福岡伸一さん、70年万博「いばるな人間」の理念胸に
新話深談
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作家で生物学者の福岡伸一さん(64)は、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の「シグネチャーパビリオン」を手掛けるプロデューサーの一人だ。万博を通じ「生命とは何か、という問いに真っ向勝負で答えたい」と語る。原点は、少年時代に訪れた1970年大阪万博にあった。
大阪府北部の千里丘陵にあった70年万博の会場を訪れたのは10歳のとき。あまり人間の友達がいなくて、昆虫などに興味がある内向的な少年だった...
関西2府4県(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)に縁のある人物インタビュー。柔らかく、時には鋭く迫ります。