めて形式の頭に「E」を冠した車両です。
■787系 「にちりんシーガイア」「ドリームにちりん」
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前年デビューの787系「つばめ」型車両が、ついに日豊本線の「にちりん」へも投入。
宮崎県の第三セクターリゾート「フェニックス・シーガイア」へのアクセスを担う恰好で、「にちりんシーガイア」なる新しい名前の特急に投入されました。
特急「つばめ」同様に、グリーン車サービスやビュッフェ営業などの「つばめ」仕様のフルサービスが行われています。
またこの時、夜行急行の「かいもん」「日南」が廃止され、新たに787系による夜行特急「ドリームつばめ」「ドリームにちりん」もデビューしました。
ちなみに1992年はこんなことがありました。
--JRグループのできごと--
・夜行急行「まりも」を、寝台車組込の夜行ディーゼル特急「おおぞら」に格上げ
・夜行急行「能登」を14系客車から489系電車に車種変更
・夜行急行「妙高」廃止
・300系「のぞみ」が1時間ヘッド運転に。同時に博多乗り入れも開始
・高松-伊予市間の電化が完成。8000系特急大量投入。「いしづち」は全列車8000系化
・九州行き寝台特急の食堂車営業が全廃
・DF200-901が北海道で営業運転を開始
・特急「北斗」にキハ183系HETリニューアル車を投入開始
・京浜東北線・南武線に209系がデビュー
・夜行急行「津軽」を485系電車から583系電車に車種変更
・快速「みえ」にキハ75形を投入
・山陰本線園部-福知山間電化工事開始。「出雲1号」が山陽・伯備線へ迂回開始
・JT「わくわく団らん」「ゆうゆうサロン岡山」がリニューアル
・JR四国でキハ181系が最終運転、全車引退
・787系がブルーリボン賞受賞 300系新幹線・EF200形機関車がローレル賞受賞
・「STAR21」が12月21日0:01に時速425Km/hをレコード
・寝台特急「ゆうづる」を臨時格下げ、寝台特急「はくつる」を2往復化
・夜行急行「八甲田」「津軽」を臨時格下げ
・寝台特急「出羽」は寝台特急「鳥海」への吸収統合で廃止
・特急「はつかり」は全列車485系化 583系は臨時運用のみとなる
・特急「あいづ」を廃止 郡山発着のシャトル特急「ビバあいづ」が登場
--世の中のできごと--
・アメリカ合衆国でクリントン大統領が就任
・曙が外国人力士として初めて横綱に昇進
・福岡ドームが完成
・東京ディズニーランドが開園10周年
・Jリーグが開幕
・皇太子徳仁親王と小和田雅子様がご成婚
・千葉県船橋市に「ららぽーとスキードーム SSAWS」が開業
・「横浜ランドマークタワー」がオープン
・「レインボーブリッジ」が開通
・羽田空港に新ターミナル(ビッグバード)が供用開始
・9月にアナウンサーの逸見政孝氏がガンを公表、12月に死去
次回は1994年。あの“大物”がデビューです!
ちょいと間が空きましたが、続きです。
新国際線ターミナルから第1ターミナルへ移動。
こちらのお弁当の購入して、ちょっと遅めですが昼ごはんにしました。
日本航空が発売したB747-400引退記念の「ジャンボ海老天重」と「ジャンボ4発太巻き」。
「ジャンボ4発太巻き」はこんな感じ。
エビフライ巻きとサラダ巻きが4個。
ジャンボの両翼に並ぶ4つのエンジンをモチーフにした太巻きだそうです。
おまけでB747-400のブックマーカーがついてきました。
「ジャンボ海老天重」は、帰りの電車の中で晩御飯に食べました。
中はこんな感じ。
けっこうデカい海老天が2つ、ドドーン!と乗ってます。
もちろん「ジャンボ」をイメージしての海老天ですが、海老の尻尾が赤いのがジャンボの垂直尾翼に見立てたイメージでもあるらしいです(笑)
こちらのお弁当のおまけは「歴代塗装ジャンボステッカー」。
ステッカーは4種類あるそうですが、けっこうレア?な「貨物専用ジャンボ」のシールが入ってました。
海苔にもジャンボのプリント(笑)
さて、腹ごしらえも済んで第2ターミナルへ移動。
これまでのターミナルの南側に建物が増築され、今までの2倍弱くらいの大きさになりました。
エリートステータスのお客用にこんな設備も充実してます。
今日のお目当ては、屋上の展望デッキ。
建物の増築部分にも展望デッキが作られました。
北側と南側を合わせると、かなりの長さの展望デッキとなりました。
増築部分の展望デッキは、金網ではなくワイヤーが張られています。
セントレアと同じ作りで、ワイヤーは簡単にたわむので望遠レンズが使いやすいです。
これまでははるか遠くにか見る事ができなかった南ピアが間近に見えます。
そして、新しい展望デッキはやっぱりこの眺めが新鮮!
新設のD滑走路と、そこへとつながる誘導路・誘導橋が見えます。
写真のように2機の飛行機が仲良く並んでD滑走路へと向かうシーンも頻繁に見られます。
D滑走路ができたことで、旅客機をさばく回数にかなり余裕ができた事がうかがえます。
D滑走路を離陸する旅客機。ちょうど中国東方航空の上海万博塗装機が飛んでいきました。
展望デッキからD滑走路までは、かなりの距離があります。
画像は300mmレンズで撮影した画像をトリミングしているので、実際には400mm~のレンズが必要かも。
そして、こんな光景も新しい展望デッキができたおかげで楽しめるようになりました。
C滑走路を34Rへ着陸してくる旅客機がかなーりよく見えます。
驚いたのですが、A滑走路とC滑走路を平行に同時着陸に使うことも多く、そうすると2タミ側にあるC滑走路側には主にANAの飛行機が飛んできます。まだまだ国内線用のB747-400が活躍中のANAなので、ジャンボが飛来してくる時には、はるか遠くから目の前で着陸するまでの光景が障害物で途切れることなく見て取れるので、けっこう大興奮です。
ジャンボとスカイツリー。
新しい展望デッキから見たA滑走路側。
JAL格納庫と駐車場ビルのわずかな隙間から一瞬をうまく捕らえられれば、こんな感じに。
さらに、空港南側のJ2・J3誘導路を行く飛行機が撮れるのも新しい展望デッキのいいところ。
手前のJ3誘導路を行く飛行機を撮る場合、照明や旧国際線ターミナルの建物が若干ウルさいですが、奥のJ2誘導路の時はこれらの障害物が機体に掛からずになんとかクリアできます。
浜松町でこんなモノレールが撮れました。
新国際線ターミナルビル駅開業記念の「花電車」。