中国「凌頂能源」、大型の円筒形電池を量産 eVTOL向け
米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は2020年9月、従来型に比べエネルギー密度が5倍で、製造コストが14%少ない最先端の円筒形電池「4680」を生産する計画を発表した。この電池を搭載する電気自動車(EV)は航続距離が16%伸びるという説明だ。この4680電池は、サイズが従来の「18650」より二回り大きいため、大型円筒形電池とも呼ばれている。
テスラが4680電池の生産計画を発表...
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