村田製作所、新興の事業案を募集 部品・知財支援で新規事業創出

村田製作所は29日、スタートアップや大学から事業案を募るプログラムの説明会を開いた。選考を通過した企業には村田製作所の電子部品を提供したり、知的財産の調査を支援したりする。ハードウエアのアイデアの応募を見込み、スタートアップや大学との協業を通じて新規事業の創出につなげる。
事業案を募るプログラム「KUMIHIMO Tech Camp with Murata」は2021年にプレ開催を始め、今年で5回目。3月13日までスタートアップや大学から事業案を募る。書類やプレゼンテーションで選考し、7月に受賞企業を発表する。
選考を通過した企業や大学には村田製作所の高性能な電子部品を試作向けに提供する。知的財産の担当者が事業案を分析し特許戦略を助言するほか、協業も検討し、量産体制の構築も支援する。最優秀賞には100万円、優秀賞には50万円の賞金を用意する。
説明会に登壇した村田製作所の岩坪浩副社長は「ハードウエアにこだわって、他社にまねできない製品をスタートアップや大学とともに作りたい」と話した。村田製作所は稼ぎ頭が積層セラミックコンデンサーに偏る事業構造を変えるために、医療や環境などの領域で新規事業の育成を急いでいる。
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