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イオン、PB半数の小型スーパー実験店 商品開発に活用

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イオンは29日、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」の構成比を50%程度まで高めた小型スーパーを横浜市に開業する。周辺に若者や若い家族層が多い立地で、顧客の購買状況を分析してPB開発に生かす狙いだ。実験店との位置付けで、現時点では多店舗展開する計画はないという。物価高で生活必需品の価格に敏感な消費者の嗜好を捉える拠点にする。

実験店は横浜市営地下鉄の最寄り駅から徒歩1分程度の好立地に、イオンの都市向け小型スーパー「まいばすけっと」として開業する。もともとあった店を改装し、売り場面積は約280平方メートル。店内の3300品目のうち、半分にあたる約1600品目をPB「トップバリュ」シリーズにした。20〜30代の若者や家族層を照準に、スパイスをきかせたクラフトコーラなどのノンアルコール飲料「クラフテル」やチョコを混ぜたナッツ菓子などをそろえた。

入り口にはトップバリュの新商品を並べる特設コーナーを設置。冷蔵コーナーには、電子レンジで温めてすぐに食べられるスープなどのチルド食品を通常の2倍そろえた。冷凍野菜などの冷凍食品も同様に倍増させた。イオンによるとPBの構成比は他のまいばすけっとに比べて倍になるという。

実験店はPBの新商品をいち早く並べて、顧客の反応を即座に見られるようにし、販売動向を検証してPBの開発に生かす。イオン傘下で小型スーパーを運営するまいばすけっと(千葉市)の岩下欽哉社長は「節約志向が高まりPBが注目されている。より安く商品を届けると同時に顧客の声を集めていきたい」と話した。

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