日本生命、万博に3万人を無料招待 大阪市内の子どもら

日本生命保険は2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に大阪市内の子どもら約3万人を無料で招待する。日本生命は大阪府・市が運営する「大阪ヘルスケアパビリオン」に出展するほか、PRイベントの開催など万博関連の取り組みを相次いで打ち出している。チケットの配布でさらなる機運醸成を後押しする。
大阪市内の子ども最大1万人、大阪以外の関西1府4県の子ども約7000人、大阪府内や近郊の医療関係の学生約6300人と府内の障害福祉施設の入居者や介助者約3300人の招待を予定する。ニッセイ文化振興財団や日本生命病院など、関連団体と連携して招待者を決める。
日本生命は大阪ヘルスケアパビリオンにバーチャル空間で楽しむ「人生ゲーム」を出展する。自社の野球部や卓球部のユニホームなどに万博のロゴを印字し、入社式には万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も呼んだ。広報担当者は「本店を置く大阪で開催される万博への協力は惜しまず、開幕まで可能な限り盛り上げたい」と話している。